リゴレットの初日が終わりました。
何となく始まって何となく終わった感じの。
でも中は中で色々とありまして、表現に詰まるというか、難しい本番でした。
歌手の皆さんは確かに持ち味を出して素晴らしい声を聞かせてはくれました。
テクニックも声も素晴らしい、表現も凄い。
特に公爵役のテノールは奇跡のようなハイDを見事に聞かせてくれて、それも悲鳴では無くきちんとした声として歌として聞かせてくれるという離れ業。
こんな声を聞けるのは滅多にない事で、それは幸せな事ではあるのです。
でもこの役は決して向いているとは思えない。
軽い声で軽薄な役をこなしてくれています、でも本領はもっと軽い声の役のはず。
ベッリーニあたりが凄いそうです、本領発揮を見てみたいものです。
しかし演奏している自分が言うのもなんですが、面白くないのです。
ヴェルディをやっている気分がしない。
全体的に暗く思い場面が続くオペラなのですが、その中で公爵の軽さが引き立つはずなんです。
でもメリハリの無い音楽になってしまってどうもヴェルディにならない。
ずっと同じトーンなんです。
これはちょっと辛いのですが致し方ありません。
オケで勝手にやってしまう訳にもいかないし。
歯痒い所ですねえ。
何となく始まって何となく終わった感じの。
でも中は中で色々とありまして、表現に詰まるというか、難しい本番でした。
歌手の皆さんは確かに持ち味を出して素晴らしい声を聞かせてはくれました。
テクニックも声も素晴らしい、表現も凄い。
特に公爵役のテノールは奇跡のようなハイDを見事に聞かせてくれて、それも悲鳴では無くきちんとした声として歌として聞かせてくれるという離れ業。
こんな声を聞けるのは滅多にない事で、それは幸せな事ではあるのです。
でもこの役は決して向いているとは思えない。
軽い声で軽薄な役をこなしてくれています、でも本領はもっと軽い声の役のはず。
ベッリーニあたりが凄いそうです、本領発揮を見てみたいものです。
しかし演奏している自分が言うのもなんですが、面白くないのです。
ヴェルディをやっている気分がしない。
全体的に暗く思い場面が続くオペラなのですが、その中で公爵の軽さが引き立つはずなんです。
でもメリハリの無い音楽になってしまってどうもヴェルディにならない。
ずっと同じトーンなんです。
これはちょっと辛いのですが致し方ありません。
オケで勝手にやってしまう訳にもいかないし。
歯痒い所ですねえ。