パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

超写実絵画の襲来 at Bunkamuraザ・ミュージアム

2020年03月28日 | アート・文化
素人さんにとっては、ビックリする様な絵かな?
俺ちゃんレベルになると「あー、上手く描けてるな」ぐらいにしか感じない。単なる写実だけではない、何となくオリジナルな存在感は感じるけどね。

それでも最後の絵、玉眼は凄い。仏像の様。これはモデルが大野慶人。

世界的な舞踏家の大野一雄の次男。

前衛舞踏家の土方巽の1960年代の土方作品のほぼすべてに出演。
齢80を超えてのあの肉体とポーズ、並みではなりません。

とは言え、岡本太郎が言ったように「芸術は爆発」なんだよなァ。
パッと見た瞬間、「なんじゃこりゃあァァァ!」というインパクトがないと評価しにくい。
浮世絵、版画を見るように、何枚もこういう絵が続くと、ボーっと見てるだけになってしまう。
とは言え、コロナウィルスに敏感になっているこのご時世、開館しているだけでもありがたい。
ちなみに、ロッカーは使用禁止です。
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MOMASコレクション 第4期

2020年03月25日 | アート・文化
ダ埼玉県唯一のクールな美術館、埼玉県立近代美術館(MOMAS)。
そこに収蔵されている美術品は、芸術寡少の地、ダサイタマには勿体ないくらい著名な作家による作品ばかりです。
お得感満載。
ちなみに私は埼玉県民。
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第3回 古事記アートコンテスト at 國學院大學博物館

2020年03月21日 | アート・文化
実は、見出しの画像の通り企画展示「好古家」を観に行ったのですが、こちらの小展示の方が気に入りました。
國學院大学が主催する、古事記の理解と日本文化への関心を促す事を目的とした応募展です。
応募対象者を学生としています。
こうして見ると、若者はアニメに影響されている事が分かります。



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第8回 郷さくら美術館 桜花賞展 at 郷さくら美術館

2020年03月18日 | アート・文化
この美術館は、名前の通り桜をモチーフとした近代日本画を展示しています。
若手作家の支援も行っています。それがこの「桜花賞」
新進気鋭の作風が桜とどう組み合わさるのか?興味深いです。
ベテランだろうが若手だろうが、1階から3階まで桜全開の展示会。
春だなぁ、と感じるとともに清々しい気分になれました。
そして、本物の桜が楽しみになってきました。
今年の花見はアレですが、私はお酒を飲まないので問題ありません(笑)

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背く画家 津田青楓とあゆむ明治・大正・昭和 at 練馬区立美術館

2020年03月14日 | アート・文化
明治から昭和にかけて活動した画家。夏目漱石に愛され、彼に絵を教えたり、彼の本の装幀を数多く手がけます。
この人は、図案家、洋画家、日本画(南画)、書家、随筆家、良寛和尚の研究等、と多方面で活躍しました。それは、この人の人生によります。
生活のために図案制作からスタート。歴史画家の谷口香嶠に師事して日本画を学びます。
203高地等、日露戦争の激戦区で従軍します。それが後に厭世気分となり、日本画へ転身きっかけになります。
除隊後は安井曾太郎とともに渡仏。その当時の先端芸術の印象派にはめもくれず、古典絵画を勉強します。
帰国後、二科会の創立メンバーとなります。絵画教室を京都・東京、名古屋に構え、生徒150人を有するほどの人気作家となります。
日露戦争での凄惨な体験を文芸雑誌『白樺』に寄稿。二科展では、プロレタリアアートに近い作品を発表します。
マルクス経済学者河上肇を援助した疑いで逮捕されます。共産主義者と断絶することを条件に釈放。これをきっかけに洋画界から引退。以後日本画家へと転身します。
画壇から距離を置き、以後、良寛の世界に傾倒して行きます。
初めての大型回顧展。これほどの多岐にわたる才能、今後メジャーになることを期待します。
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