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共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

大山詣 Part 1 #大山阿夫利神社

2017年11月25日 23時40分15秒 | 神社仏閣
今日は正に、これを冬晴れと呼ばずして何とすると言わんばかりの快晴に恵まれました。空には一点の雲も無く、空は仰ぐ何処までも高い…こんな『秋の日』がもう少しあればなぁ…と、贅沢なことをつい考えてしまいがちになります。

折角ここまで天候に恵まれたのだから、これは紅葉狩に出かけなければ一生の不覚!とばかりに、今日は大山詣に出かけることにしました。

伊勢原駅から大山ケーブル駅まで直行バスに揺られること20分余りで、大山詣の入り口に当たる『こま参道』に到着します。ここから、健脚な方なら15分くらいとされる急斜面の階段が、ケーブルカーの駅まで延々と続きます。私もなるべくサッサと歩いた…つもりだったのですが、トレッキングシューズではなく普通の街歩き用の靴で来てしまったため、ヒィコラ言いながら何とかかんとか登ったという体たらく…_| ̄|○。

30分待ちでケーブルカーに乗って、先ずは終点の大山阿夫利神社まで一気に向かうことにしました。下界の紅葉ぶりから想像して来てみたのですが、これが大正解!鳥居へ向かう階段の両側に植えられた楓や銀杏が、御覧のように赤や黄色に色づいていました。

階段を登った先の拝殿の前には



色とりどりの菊の花の鉢植えが飾られていて、紅葉に一層の彩りを添えていました。

銘水巡りをして御朱印を頂いてから、階段を降りて最初の写真を撮った広場のところまで戻りました。その広場には茶屋が建ち並んでいるのですが、久しぶりにきてみたら一軒だけリニューアルして



見た目もお洒落なカフェになっていました。メニューにも大山銘水で淹れたコーヒーや大山豆腐を使ったパンケーキといったラインナップが並んでいて大変興味深かった…のですが、店内が満席だったことや、この蹟お寺にも行くことを考慮して、今回はパスしました…。

さて、ここから再びケーブルカーに乗車して、中間地点にある大山寺を目指します。
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大山詣 Part 2 #大山寺

2017年11月25日 23時25分18秒 | 神社仏閣
大山阿夫利神社からケーブルカーに乗って、中間地点の大山寺駅で下車しました。

本堂に近づくにつれて、堂内で執り行われている護摩業の読経と打ち鳴らす太鼓の音が響いてくる中、本堂前にある石段の前に向かいました。その光景は御覧の通りです。今年は寒暖差が大きかったこともあって、どうやら紅葉の当たり年だったようです。

こちらのお寺の本堂正面の石段にはズラリと楓の木が並んでいて、新嘗祭を過ぎたこの時期になると、燃えるように真っ赤な紅葉のトンネルが出現します。本堂まで登ってから見下ろすと



こうした壮観な眺めが楽しめます。

また、大山寺の裏手から向かい側の尾根につながる山道からこのお寺を遠望できるのですが、そこから見ると



このような圧巻の眺めを堪能出来ます。ここからの眺めは伊勢原市観光協会が発行しているパンフレットやカレンダーにも載せられているのですが、この山道の存在があまり詳らかでないためか、いつ行っても誰もいません。なので、他人を気にせず撮影し放題です。

あらかた撮影を済ませてから境内に戻り、本堂に入堂しました。こちらでも御朱印を頂いてから、特別開帳されている秘仏本尊の鐡不動明王を拝観しました。鎌倉時代作と伝わるこちらの御像は鉄で鋳られた珍しいもので、黒光りする御身に嵌められた玉眼に睨まれると身の竦む思いがします。

本堂を出てみると、決して広いとは言えない境内のあちこちに植えられた楓が真っ赤に色づいていて



参拝客が盛んに歓声を上げながら写真撮影に勤しんでいました。

明日26日までは大山阿夫利神社共々20時まで紅葉のライトアップが行われることになっていますが、だいぶ冷え込んできたのと十分に紅葉狩を堪能出来たのとで、今回はまだ日のあるうちに下山しました。

ライトアップは明日までですが、天候さえ荒れなければ来週末くらいまで紅葉が楽しめるかも知れません。もし興味をお持ちになられた方は、この燃えるような紅葉を御覧にお出かけになってみては如何でしょうか。
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