パールライスのつれづれなるままに

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最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

キース・ヘリング展 アートをストリートへ in 森アーツセンター

2024年01月26日 | アート・文化
へリング(1958-1990)が活動していた期間は10年ほどですが、当時SNSがなかったにもかかわらず、その主張のインパクトさは今も新鮮です。
社会に潜む暴力や不平等、HIVに対する偏見ですね。
エイズによる合併症のため31歳の人生でした。

1980年にニューヨークの地下鉄構内にて使用されていない広告掲示板に黒い紙を張り、その上にチョークで絵を描く「サブウェイ・ドローイング」活動をがメジャーデビュー。
太い輪郭線、単純でリズミカルな絵は分かりやすく、親近感を持ちます。

自らLGBTQとカミングアウトしたのが40年前。その頃の世相を考えると、よくもまぁ告白したもんだと。
そして、そのガッツさが絵に出ていると思われるものが少なからず出展しています。
それらは、子連れで鑑賞するものではありませんね。

最後のコーナーを除き撮影可能です。
日本とへリングの関わり合いが展示されています。



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