RFアナライザを使ってスローパーの調整をしようとしてうまくいかない課題はさておき、解決策を待って時間を浪費するのももったいないので、現実的かつレガシーなSWR計での調整を行うことにしました。

何度も何度もタワー下とシャックを往復するのはシンドイので、移動局リグを外へ出して行いました。これなら、横でチョイチョイ切ったり伸ばしたりしながら計測できるので便利です。
160mから調整を始めました。この周波数はエレメント長の長さのみで共振点を探します。最初はハムバンド内に共振点がなく適当に長さを変えながら、まずはリグが送信できる周波数帯へ追い込むのですが、長さ変化と周波数変化の関係が中々つかめず、たいへん時間がかかってしまいました。
取り合えず共振周波数を1909.0KHz付近にできましたがSWRは今ひとつ(下写真)です。ここから先はスローパー角での調整にすることにし、まずは良しとします。
続いて3.5ですが、短縮につき75mと80m両方いっぺんには無理なので、まずは75mに合わせることにしました。今度はヒゲのカットで調整です。末端での調整ではないためタワーの途中まで都度よじ登らなければなりません。
なんとか3798.0KHz付近で共振させることができました。SWRも下がっています(下写真)。
子供たちからお声がかかったのと、雨がポツポツ来そうなので、今日はここまで。
75mでどっかできるかな?