
5日間の旅程の中で、22日(木)から24日(土)にJP-1780 多良間県立自然公園から
25日(日)にJP-1778 伊良部県立自然公園からそれぞれActivateし、最後の26日は観光のみに当てた。
JP-1780 多良間は公園区域図を見る限り、空港の敷地と前泊・普天間港の桟橋と製糖工場の敷地以外は島の全てが区域内である。
POTAのActivateを数年前に始めて以来これまで殆ど意識してこなかったが、POTAのSlackでの議論を読んでいくと
運用する場所に関して微妙に曖昧さがある様で、私有地はダメだとか宿泊所の部屋の中はダメだとかいろいろな意見があり
結局はActする人の判断に委ねられている様だ。
私はその手のルールはゆるい方が良いと思っているので「公園管理者が指定・管理する区域において移動運用する」だけで良いと思っているのだが
雨の日に屋根の無い場所で運用する気力は無いし、屋外と言ったって車内じゃあ無意味だとか、言いだせばキリが無い。
公園の自然を楽しめれば何だっていいじゃないか(笑)として、宿の部屋外の屋根付きテラスなら良しとするという半分屋外の中途半端な場所取りで始めた。
多良間島に到着したのが夕方で、宿にチェックインして夕食後から運用準備して10:15UTCに運用開始した。
40mFT8にて最初の交信はDS2PZF、続いてJF7RJM。どっと呼ばれる。
夜のテラスは蚊の襲撃が凄まじく、カナブンなども顔にガンガンぶつかってきて、早くも屋外でやったことを恨めしく感じた。
二日目は朝から青空になり、朝食後に早速機材一式をザックに入れて海岸へ歩いて出掛けた。
島を一周する道路が海沿いを通っており、その道路から海岸へ出るトゥブリと呼ばれる小路が47カ所(命名されているトゥブリのみ)ある。
夢パティオから近いトゥブリの一つ”ンガーバマ”は、ウカバの砂浜に出ることが出来る。
丁度潮が引いていたので水際にペグを打ちRHM12を立てラジアル10m×5本を張って設営。
漂着した木製パレットをテーブルにし、同じく漂着したプラ製ブイを椅子代わりにシャックを構築。
陽を遮るものが一切無いので猛烈に暑い。汗がPCのキーボードの上に垂れ、PC自体が陽射しと放熱で触ると火傷しそうなほど熱くなる。
ハイバンドを順に運用し、SSB運用も行った。不安定ながら6mでもFT8, SSBでそれぞれActivate出来た。
丁度電池(BL-50TXS)が無くなってきたのと、オペレーターが熱暴走寸前になったので切り上げて一旦宿に戻り命の水(Beer)を一気飲みする。
天気が怪しい雨交じりの日と夜間は、宿のテラスにシャックを揃えて運用した。
草むらは沢山あり場所には困らないが、土の下の固い部分が浅く、珊瑚が堆積隆起した島なのでおそらく珊瑚層かと思うがペグを打ち込むのに苦労した。
また気のせいかもしれないがラジアルのグラウンド効果が普段より悪かったように感じた。
先の記事にも書いた通り、JP-1780からは9Band、532qとなった。
滞在4日目の25日(日)は朝の飛行機で多良間島から宮古島へ移った。
フライトはわずか15分、あっという間に到着する。
宮古島空港へ着く。大都会だ(笑)観光客だらけだし、ちゃんと店がある。
Activateは伊良部島か下地島なので、伊良部大橋を渡っていくことになる。
早速予約しておいたレンタカー屋へ。今回はヤリスクロスの配車だった。
JP-1778 伊良部は公園区域図を見る限り、空港の敷地と佐良浜・佐和田港の桟橋以外は二つの島の全てが区域内である。
まずは昼ご飯を食べに佐良浜港のおーばんまい食堂へ向かい、その足で運用予定地の白鳥崎へ向かった。
小雨が降る中だったが、普段通りの車からの運用なので戸惑うことも無く、4Band、62qをログイン出来た。
最終日の26日、ひょっとしたら宮古島から運用したくなるかも、とホテルはベランダ付きの部屋を取っていたが結局運用はせず。
宮古島はPOTAの公園指定区域にならないことと、何より無線よりも観光に気を取られた。
小笠原に6月に行った時は太陽が眩しく、物凄く陽に焼けました。日焼けは火傷です。無理せずに活動なさってください。
(もうご自宅に戻られて、美味しいビールを楽しんでおられることと思いますが・・・)
はい、真っ黒で早くも皮が剥けはじめました、笑