FOSS4G Tokyo、Osakaでは、90分のハンズオンセッションが3種類ずつ開講される。このハンズオンセッション、一体何物なのか、という質問をいただいたのでちょっと説明。
例えば、MapServerの場合、講師の説明に従いながら、インストール、環境設定、基本的な地図表示などを順番に”見よう見まね”で体験するものである。90分間という限られた時間で「これは何?」「どうやって設定する?」「どうやれば動く」「動いた!」をやるので、かなり濃厚な体験となる。その道のプロによる講演なので、無駄がない。
しかも、セッション向けにツール、データ、ドキュメントなどが用意されているので、終わってから持ち帰り、もう一度やり直すこともできる。
私もFOSS4Gカンファレンス(昨年のビクトリアで)pgRoutingのセッションにお手伝いとして参加したが、技術的に興味があって、ちょっとだけプログラミングができる、というレベルの受講者が大変多い。それもあって受講者のスキルに関するハードルは低く、ステップバイステップで進むようになっている。そして参加者のアンケート分析によると、初級者の満足度も高いが、中級以上のスキルの人にとっても、十分に楽しめるようである。
とかく日本の人は、”完璧でないと恥ずかしい”と思いがちで、それが故に貴重な機会を逃すことになりかねない。
「まだそのツール使ったことがないけど」と、尻込みしている人、そんなあなたのような人が、このセッションの対象者なのだ。
「英語、ようわからんけど...」と、諦めている人、セッションには英語のわかるアシスタントを一人つけるので、ご心配なく。定員10名ということは、置いてきぼりにはならないのだ。
ともかく、こんな機会は滅多にないし、収益事業ではないので、価格設定はとってもお得。いただいた費用はゲストの滞在費の補填になり、コミュニティをいろいろな形で支援する意味でも、遠慮無く申し込んでいただきたい。
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