株式会社マピオンの実験サービスを公開するサイトとして、マピオンテックラボ(Mapion Tech Labs)がリリースされた。
その中でも、待望のベクトル地図タイル配信によるサイトが試せるようになっている。
公開されたサイトで3D地図を試す
controlキーを押しながらカーソルを動かすと3Dになる。ぐるぐる感がたまらないし、建物が半透過して奥行きを感じるし、色合いも上品だ。気に入った。
なお、操作方法や動きからするとは、基本的にMapBoxのベクトルタイルを採用し、3DにもMapBox GLを採用しているように思われるが、発表が待たれる。
(明後日から開催されるFOSS4G 2016 NARA.KANSAIにてマピオンの発表セッションがあるが、この話になるのかは不明)
ご存じない方も多いと思うが、マピオンはOSGeo財団日本支部の団体会員でもあり、もう何年にもわたって日本でのオープンソースによる地理情報サービスの普及に貢献してきている。
独自技術で全て作り込むよりも、オープンコミュニティのパワーを積極的に取り込んでいきながら、イノベーションを加速する(要するにオープンイノベーション)ことは、今必須とも言えるアプローチだと私は考えている.
地図サービスに関連する技術は、最近のトレンドとしてはユーザー体験を豊かにするための分野が注目を集めている。二次元に記号化された「地図」と、現地の空間認識にはどうしても距離がある。このギャップを少なくするものとして、実際に近い3D表現は、これからますます求められるはずだ。
海外勢が日本の地図サービスで影響力が大きくなってから久しいが、国内勢のマピオンのこうしたアプローチが加わることで、利用者の選択肢は広がっていくので、私は歓迎したい。
その中でも、待望のベクトル地図タイル配信によるサイトが試せるようになっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/dd/2d1215f92fe3b4cde3f7df8f7edb022e.png)
controlキーを押しながらカーソルを動かすと3Dになる。ぐるぐる感がたまらないし、建物が半透過して奥行きを感じるし、色合いも上品だ。気に入った。
なお、操作方法や動きからするとは、基本的にMapBoxのベクトルタイルを採用し、3DにもMapBox GLを採用しているように思われるが、発表が待たれる。
(明後日から開催されるFOSS4G 2016 NARA.KANSAIにてマピオンの発表セッションがあるが、この話になるのかは不明)
ご存じない方も多いと思うが、マピオンはOSGeo財団日本支部の団体会員でもあり、もう何年にもわたって日本でのオープンソースによる地理情報サービスの普及に貢献してきている。
独自技術で全て作り込むよりも、オープンコミュニティのパワーを積極的に取り込んでいきながら、イノベーションを加速する(要するにオープンイノベーション)ことは、今必須とも言えるアプローチだと私は考えている.
地図サービスに関連する技術は、最近のトレンドとしてはユーザー体験を豊かにするための分野が注目を集めている。二次元に記号化された「地図」と、現地の空間認識にはどうしても距離がある。このギャップを少なくするものとして、実際に近い3D表現は、これからますます求められるはずだ。
海外勢が日本の地図サービスで影響力が大きくなってから久しいが、国内勢のマピオンのこうしたアプローチが加わることで、利用者の選択肢は広がっていくので、私は歓迎したい。
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