パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

空箱職人 はるきる展 Miracle Package Art in そごう美術館

2022年06月29日 | アート・文化
こりゃ楽しい。
制作するこだわりと言うのが、
1.商品や箱の持つ存在感
2.立体感
3.躍動感
4.遊び心
5.限られた材料
なるほど、言われてみれば、それは感じます。
それにしても、空き箱からよくもまぁ、こんなものを創造できるものだと。
これも一種のSDGs?(笑)

目羅健嗣ポストカード at ねこ展 in そごう横浜店

2022年06月27日 | アート・文化
猫にまつわるアート・工芸即売会です。
猫を取りいれたパロディ?で有名な目羅健嗣氏のポストカード(名画編)を買ってみました。
本当は「空箱職人 はるきる展」を観に行ったのですが、その画像は後日アップします。まずは猫から。
両者とも文句なし&理屈抜きで面白いです。
お気軽に鑑賞できることも必要ですね。

光陰礼讃 in 泉屋博古館東京

2022年06月25日 | アート・文化
泉屋博古館東京リニューアルオープン記念第2弾は「洋画」です。
プライベートなコレクションは、マスコミにそう多くは登場しません。
あの有名作家がこんなものを描いていたのか!と驚くこともあります。
岸田劉生が住友家と繋がりがあったとは…
麗子が二人登場する珍しい麗子像でした。
それと、明治時代に欧米の作品を紹介することに貢献したことも貴重です。
当時クールだった印象派でさえ、それほど尖った絵ではないし、むしろ古典的な絵の方が人気があった様な…

牧歌礼讃/楽園憧憬 アンドレ・ボーシャン+藤田龍児 in 東京ステーションギャラリー

2022年06月22日 | アート・文化
アンドレ・ボーシャンは20世紀前半のフランスで、藤田龍児は20世紀後半の日本で活躍した画家です。
タイトル通り、牧歌的なほのぼの絵ですが、彼らの人生は辛いのものがありました。
ボーシャンは自営の農園が倒産、奥さんがその重責から精神を病みます。
エノコログサ50歳前に2度の脳血栓から右半身不随。左手で絵を描き始めます。

ボーシャンの絵はアンリ・ルソーを彷彿とさせる楽しい絵です。違いは花を大きく描くことですか。
背景はグランマ・モーゼスを思い出せます。
元々苗木職人として園芸業に携わり、病んだ妻の世話をしながら、自給自足の生活を送ります。50歳を過ぎて画業に専念します。
アンリ・ルソーを素朴派と言うとは知りませんでした。

藤田の絵には病気前から終始採用される題材に「エノコログサ(ねこじゃらし)」が描かれています。

踏まれても、どこでも咲くので、気に入っていたようです。
ボーシャンの絵はみて「楽しい」ですが、藤田の絵はさらに「郷愁の情」がプラスされている気がします。

沖縄復帰50年記念 特別展「琉球」 in 東京国立博物館

2022年06月20日 | アート・文化
トーハク特別展示としては珍しく空いていました。
上野公園は往年の混雑さだったんですけどねェ。
空いている理由がそれなりにありますた。
博物学的にもアート的にも中途半端だった気がして仕方ありません。
沖縄初心者には為になる情報でしたが、更に突っ込むところがなかった気がします。