パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

不思議の国のアリス展 at そごう美術館

2019年10月30日 | アート・文化
あまり詳しくはないので、解説文を読んでビックリしたことが多かったです。
・ルイス・キャロルがペンネームであったこと。
・ルイス・キャロル直筆の挿絵の展示(そごう美術館のみ)。
・ラファエル前派に影響を与えた美術批評家のジョン・ラスキンの勧めで、挿絵はジョン・テニエルとなったこと。
・作品は、ルイス・キャロル、アリス・リデル、ジョン・テニエルによるインスタレーションであること等々。


観ていて楽しかったのですが、チョーっとばかしヤバめのコスプレをしたお姉さん二人が気になって、展示会の印象を忘れてしまいました😆

黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部 -美濃の茶陶 at サントリー美術館

2019年10月26日 | アート・文化
桃山時代、岐阜県の美濃(東濃地域)で生まれた斬新な茶陶は当時大いに流行し、盛んに作陶されたそうです。
本展では、「姿を借りる」「描く」「歪む」「型から生まれる」をキーワードに、美濃焼の魅力を紹介。
第二部は、近代の美濃焼き作家の作品。数寄者(すきしゃ)の旧蔵品を紹介しています。
数寄者とは、実社会において大成し、茶の湯に熱心で、多くの茶道具を所有する人です。

その審美眼によって収集されたコレクションを眺めると、こう思ってしまいます。
昔の多くの日本人は貧乏であったが、少数のスーパー金持ちが存在して、その美的センスも超一級品のであった、と言う事実があります。
美的センス = 経営センスであるのか?
現代でも成功した起業家はいますが、果たして数寄者と言われる程のセンスを持っているのか?と。

エドワード・ゴーリーの優雅な秘密 at 練馬区立美術館

2019年10月23日 | アート・文化
アメリカの絵本作家。世界一残酷な絵本作家とも呼ばれていました。
文章も皮肉的な言葉遊びを利用。「大人のための絵本」として世界中に親しまれました。
ヨーロッパ風の作風なのですが、活躍した舞台はニューヨーク、マサチューセッツ州のケープ・コッド。
大雑把なヤンキーとは思えない(笑)

作風を見ると(特に化け物)、トーベ・ヤンソン(ムーミンの作者)に似ているなァと。


そして、不気味で不条理に満ちた世界観、しかもモノクロ。オディロン・ルドンの版画を思い出しました。


3つに分かれた展示室のうち、第1から第2は自身の作品について展示しています。
ピーターラビットの原画の様に小さいので、よく注視しないといけません。
ところが、第3展示室になると、ガラッと風変り。舞台デザインやポスターの展示となります。この分野でも並々ならぬ関心があったことを知ることができます。
いやぁ、絵はデカイ方が良いですな。見がいがあります。

Unspoken Toys at MASATAKA CONTEMPORARY

2019年10月19日 | アート・文化
森山亜希と宮下サトシの2人展です。
この二人がどういう作家なのか、MASATAKA CONTEMPORARYの紹介文です。

森山亜希は、メディアとしての人形や玩具に着目し、それらをモチーフに身体、ジェンダーやセクシュアリティ、家族観などの多くの社会問題を取り入れた複雑な「人間劇」をテーマに絵画を制作している。
人形や玩具を描く事で、人間の所作だけでは表現できないものを表現する事ができ、それが人間存在のあり方への根源的な問題提起に繋がると考えている。


宮下サトシは、既製品の陶磁器や、玩具を型取りした陶磁を再焼成し、組み換え、自分の作品の一部として上書き保存する行為を「器物尊廻」と名付け、このシリーズを中心に発表する。
工業製品と美術、工芸の差異。上書きされた作品の「作者の境界線」に着目して制作している。
今回の「Unspoken Toys」で展示される作品は、あらゆる物事の境界と無媒介に繋がり媒質的な存在でもある玩具にフォーカスを当てている。


作品として作られた、あるいは描かれた玩具達はみんな言葉を発することは出来ないが、彼ら、彼女ら、またそれ以外の者達が何を語ろうとしているのか、鑑賞者達の想像を刺激することを試みたい。

なるほど刺激ですか。「なんか楽しいな」って程度しか感じない私は、単なるオヤジでしかありませんな(笑)

Character at Sansiao Gallery

2019年10月16日 | アート・文化
マンガやアニメのキャラクターはアートシーンでもモティーフとして採用されています。
ポップアートを中心に展示しています。

しかし、疑問に思う事があります。
著作権料は払っているのでしょうか?
「アート」って言い切ると、許してもらえるものなのでしょうか?