JJ2CJB weBLOG

also W1CJB, V63CB (ex. 9M6/JJ2CJB, XV2CJB, AC2AI, V63CJB)

Pohnpei 2023 start

2023年10月26日 06時52分25秒 | 海外運用

久しぶりの海外遠征だ。

これからも海外からの運用を楽しむために、まずは再開できることを喜びたい。

まずは中部国際からグアム、金曜日昼過ぎにはミクロネシアのポナペに到着する予定です。

沢山の方から呼んでいただけますよう、各局お願いします。

そして思いっきり楽しんでこようと思います。

 

こちらからは5927を送りますので、日本からは5925です。

ビギナーで不慣れな方も意識的にピックアップしようと思います。

クラスターに上げていただくのは大いに歓迎します。


ではコンテストでお会いしましょう。

コメント (4)

青空ではないかも

2023年10月25日 00時00分11秒 | 海外運用

ポナペの天気予報を見た感じだと、カラっと快晴の青空ではないかも。

海外の、特に島嶼の天気予報はあまりアテにはならないとはいうものの、だ。

雨は余程激しくない限り大問題にはならないが、風が強いのだけはとても困る。

 

ZD9WではDX COMMANDERが破損した様だが、そうならないことを祈る。

こればかりは神頼みしかない。

コメント (3)

課長 島耕作のアメリカンラガー

2023年10月24日 00時00分15秒 | Beer

岩手のヘリオス酒造からアメリカンアンバーラガー

課長 島耕作のアメリカンラガー

店頭で見つけて、ウケ狙いのキワモノの可能性もあるので1本だけ。

 

いやはや驚いた、なかなか美味いじゃないか。

名前の通りアンバーな色合いで、私の大好きなカラメルモルトでいい感じの焦がし香。

ほんのり甘みとコク深く、たいへん美味しい。

 

マンガ提携のキワものなんてとんでもない。

これは美味い奴だ。

しかし、今見ると島耕作のサラリーマン姿に時代を感じる。

コメント

2. POHNPEI 2023 - 遠征先をPOHNPEIに決めるまで

2023年10月23日 00時00分02秒 | 海外運用

<いくぜポナペ>

 今回遠征で向かうのはミクロネシア連邦のポナペです。ミクロネシア連邦は西からヤップ州、チューク州
ポンペイ州、コスラエ州の4州からなり、その首都がポンペイにあります。ポンペイともポナペとも呼ばれ
独立前からの古い方はポナペと呼ぶ人が多い様です。ちなみに"石積み(Pehi)の上に(Pohn)"という意味だそう。

 2023年の春に池澤夏樹の大人向け童話「南の島のティオ」を読みました。年初の計画にある通り年間100冊以上の
本を読むことをしていますが、池澤夏樹氏は好きな作家のひとりです。この「南の島のティオ」で登場する名詞は空想の
ものに置き換えられていますがポナペの話であることは明白で、チュークへ行ったことのある自分は心弾ませて
読むことが出来ました。丁度それと同じころにチュークのかつてお世話になった方に連絡し、秋に行く打診をした
のでした。

 ところが、秋のチューク行きは難しいと現地から返事が来てしまいました。Blue Lagoon Resortが滞在先の候補ですが
イベントで既に満室であると。後日判りましたが丁度同じ日に横浜DXクラブ50周年記念の運用が行われるので、気を
利かせて私のリクエストをやんわりと弾いてくれたのかもしれません。さてどうしようか、とミクロネシアの無線
ライセンスで日頃お世話になっているJA7HMZ井川さんに相談してみました。

 すると2,3日後に井川さんより、現地の知人に問い合わせたところ使わせてもらえる部屋がありそう、と連絡をいただき
ました。詳しいことは改めてどこかに書くとして、どうやらポナペでの運用場所確保が出来そうな見込みとなったので
早速フライトの予約やトランジットのグアムの宿泊予約などを具体的に進めることが出来ました。JA7HMZ局には
いつも本当にお世話になっておりたいへん感謝しています。ちなみにフライトはユナイテッドでグアム経由となり
ますが、チュークまででもそのもう一つ先のポナペでも料金は大して変わりません。途中チュークにも降りますので
13年ぶりのチュークとなります。

 ということでいよいよ「南の島のティオ」そのものの島へ行くことになりました。これまでいくつか海外運用を
した結果、一番苦労するのはアンテナを立てる場所の確保だったので、今回もまず最初に井川さんに場所の写真を
送っていただくことから始めたのでした。

<いまさらSSBかと言わずに>

 CQWWの10月末はSSBでのコンテストです。日頃海外と交信を楽しんでいる方々の多くは長年経験してきた年長の方が
多いせいか、はたまた新技術に貪欲なアマチュアスピリットのせいか、最近は圧倒的に皆さんFT8に時間を費やして
いる様で、CWもひと頃程は普段の信号は多く無く、ましてやSSBの信号は本当に少なくなった気がします。

 自分も同じですが自宅で無線運用するのにSSBは”うるさい””喉が疲れる””なかなか通じない”が特徴として
挙げられるので、それが避けられるCW、さらにFT8の無音でミスコピーほぼ無しの方になりがちです。凄く分かる。
一方SSBで相手の肉声を聞くとまた違った印象が得られて面白くもありますし、会話が弾めばやはり自然言語での会話に
勝るものは無いでしょう。CQWWPHの時くらいは、ホコリの被ったマイクロフォンに音を入れましょう。

 一方、百戦錬磨のDXerが少なくなればビギナーや小電力局にもチャンスが増えることとなります。先の1でコンテ
ストのいろはを書きましたので、続けてオペレーションのいろはについても記載しておきます。ざくっと理解されたら
是非私のCQに応答してみてください。

<参加にあたって準備するもの>

●設備はなにがいりますか?
  免許された無線局設備であればそれだけで最低限は満たされます。
 CQ Worldwide Contestは周波数が決められており160m,80m,40m,20m,15m,10mの6バンドだけですので
 それら周波数に出ることが出来ればどんな設備でも参加は可能です。
 もちろん他より良い成績を出すためには設備の増強、特にアンテナとロケーションは必須です。

●出力はどの程度必要ですか?
 出力別にカテゴリーが分けられており、HighPower(1.5kW以下)、LowPower(100W以下)、QRP(5W以下)の3カテゴリー。

  海外へ電波を飛ばすので出力が大きいほうが当然有利ですが、小さいからといって飛ばないわけではありません。
 コンテスト中はみんな容赦なくガンガン飛ばしまくりますので、争ったら小電力は負ける可能性高いですが
 コンテストQSOはペースが速く次から次へと進みますので普段よりも小電力局が交信できるチャンスは多いです。
 呼ぶタイミングや分かりやすい信号など、オペレーション技術の差が大いに発揮されます。

●周波数はどの辺りで出ればよいですか?
  バンドプランのSSBが認められた範囲を全てワッチしましょう。普段覗いた際には誰も出ていなかったバンドが
 コンテスト当日には上から下まで隙間なく信号で埋まることもあります。その日のコンディションにも拠りますが
 少なくとも普段より沢山の信号が聴こえるはずです。
 例えば15m(21MHz) なら21.150MHzから21.450MHzまでくまなくワッチします。慣れていない方にありがちなのが
 ダイヤルを回すのが速すぎることです。仮に私が上記の15m全部をワッチすると(途中で交信しながらではなく
 聞くだけで)大抵は2~3分は少なくともかかります。コンテストでは頻繁にCQが出ますのでゆっくりワッチすれば
 それだけ沢山の信号を聞け、その中で応答ありそうな相手を探しましょう。

●記録(ログ)はどうすれば良いですか?
 普段使っているログでも構いませんが、コンテスト用のソフトウェアを使うことをお勧めします。
 N1MM、CTESTWIN、zlogなど色々あり各局それぞれのこだわりがあるようです。
 コンテストログを使わないと不便なのは
 ・コンテストナンバーを入力する専用のインタフェース(入力欄)が無い
 ・得点計算を自分で手でやらないといけない
 ・リアルタイムに今何点かわからない
 ・ソフトでエンティティ、大陸種別は自動判別するが使わないと自力でやることになる
 ・二度目の交信をアラームで教えてくれるが、それがない
 ・コンテストで使わない入力欄が邪魔
 ・ログ提出をネットで提出することがしにくい(あとから手入力を要する)
 などなどたいへん不便です。
 様子見で数局だけ試しにやってみるくらいなら特にログは何でも良いかと思います。

<実際の交信>

●どうやって交信すればいいのですか?
 CQ出している局を呼ぶか、自分でCQ出すか、のいずれかとなります。
 コンテストが始まるとバンド中でCQ Contestと連呼する局が沢山出てきます。まず最初はCQ出している局を
 呼ぶ方からやってみましょう。

 免許の試験で勉強した「CQ3回以下、こちらは、自局コールサイン、どうぞ」の様な定型は全く使いません。
 コンテストは”短く簡潔明瞭に余計なことは一切省く”を徹底して、少しでも短時間に沢山の交信を行います。
 CQ WW Contestですと1分間に3,4交信することはザラにあるくらいのスピード感です。もちろんゆっくりした
 ペースで出ている局もいますが、全体に普段に比べて爆速であると思って良いです。速いというのは早口でと
 いう意味では無く、無駄なやり取りは一切しないことでペースを速くします(多少は早口になりますが)。

 例)V63CBが出すCQをJJ2CJBが呼ぶ場合

 相手 : CQ ビクターシックススリーチャーリーブラボー
 自分 : ジャパンジャパンツーチャーリージャパンブラボー
 相手 : JJ2CJB ファイブナイン トゥーセブン
 自分 : ファイブナイン トゥーファイブ サンキュー
 相手 : サンキュー ビクターシックススリーチャーリーブラボー
 次の交信へ

 こんな感じです。慣れている方なら10秒くらいで1交信終わります。

●コンテストの交信で心がけることは何ですか?
 先の例に示す通りポイントは
 ・最初呼ぶときに一度だけフォネティクスで呼ぶ
 ・出来るだけ正しいフォネティクスを使う。ただJapanなど当たり前に使われているものなら許容範囲です。
 ・「了解しました」「どうぞ」「こちらから」などは一切いらない
 ・Thank youなども不要ですが、それくらいは交わす余裕があってもいいかと私は思ってます。
  海外局からはThank you以外にGood Luckなどが返ってくることは多いです。
 ・QTHとか名前とか前回交信はとかQSLカードは、とかは全く不要です。不要と言うより害悪です。
 ・あまりに短いやり取りであっけないので、交信出来たのか不安になるかもしれませんが大丈夫です。

●相手がミスコピーしたらどうする?
 自分のコールサインを相手がミスコピーすることは良くあります。
 まず焦ってあれやこれや言わず「Negative!」(ちがうよ!)とはっきり伝えます。
 続けて再度やや丁寧にフォネティクスで正しいコールサインを送ります。
 それでもなかなか正しく取って貰えないことは良くあります。そこからはケースバイケースですので
 沢山冷や汗かいて経験値を付けて下さい(笑)。
 どうしても伝わらなければ無視して交信を終えてしまえばその場は良いですが、何がいけなかったんだろう
 と課題を考えることはスキル付けるための貴重な経験となります。

 ・この知識を応用すると「何度もコールサインを送ってしまうと相手は間違って取ったと勘違いする」という
  ことが判ります。よって一度正しくコピーされたらコールサインを繰り返さないことがコンテストでは大事です。

●相手が言っていることが判らないときどうする?
 普段の交信程コンテストで交わす言葉にバリエーションはありません。
 良く聞かれる言い回しには
 Again! もう一回送れ、の意味
 make your callsign! コールサインをもう一度ちゃんと送れ、の意味
 Complete your callsign! 上と同じ
 give me my number! コンテストナンバーを送れ、の意味
 他にもいろいろありますが、それは実際聞いて経験されてください

 

コメント

パッキングメモ

2023年10月22日 00時00分01秒 | 海外運用

もう来週の木曜日に出国なので、これが行く前の最後の週末。

持っていく荷物をパッキングした。リグと電源は現行で使用中なので最後に入れる。

持ち物リストとして自分の点検用に書いてみる。

FT-991AM(リグ)

KPA500(リニアアンプ)

MFJ-4125(100V/200V両用の安定化電源)

DX COMMANDER Expedition(アンテナ for 40m/20m/15m/10m)

同軸ケーブル(3.5D-QEFV 40mと10mおよび50cm×2本)

両メスMコネクタ(同軸ケーブル延長用)

バラン(突然ダイポールを作りたくなった時にあると便利)

工具一式およびテスター(間違っても手荷物に入れない事!)

小型アンテナ(グアムで遊ぶかもしれない用の小さな奴の一式)

AA-30(アンテナアナライザー。こないだ電池残量が少なくなってたので電池新品交換)

ラジアル線(3m×4を束ねたものを5式、および10m×5本)

ステーロープ(3mmPVロープ50mリール)とカラビナ

ペグ(チタン軽量タイプ×6本)

マイクロフォン(HEILヘッドセット一式および予備のハンドマイク)

フットスイッチ(YAMAHAのスイッチ逆転に改造)

ハンドスイッチ(ナースコール)

一番軽いパドル(code warrior Jr,)とケーブル

蚊取り線香(超強力版)および虫よけスプレー

薬など(ロキソニンと絆創膏と目薬と軟膏)

ドーピング薬(MEIJIの速攻元気)

ノートパソコン(Thinkpad X240)

USBケーブル(FT8やるかもしれない用)

パスポート

現金(溜まっているグリーンスタンプもこの際使ってしまおう)

クレジットカード

航空券チケット

手土産(現地でお世話になる方向け)

ガムテープ、自己融着テープ、タイラップ

着替え(ひょっとしたら泳ぐかな?)

目覚まし時計

スマホと充電器

デジカメ、交換用電池、充電器

三股二股変換プラグ×2ケ

Micronesia無線ライセンスの紙

FCCライセンス、機器マニュアル、バンドプラン、VOACAPなどは全て電子ファイルにて

パッチンコアいくつか

ひげそり(電気不要の手回し型)

 

あとなにかあったっけ?

コメント (4)

終売となった麦とホップ赤

2023年10月21日 00時01分11秒 | Beer

今年15周年を迎えた麦とホップは製品ラインナップを整理してノーマルと黒に絞られた。

その結果、自分が大好きで一押しだった「赤」がラインナップから外れた。

夏過ぎ辺りから、出回り方が減ったなぁという感覚だったが、まさか無くなるとは思ってなかった。

 

まだ自宅には数本在庫ストックはあるが、たまたま酒屋で500CCが2本だけ在庫があったのを見て

即決で自宅へお連れした。

うーん、やっぱ美味い。

残念だが、きっとそのうち復活することを期待するとしよう。

コメント (3)

1. POHNPEI 2023 - 初めてDXコンテストに参加したのはいつだっただろう?

2023年10月20日 00時00分01秒 | 海外運用

<コンテストデビュー>

かなり昔のこととなってしまい全く覚えていないのですが、初めてコンテストに参加したのは
いつ頃だっただろうか?と思い、古くなっても未だに保管してある紙のログ帳を引っ張り出して
探してみました。

あっけなく見つかりました。ログの最初のページにあった。
1984年の6月に静岡市で50MHzで開局して、いきなり7月の6m and Down ContestでSSBで10qso。
これが初コンテスト参加で、ではDX Contestの初参加は、と探すとこれはだいぶ先になってからで
1988年の3月にARRL DX PH Contestに参加していてUSA局と同じく10qsoしていました。ちなみに
この年の秋にはWWPHにも参加したようです。もう全く覚えていません。

自分の場合は、コンテストで順位を競う意欲はありませんでした。沢山の局と交信数を増やした
いために手っ取り早く沢山交信できるコンテストに参加したのが最初でした。だから、いつまで
たってもコンテストスキルは身に付かないままで、そのまま社会人になり家庭を持ち、アマチュ
ア無線は生活の一番隅へ追いやる期間が続くようになりました。

それが競争を意識するようになったきっかけは、2009年に東マレーシアからCQ WW Contest PHに
出て2,470qsoをログイン出来た時だったと思います。パイルアップを浴びてコンテストに出る面
白みを知ったことが一番大きい。それ以来、可能な時は海外へ遠征してDXコンテストに参加し、
無理な時には自宅でDXコンテストに参加するようになりました。
相変わらずスキルは一向に上達しませんが、DXコンテストに参加することがアマチュア無線の面
白みの一つになっていると感じています。

<POHNPEI 2023を始めるにあたって>

今年も秋のDXシーズン最盛期に世界最大のお祭りCQ Worldwide DX Contestが開催されます。モー
ド別(SSB/CW/RTTYなど)に開催日時が異なり、今年(2023年)はSSBが10月28日~29日の48h、CWは
11月25日~26日の48hに開催されます。
時刻は世界標準時ですので日本で運用する場合は土曜朝の9:00スタート、月曜朝の9:00終了とな
ります。

私は今年(2023年)のCQ Worldwide DX Contest Phone(以降WWPH)にミクロネシア連邦のポナペから
V63CBのコールサインで参加します。自己満足で勝手に"POHNPEI 2023"と命名しました、笑。
百戦錬磨の方々には「今回もよろしくお願いします」とさせていただきますが、普段DXコンテスト
には縁が無い方にも沢山呼んでいただきたいと思っていますので、中途半端ですが超簡単なFAQを
書いてみました。

ここに書いた文章はライセンスフリーとします。ご自由にコピー、改版など加えて頂いて結構です。
私が未熟ゆえの誤りや言葉足らずの曲解もあるかと思いますし、他にもっと上手に書いてある説明
は既にあるのだから余計なことを書くな、というお叱りもあるかと思いますが、ご容赦ください。


<まずは参加してみようか>

これまでDXコンテストとは縁がなかったけどやってみたい、でもなんか敷居が高いし、専門的な知
識が無いと恥をかいたり迷惑かけたりネットでバカにされるんじゃないか、と最初は不安になりま
す。事前に規約を読むように言われても全部英語で書かれているし、規約に書かれていないけどそ
の筋では常識みたいなことは、実際に経験してみないとわからないこともあると思います。
特に初めて参加するコンテストであれば当然です。ましてや国内コンテストもやったことないと、当
たり前とされていることすら判らず、尻込みしてしまうのはやむを得ません。

どんな周波数、モードであれ普段アマチュア無線の運用を続けていくと、どこまで遠くと交信でき
たか、とかどれだけ沢山の局数と交信できたか等を他の局と比べてみたくなることがあります。自己
満足で済むこともあれば、SNS等で自慢したくなったり、それで得たQSLカードを集めて喜んだり、
趣味ですから競争があることは適度な刺激となって悪いことでは無いかと思います。

普段の競争は時間も場所も人それぞれマイペースでやっていくのですが、共通の土俵で同じ日の同
じ時間に競争してみる、それがコンテストというイベントです。もちろん免許資格に応じて条件の
格差があるわけですが、多くのコンテストでは出力別のカテゴリーに分かれて順位付けします。
自動車レースを一つのコースで様々な排気量の車が一斉に競争するイメージです。当然大排気量の高
性能な車が有利ですが、決してそれだけが勝ち負けを決めるわけでは無いところに電波伝搬ならでは
の面白みとコンテストルールの妙があります。

参加する動機は特になんだって構わないと思います。知り合いの人だけに応援で交信して参加する人
もいますし、普段やれなかった局とだけ交信したいから参加する人もいますし、生き甲斐のように
夢中で全力投球の人もいますし、半端ない資金と時間と労力を費やして参加する人もいます。
人それぞれで、そういう人達が一斉にオンエアーする無線の世界のお祭りと考えても良いかと思います。
お祭りだったら見てるだけより恥ずかしがらずに踊って楽しまなきゃ。

<DXコンテストってなに?>

全くコンテストの基礎知識が無い方向けですので、不安を感じることなくまずは参加できるように
ざっくりとした説明に留めています。
そもそも私はコンテスターではありませんので、詳しい方から色々指摘はあるかもしれませんが
ご容赦ください。(全く違うぞ!という誤りを見つけたら是非教えてください)

●コンテストってなんですか?
 一言で言えば「決まった時間とルールの下でより沢山の局と交信しその得点を争う競技」です。
 大抵のコンテストは、合法にアマチュア無線局を開設している方なら誰でも自由に参加することが出来ます。
 特に改まって事前のエントリー申請などは不要なものが殆どです(おそらく無いと思います)。
 開催される日時に交信さえすれば参加となります。結果が後日公開されますので、そこで自分の順位を知る
 ためにはコンテスト終了後にログの提出が必要となります。

 コンテストってなんですか?をちゃんとした文章で読んでみたい方はwikipediaの

   コンテスト (アマチュア無線)

 やJARLサイトのコンテストに関する箇所などを一読ください。

●DXコンテストってなんですか?
 たくさん開催されているコンテストのうちで、交信相手を日本国内に限ることなく世界中を対象にするのが
 DXコンテストです。国内との交信が得点になるコンテストもありますが、主な交信相手は海外局となります。
 日本の団体が主催しているDX Contestもありますが(All ASIA、JIDXなど)、多くは海外団体が主催のものとなり
 ルールやコンテスト主催WEBサイトは英語です。主要DXコンテストでは日本語サイトも割と充実しています。

●何を基準に競争の順位を決めるのですか?
 得点が多い局が勝ちとなります。
 得点は多くのコンテストでは1交信ごとの得点×マルチプライヤで計算します。マルチプライヤは略して"マルチ"と呼ばれます。

ここから以降は、コンテストごとにルールは異なり全て書けませんので、WWPHについて記載します。

●1交信ごとの得点はどうやって決まるのですか?
  1) 同じエンティティ同士の交信 = 0点
  2) 違うエンティティで同じ大陸種別の局との交信 = 1点
  3) 違うエンティティで違う大陸種別の局との交信 = 3点
 です。
  国内同士の交信は点数は0点ですがエンティティとゾーンのマルチとしてはカウント出来るので最低1局分は
  得点UPに有効です。
  ちなみにJD1(小笠原、南鳥島)は日本であっても別エンティティ、別ゾーン、別大陸種別となりますのでDXと
  同じ扱いになります。

●エンティティってなんですか?
  国をイメージした単位のことですが一般的な国の概念とは少しだけ異なります。無線の特性と一部歴史的な
  経緯が反映された単位となります。一言では説明しきれないので、DXCC Entity Listが示す単位だと思えば
  大外しすることはありません。コンテスト用のログシステムを使えばエンティティは自動的に判定してくれ
  るので利用をお勧めします。
  ARRL DXCC Entitiy ListとWorked All Europe(WAE)に準じていますが、一部IG9などWWPHでは別マルチとして
  カウントできる場所があります。

●CQ Zoneってなんですか?
  地球上を地域ごとに分割した単位をゾーンと呼びます。CQ ZoneとITU Zoneの2種類があり、WWPHでは米国の
  CQ magazine社がWorked All Zone(WAZ)で定義したCQ Zoneを用います。CQ Zoneは地球を40分割したもので
  日本のZone numberは25となります。※小笠原、南鳥島は27です。

●大陸種別ってなんですか?
  世界を北米(NA),南米(SA),アジア(AS),オセアニア(OC),アフリカ(AF),欧州(EU)に分けた単位です。
  全てのエンティティは、いずれかの大陸種別が決まっています。
  日本はアジア(AS)です。※小笠原、南鳥島はオセアニア(OC)です。

●マルチプライヤってなんですか?
 局数の競争だけでは単純すぎるので、コンテストごとに局ごとの種類の条件が設定されています。
 WWPHでは”交信したCQ Zone数”と"交信したエンティティ数"がマルチプライヤとなります。
 ゲットすれば更に得点が倍!のボーナスポイントだと捉えれば良いです。

●得点はどうやって計算するのですか?
 1交信ごとの得点(Oor1or3)の総和×(Zoneマルチ数+エンティティマルチ数)が得点となります。

 従って、世界中と広くあまねく沢山の局数と交信することが得点を上げるためには必要です。
 それを叶えるための戦略がDX Contestの醍醐味の一つと言えます。

●同じ局と何度も交信しても良いのですか?
 同じバンドでは1回のみが有効ですが、バンドが異なれば各1回ずつ有効です。
 うっかり2回目で呼ぶと"QSO before !!"と言われるか無視されるか、いちいち説明が面倒なので重複交信されるか、
 だと思います。

●コンテスト期間中に違う場所から運用して良いのですか?
 駄目です。例えば初日と二日目で運用する場所を変える様な行為は認められていません。

●ルールを違反するとバレることはありますか?
 ゴルフと同じで基本的に自己申告がベースの紳士ルールです。趣味でズルしても満足できないと思います。
 違反の牽制とは主旨が異なりますが、ログを提出すると提出されたログ通しの突合を行い、ミスコピーや
 虚偽と見られる架空の交信は減点となります。

●CQ Worldwide DX Contestの規約本文はどこで見ることが出来ますか?
 日本語版が下記にあります。カントリーという言葉が使われていますがエンティティと同じ意味です。
  Rules The 2023 CQ World-Wide DX Contest

 

コメント

ヱビス オランジェ

2023年10月19日 00時01分08秒 | Beer

3月のヱビス ニューオリジンに続いて、サッポロCreative Brewの第2弾

ヱビス オランジェ

一斉に発売されたので、早速買って飲んでみた。

 

いいねぇ、ヱビスが真面目に頑張った感じの味だ。

ベースはしっかりヱビス

そこにオレンジピールの香りと酸味、甘み

カクテルをイメージさせられる

キレ良く呑みほした後に残る芳香がいい

 

これはちょっと贅沢でもまとめて買っておく。

コメント

ウォーキングラリー、期間の半分で目標達成

2023年10月18日 00時01分16秒 | MISC

一カ月に248,000歩を歩きましょう、の職場のウォーキングラリー

丁度、期間の半分を過ぎた折り返しで目標の8,000×31の248,000歩を達成した。

達成した時点のアベレージが14,589歩/日となり、やはりニンジンぶらさがると人は強い。

 

個人は最大ポイントを貰えること確定した。

一方、チーム戦の方は現在63%達成率で進捗的に遅れてはいないのだが

自分も含めて個人で達成してしまったメンバーのペースダウンが予想されるのでどこまで出来るか微妙だ。

 

まずは、遠征前に個人の分をクリアできてよかったよかった。

コメント

QSL三種

2023年10月17日 00時01分11秒 | QSL

OQRSしていたQSLカードが届いていた。

昨年10月から11月にかけてのロシアメンバーのTY0RUと5V7RU

今年7月のItalian DXpedition Teamの9Q1ZZ

トリコロールのエアメール封筒やら、Green Stampやら、USAの切手やら、まだ沢山在庫がありますが

もう使う機会は無さそうですねぇ。

コメント

weekend DX

2023年10月16日 00時02分55秒 | DX

あまり無線運用が出来なかった週末だった。

遠征の準備するか、外を走るか、で大半の時間を使ったのだが

日曜の午後には家内を誘ってコキアの紅葉を見に愛知牧場まで出かけた。

こういう紅葉も不思議な感じでいいですね。

 

贅沢ながらこれだけ連日大型のペディションが出てくると、逆にいつでもできる気になって駄目だ。

W8S、T2C、E6AMなどをやってないところなら呼ぶ、って感じだった。

W8Sは殆どのバンド、モードをやったのでおなか一杯。

ちまたでは6mが連日ビッグオープンのようだが、うちは全く蚊帳の外。

コメント

そろそろ準備開始

2023年10月15日 10時22分25秒 | 海外運用

ミクロネシア渡航まで2週間を切り、あと週末は今週末含めて2回のみなので、そろそろ準備を始めた。

とは言うものの、以前の様に朝から晩まで、下手すると週末も会社へ行ってた頃のことを思えば

現状は在宅勤務も自由に使えて休日出勤は無いので、焦る必要は全くと言っていいほど無い。

素直にこれを喜ぶべきなんだろう。

 

アンテナ(DX COMMANDER Expedition)は既に何回も調整し、土曜日に最終調整を済ませた。

リグは、普段FT8で使っているFT-991AMだが、リニアアンプ (KPA500)と接続し、ヘッドセットやら

フットスイッチやら諸々の周辺小道具を久しぶりに箱から引っ張り出し、繋いで試ししてみた。

特に問題は無さそう。

トランジット先のグアムでは行きも帰りも一泊ずつするが、運用するかどうかは未定。

W1CJBでUSAから運用するのが初となるので、出てみたい気はするが、いずれにせよホテルのベランダからになるので

リニアの出番はない。従ってKPA500の電源電圧はミクロネシアの100Vのみで準備すれば良い。

 

ヒューズの予備も持っていかなきゃ、とか具体的に考えだすといろいろあって

昔も同じことやったなぁ、と懐かしみながら準備を進めている。

コメント

アサヒスーパードライ ドライクリスタル

2023年10月14日 20時20分03秒 | Beer

アサヒスーパードライ ドライクリスタル

アルコール度数を抑えた新たな試みだ。

さっそく試しに一本だけ買って飲んでみた。

おぉぉ、スーパードライとは全く別物だ。

透き通ったクリアな味

低アルコールを感じさせない締まった口当たり

私が大っ嫌いだったスーパードライの錆びたような口当たりは全く無い。

心なしか香りがいいような感覚さえする。

これは、ありだ。

最近のアサヒが出してくる銘柄はホント油断も隙も無く、なかなかいい感じだ。

コメント (2)

2023年 V6遠征 備忘録

2023年10月13日 18時00分00秒 | 海外運用

前回、海外から運用したのは2017年のWWPHで、その時はGUAMからだった。

2017年と言えば、まだ父は存命で、自分も事業部門トップに上がる直前の頃で、子供たちもまだ脛かじりで

ただひたすら毎日が忙しく、それなりに充実していた。あれこれ考える余裕が無かったとも言える。

時は過ぎて、父は他界し、定年で役職を降り、子供たちはそれぞれ働き始め、自分も歳をとり

ある日突然新型コロナ禍に巻き込まれ、海外遠征はしばし休止とせざるを得なくなった。

 

そして2023年の秋のDX界は、まさにコロナ明けの感じで一斉にペディション再開となった。

その末席に自分も加わらせていただこうかと思い、今回再びミクロネシアから運用する。

2010年はチュークからだったが、今年はポナペからで、コールサインも変更してV63CBだ。

 

自分の生涯は第三幕に既に突入している。

これまで頑張ってきた仕事の卒業記念と、お世話になってきた沢山の方々への生存報告と

これから新たな世界を覗くための第一歩として楽しんでこようかと思う。

やりたいことはすぐにやる。そしてやったらそこで考えたことを文字にして振り返る。

今回もそんなわけで飽きずに備忘録を書こうと思う。

 

1.  POHNPEI 2023 - 初めてDXコンテストに参加したのはいつだっただろう?

2.  POHNPEI 2023 - 遠征先をPOHNPEIに決めるまで

3.  POHNPEI 2023 - POHNPEIへ出発

4.  POHNPEI 2023 - リグ、アンテナ

5.  POHNPEI 2023 - コンテスト実録

6.  POHNPEI 2023 - POHNPEIの日本人

7.  POHNPEI 2023 - 次はどこへ行くか

コメント

この秋の新型コロナワクチン接種

2023年10月12日 17時21分15秒 | MISC

渡航する前にコロナワクチンの秋の接種をしようと近所のクリニックで予約し

木曜の夕方に接種を受けてきた。

オミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチンというものだそうで、従来の物とは異なるので

これまで無反応でも、今回は副作用の反応が出るかもとのことだった。

 

まだ自治体負担で無償で接種を受けることが出来るが、もうそろそろインフルエンザ並に

有償接種にしてもいいんじゃないか、と思う。

 

ちなみに同時に今年のインフルエンザ予防接種も打って貰うつもりだったが、まだ始まっておらず

来週からとのことで、こちらは仕切り直しとなった。

コメント