大塚さんのブログを見たら、おぉ!これこれ、今私が忙しさに死んでいる原因なのだ。28日が納品日。合計150ページほどの報告書作成に先週後半から忙殺されている。加えて、成果発表会(3月1日)の発表資料作成、さらには会場ロビーでのデモ展示の準備(まだ手つかず...)もあって、もう大変。とても、寝込んでいる暇はなかったのだが、先週半ばにやられたし。トホホ。
PlaceXMLは、ほとんどの人にとっては耳慣れないだろう。GIS業界に詳しい人ならば、実はあのG-XMLの流れを汲んでいる、と説明すればへぇ...懐かしいなぁと思うだろう。G-XML当時の、地図主体のXML記述標準という発想から、時代は変遷して、特定の地図に依拠しない場所情報のXML記述標準という方向に向かって、連綿と検討されてきたものが、今、PlaceXMLとして成果を見つつある。
幸か不幸か、その検討を行っていた歳月に、いわゆるWeb2.0という流れが押し寄せ、地図の世界にもGoogleマップとか、Yahoo!とかいろいろ沢山のオープンなサービスが登場した。PlaceXMLは特定の地図サービスだけに依存しないで、WWW上の様々なコンテンツと場所情報を結びつける働きをする。
今回の取り組みで、私がとりわけ気に入っているのは、PlaceXMLの実証実験で作成されたツール、アプリケーション(私の会社で開発)をオープンソースとして公開予定であることだ。
どんなに技術的に優れた規格でも、それを使う環境が提供されないと、実際に使うことは難儀である。エディタでPlaceXMLを書くことなんてちょっとしんどいし、膨大なページ数のPlaceXML規格書を読むのは至難の業だ。だから、誰でもPlaceXMLを作成できて、それを使ったサービスが提供できるようになっていれば、ずっとその敷居は低くなる。
G-XMLの時も、GISソフトの一部分がそれに対応するなど、普及の動きが見られたが、専門業務で使う高価なツールに限られていたこともあり、広く普及しているとは言い難い。今回のPlaceXMLでは、対象をGISではなくて、”Where2.0”的利用にフォーカスを当て、そしてFOSS(フリーオープンソース)として提供するのだから、私自身の期待もG-XMLの時よりも桁2つくらい大きい。
...なんてことを1日に話そうかと思っている。
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