毎年恒例の今年の目標の振り返りだが、何をさておき、一年にわたってCOVID-19で世の中がここまで激変するとは予想だにしなかった。
全くこの世で何が起こるかなんぞは、人の乏しい想像力では図ることすら難しい。
しかし、それでもダーウィン先生も言われている通り、「変化に適応できるものだけが生き残ることが出来る」のだ。
変化を上昇気流にする能力を持つ人のことをプロフェッショナルと呼ぶのであろう。
で、肝心の振り返り(笑)
目標其の1.一人で生きているわけではないことを自覚する
4つの目標でこれが一番点が低いし、かつ実現するのが難しい。難しいと言い切ってしまう時点で既にダメなのだが
今年力を入れたのが「相槌を打つ」ことのつもりだった。
しかし家族のコメントに拠れば相変わらず不合格らしく、まだまだ免許皆伝までの道のりは険しそうだ。
何もしなかったわけでは無いので25点ってところだろう。
これまでは職場での自分を中心に考えておれば良く、真面目に働けばそれだけで家族に貢献できていたわけだが
COVIT-19で家族と過ごす時間が増えたことで課題が鮮明になった。年初に目標で掲げた時以上に課題は深刻だ。
聴くスキルを如何に付けるかが変化に適応するための必須課題と心得るべし。
目標其の2.タフに働きタフに遊ぶための健康を維持する
気持ち的には120点を付けたい。
が、数値目標は「70kgを一度は割る」だったが未達成なので90点で我慢しておこうか。
長年にわたり毎年健康診断でメタボリックシンドロームに該当してきたわけだが、今年はクリア出来たのだ。
まず第一関門の腹囲。猛烈な筋トレとジョギングおよび食事対策で85cm未満に絞り込めた。一時は90cm近くだったが
内臓脂肪は比較的短期間で落とせることを身をもって実証できた。また第二関門の血液検査は中性脂肪、血糖、コレステロール
いずれもほぼ標準値に揃えることが出来た。中性脂肪などは一時期標準値の五倍くらいあったので、こちらも劇的な改善だ。
それでも死ぬときはそれまでだが、「やればできる」は大きな自信になった。
おまけに食事や酒が一層美味いと感じる様になった。
目標其の3.最低毎週一冊の本を買って読む
数的目標は楽勝で達成し29日の記事通りで年間135冊となった。取り敢えず100満点だ。
神は細部に宿る、と言う。ひとつの事柄を深く先鋭に極めた先には、とてつもなく広大な世界が開けると思う。
その域で感じるとてつもなく広大な世界を人は神と呼ぶのだと思う。
本はその域へのガイドマップなのだ。本来なら旅行も同じなのだが今は旅行が出来ないのでその分、本の責務は重大だ。
来年も、更にもっともっと沢山読みたい。
目標其の4.無線のアクティビティを落とさない
昨日書いた時点から更に交信数を増して4,366qとなり大晦日の今日もいくつか増えることだろう。
DXCCの残り3entityのうち一つを片付けることが出来たので予想以上に上出来でこれも100点満点で良いだろう。
と、ここまで振り返ってみて気が付いた。
達成したものが多い要因は「コロナの感染防止で家に居る時間が長かったから」なのだ、と。
筋トレに励めたのも家で過ごす時間が多かったからだし、食事対策しやすかったのも昼の外食や夜の接待呑みが劇的に減ったからだし
無線の交信局数が大幅に増えたのも、本をたくさん読めたのも、4U1UNを追っかけることが出来たのも、みなそうだ。
その意味では2020年は、
コロナに翻弄され
コロナに変化を余儀なくされ
コロナに新たなことを見せつけられた一年だった、と評するべきなのだろう。