パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

第3回 FROM それぞれの日本画 in 郷さくら美術館

2023年06月25日 | アート・文化
「FROM」とは、日本画壇を担う作家たちが、研究・挑戦・発表を目的として2020年に結成したグループです。
現代アートと日本画の融合がどんなんモノなのか?
デジタル時代に現代日本画は、どういう表現をするのか?
そういうところに興味があります、が、分かりません。今までにない日本画表現に「へぇ~」と感心するだけです(笑)
この館名通り、桜が主題の収蔵品が続きます。季節外れとは言え、桜は美しいです。
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ジョルジュ・ルオー かたち、色、ハーモニー in パナソニック汐留美術館

2023年06月18日 | アート・文化
ルオーの絵はいつ見ても良いです。
まるで仏像を見るているかのように心落ち着きます。
せわしい娑婆の世界を忘れさせてくれます。


太い輪郭線は、ステンドグラス職人に弟子入りした影響です。
あの盛りに盛った絵具(マチエール)はエコール・デ・ボザールで画学生であった時の先生、ギュスターヴ・モローの指導によるもの。
しかし、モローとは画風が全く違う。誰の影響なのか?そうですか、セザンヌでしたか。

初期の写実的だった作品は貴重です。茶系の暗い色調はレンブラントの影響です。

当館といえば、ルオーのコレクションで有名です。
開館20周年記念ということで、ポンピドゥー・センターから13点を借り入れ、結構リキ入っています。
コメント (2)
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恐竜図鑑 in 上野の森美術館

2023年06月11日 | アート・文化
恐竜、ロマンありますねぇ。
入場料2,300円とチトお高いのですが、見ごたえがありました。
それは二つの変遷を鑑賞できたからです。古生物学の発展による「恐竜の姿の変遷」と恐竜をモチーフとした「アートの変遷」。

恐竜の姿の変遷とは、イグアノドンの姿が変わっていく様を見ることができます。
歴史上初めて認められた恐竜は、1825年にイギリスで発表されたイグアノドンです。
角の様な親指で有名ですが、最初は角として考えられていたんですね。しかも四つ足。その後完全体が発見され、角ではなくて親指、二本足歩行がわかります。
ゴジラのように直立姿勢だったのですが、足を中心に尻尾を浮かせ、前傾姿勢になった走るのに軽快な姿に変わりました。
近年は、羽毛が生えた恐竜も見つかっています。
古生物学の先駆者の紹介もあります。
   

アートの変遷は、ロマン主義から図鑑アート、科学とファインアートの融合へと変わっていく様です。
初期の恐竜の、つぶらな瞳がたまりません(笑)
それから、我々が慣れ親しんだ恐竜デザインへ。チェコスロバキアの画家ズデニェク・ブリアンがオリジナルということも初めて知りました。
科学的考証を経たファインアートの恐竜。
CGも普及し、やっとアートになった、といったところですか。

Dinosaur(ダイナソー:恐ろしいトカゲ)を恐竜と訳した先達の思慮深さには感心しました。

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