珍しいかもしれない

今日はサントリーホールである企業の創立120年記念演奏会。
一般向けにチケットを販売したわけではありませんのでホールのカレンダーにも詳しい事は記載されていないという、ちょっと秘密めいた香りも漂う演奏会。
何て言うのは半分は冗談ですが全てがご招待というお客様は皆さんきちんとドレスアップされていて何時もとはちょっと違った雰囲気。

今日のメインの曲は「新世界から」でしたが、この曲をここサントリーホールで演奏するのはちょっと珍しい事です。
他のオーケストラは演奏しているかもしれませんが、我々東フィルはサントリーホールでは定期がほとんど。
稀に依頼コンサートがありますがオペラアリアだったり、つまりこの曲をこのホールで演奏したという記憶が無いのです。
この頃すっかり記憶力が減退してしまって昨日のこともおぼつかない（？）事もあるので正確ではありませんが。
やっぱりサントリーホールで新世界はあまりやった覚えが。

新世界という曲は演奏頻度の高い曲です。
おそらく運命の次ぐらいに多いはず。
でも、なんと言うか定期のプログラムには載りにくい曲ですね。
正確にいえば定期でもやった事はあるんです。

私の東フィル定期デビューは1984年12月の定期演奏会、場所は東京文化会館で曲は新世界がメインだったのです。
その後グッと最近になって岩城先生でやりましたね。
その２回くらいしか記憶にないなあ。
アレ？「アヌ・タリ」さんの指揮で演奏したけど定期だったかな？
ああ、記憶が・・・・。