日々の覚書

MFCオーナーのブログ

クイーン・ベスト・ソングス

2020年02月02日 22時42分04秒 | 音楽ネタ


巷で話題のクイーン+アダム・ランバートのジャパン・ツアーは、大盛況のうちに幕を閉じたようである。知り合いにも、本公演を見た人が何人もいるのだが、皆さん口を揃えて絶賛していた。特に、アダム・ランバートを評価する声が多い。今やとことん神格化されたフレディの代役、という立場である以上、フレディと理不尽に比較されて熱心なファンからダメ出しを食らうのは、ある意味仕方ない、というのを承知で本人も代役を務めているのだろうけど、ここまで評価して貰えるなんて、全く想像もしていなかったのでは?(余計なお世話。笑) ま、とにかく、行かれた人は素晴らしいパフォーマンスが見れて、本当に良かったと思う。反面、ブライアンとロジャーに触れてない人が多いのも気にはなったが(笑)

という訳で、そのジャパン・ツアーに合わせた訳ではないと思うのだが(笑)、レコード・コレクターズ最新号の特集は『クイーン・ベスト・ソングス100』である。レココレでは、以前から、ビートルズ、ストーンズ、ディランといった大物たちのベスト・ソングスを選定する、という企画があり、ライター諸氏に好きな曲を30曲、順位をつけて選ばせて、それを集計してベスト・ソング100曲を決めるのだが、いよいよというかついにというか、クイーンが素材として登場したのである。彼らも、ついにビートルズやディランと肩を並べる大物として認知されたのだ(笑) 喜んでいいのか?(爆)

ではまず、レココレのライター達が選んだクイーン・ベスト・ソングスの上位10曲はこちら。

1.キラー・クイーン
2.ボヘミアン・ラプソディ
3.炎のロックンロール
4.マイ・ベスト・フレンド
5.愛にすべてを
6.ドント・ストップ・ミー・ナウ
7.輝ける七つの海
8.オウガ・バトル
9.地獄へ道づれ
10.伝説のチャンピオン


う~む、意外とまともな結果である。ほとんどがシングル曲だし。でも、考えてみると、レココレのライターにクイーン・ファンがそれほど多いとは思えないし、熱心なファンでない人たちが選んだのであれば、順当な結果と言えなくもない。正直言うと、「地獄へ道づれ」が10位内に入るなんて、意外中の意外(笑)

ちなみに、評論家の萩○健○なんて、クイーンなんてまともに聴いた事は絶対ないはずだが、ちゃっかり投票に参加し、尚且つ、涼しい顔してクイーンの魅力を語る対談も担当したりしてる。萩○に言わせると、クイーンの最大の魅力はコーラスだそうな。ふ~ん(爆)

ランキングと言えば、来日記念盤として発売されるベスト盤の収録曲をファン投票で決める、という企画もあった。ここで選ばれた上位12曲が、先頃発売された『グレイテスト・ヒッツ・イン・ジャパン』に収録されたのだ。そのファン投票の結果上位10曲がこちら。

1.愛にすべてを
2.ドント・ストップ・ミー・ナウ
3.手をとりあって
4.永遠の翼
5.キラー・クイーン
6.ショー・マスト・ゴー・オン
7.ボヘミアン・ラプソディ
8.’39
9.マーチ・オブ・ザ・ブラック・クイーン
10.懐かしのラバー・ボーイ


ひたすら意外なのは、「ボヘミアン・ラプソディ」が1位ではないこと、そして、「伝説のチャンピオン」が上位10曲にランクインしてないこと(爆) ”伝チャン”が収録されてないベスト盤なんて初めて(爆) ちなみに、CDは上記10曲に「炎のロックンロール」「RADIO GA GA」を加えた12曲が収録されています。

ま、熱心なファンが選ぶとこうなるのである。往年のヒット曲はもちろん、シングルになっていない隠れた名曲もランクインするのだ。一般のファンが期待するものと、熱心なファンが期待するものは、やっぱり違うということ。個人的には納得(笑)

先のジャパン・ツアーで、この中の曲はどれくらい演奏されたのだろうか。

それと、お気づきと思うけど、レココレもファン投票も、80年代以降、アルバムで言うなら『ザ・ゲーム』以降の曲が、ほとんど上位には入ってない。ファンも評論家も、クイーンは70年代の方が良い、と思ってる人が多い、という事だね。ま、分からなくもないが(笑)

という訳で、言うならば、評論家とファンが選ぶクイーン・ベスト・ソングスそれぞれの結果をお伝えしたのであるが、ついでなので、以前紹介した、MFCオーナーが選ぶクイーン・ベスト10をふたたび(笑)

1.ボヘミアン・ラプソディ
2.キラー・クイーン
3.マイ・ベスト・フレンド
4.炎のロックンロール
5.ホワイト・クイーン
6.オウガ・バトル
7.懐かしのラバー・ボーイ
8.永遠の翼
9.心の絆
10.ブレイクスルー


レココレとファン投票の中間をいくランキングといったところかな?(爆) ちなみに、曲名を色塗りしてあるのは、レココレおよびファン投票との比較の為で、赤はレココレ・ファン投票両方でランクインした曲オレンジはレココレでランクインした曲青はファン投票でランクインした曲、である。

実は、僕は『グレイテスト・ヒッツ・イン・ジャパン』の投票に参加していない。もちろん、参加する気満々だったのだが、結局忘れてた(爆) もし、参加していたら、何を投票したのか? それは、↑のランキングから想像してみて下さい(笑)

このベスト盤、投票に参加した人の中から700人の名前を、CDブックレットに掲載してるそうな。知ってる名前も結構あるのだろうね^^ 

という訳で、レココレ及びファン投票のランキングは、とても興味深いものだった。楽しませて頂きました^^

ところで、ジャパン・ツアーに合わせたのか、『Queen Exhibition Japan』が開催されたので行ってきた。

 

とにかく、凄い人出だった。クイーン・ブームって、もう何でもありだな(爆) 展示されていた写真や映像は、おそらく公式に発表されている物で、初めての物はなかったように思われるが、ボリュームは凄かった。ステージ衣装も見れたし、とても満足。

僕が見に行ったのは東京だが、順次、大阪・名古屋でも開催されるらしい。興味のある人は是非^^



これは、前売り券を買った人に配ってたポスター。構図はいいけど、ややショボいかな(爆)

ところで、クイーンといえばミュージック・ライフ、そこの毎年恒例の人気投票で、クイーンが数年間に渡って1位を死守していたのは、皆さんご存知の通り。Queen Exhibitionにも、1974年あたりから80年代後半までの、年毎の人気投票結果の1位から10位が掲示されていた。もちろん、クイーンがずっと1位なのだが、僕は気づいてしまった。それは...1978年の投票結果...














フォリナーが9位だった(爆爆)
コメント (5)
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