パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

ボストン美術館展 芸術×力 in 東京都美術館

2022年09月28日 | アート・文化
「芸術×力」とは、時の権力者はその力を誇示するため芸術の力を利用した、と言う意味です。
ロシアのエルミタージュ美術館はいい例ですね。女帝エカテリーナが外交政策として芸術を利用したとか。
ボストン美術館は、民間の組織として運営され、古代、ヨーロッパ、アジア、アフリカ等の品々が寄贈で
成り立っている、と言うところが、民主主義の国アメリカを象徴している様な気が。

当館は、岡倉天心とフェノロサのお陰で日本の美術品も多数所蔵しています。
その一部が里帰り、と言う事なのですが、なーんか、保守管理がきちんと行われているのか?と言うぐらい煤けた絵が多い、と言うか、「絵が消えかけて何が描いてあるのか分からない」というのもあるのです。
この動画の最後の方、増山雪斎の絵は「日本初公開に合わせて修復した」とかで、「今まで100年以上何しとったんじゃい!アジアを舐めとんのかい!」と怒りたくなってしまいました。

日本美術をひも解く in 東京藝術大学大学美術館

2022年09月24日 | アート・文化
若冲ブーム、未だ衰えず。
当館としては珍しく混んでいました。
伊藤若冲の代表作《動植綵絵》は、三の丸尚蔵館が2025年に建て替えられたら、しょっちゅう見ることが出来るようになるのでしょうが、今はまだ我慢と。

宮内庁三の丸尚蔵館が収蔵する皇室の名品&東京藝術大学のコレクションから成り立っています。
皇室への献上品は超一級であることは当然として、芸大のコレクションも一味違う良品ばかりなので、このコラボは贅沢なことしきりです。

橋爪悠也 「eyewater」 in スパイラル

2022年09月21日 | アート・文化
eyewater:一粒の涙が目から零れ落ちる瞬間を描いた作品シリーズ。
シリーズ中、評判の良い動物シリーズをメインに、スパイラルホールに相応しい巨大バルーン作品を展示しています。

藤子不二雄のパクリじゃん!
当初はTwitterで発表するも、かなり炎上したそうです。そんな状況でも色味を工夫してみたり、オリジナティを出す努力をしているそうです。
村上隆もドラえもんをパクっているし、

アンディ・ウォホールは缶詰に始まりモンロー、プレスリー等色々パクっているし、パクリとアートの境界は何か?そう言う知的な刺激もありかなと。
 

この人の作品テーマは「オリジナルってなに? オリジナルってあるのかな?」だそうです。
「誤解がないように先に言っておくと、そう思うから全てが偽物だということではなく、先人が残してきたものを、新人類が見て、 感じ、 想像し、 構築するということが 結果的に素晴らしいと思っているということです」
という事で、結局これもオジサンにはワケワカメですが、可愛ければ良いと。

シャレオツな表参道の象徴的な商業施設「スパイラル」に展示されるほど人気作家である事は認識しなければなりません。

ランチメニューB at アルティザン・デ・ラ・トリュフ in 東京ミッドタウン

2022年09月19日 | 食・レシピ
こんなに大量のトリュフを食べたのは、人生初めて。
トリュフってのは、結局キノコなんだな。
味は無い様な、ある様な・・・
香りは舞茸に近い。
スライスしてふりかける理由が分かった。
トリュフと食材を組み合わせることで、「その食材が引き立つ」と言う事か
香りづけ?西洋人のための松茸?
料理そのものは、トリュフが無くても満足するほど美味し。