今月から飼い始めたメダカなのだが、先日様子がおかしいのに気づいた。なんというか、水槽の底或いは水面でじっとしたまま動かないメダカが多いのだ。餌をやっても、食いついてくる気配もないし。一体どうしたのだろうと気になって、メダカをくれた人に写真を送って聞いてみたら、これはヤバイい、窒息してる可能性がある、と言われてびっくり。理由は分からないけど、水が白く濁っているらしい。別の入れ物にメダカを移したほうがいいとの事だったので、慌ててアドバイス通りにしたけど、やはり手遅れだったみたいで、メダカの半分くらいは違うバケツに移しても、ぴくりとも動かない。仕方ない、泣く泣く死んだメダカは処分して、水槽を洗って置く場所も変えて、生き残ったメダカを再度水槽に移してみた。そしたら、元気に泳いでいるので、とりあえずはホッとした。
動物を飼うのは、やはり難しいものだ。メダカは割と楽だ、なんて話も聞いたけど、なんたって、こっちは素人だし、やっぱり簡単ではないのである。ま、メダカは貰ってきた当初の半分になったけど、このまま元気でいて欲しいもの。
所で、まったく話は変わるが、先頃クイーンの初期アルバム、すなわち『戦慄の王女』『クイーンⅡ』『シアー・ハート・アタック』『オペラ座の夜』『華麗なるレース』の5作のCDが再発された。これを読んでる皆さんはとっくにご存知だろうけど、クイーンはデビュー以来所属していたEMIからユニバーサルに移籍、また今年が結成40周年というのもあって、ユニバーサルからの新装再発となったのだろう。で、今回の再発の目玉は、なんといっても通常盤にボーナスEPをブラスした「リミテッド・エディション」である。冷静に考えると、ボーナスEPの中味も大いに疑問あり、と言えなくもないのだが(笑)、ま、限定盤だし、ファンとしてはやはり気になる訳で、結局5枚とも「リミテッド・エディション」買ってしまった(笑)
しかし、買った後で失敗した、と思った。というのは、こんなのが出ていたのに気づいたからだ。こっちの方が良かったなぁ。僕は5枚全て日本盤を買ったのだが、こっちの方が輸入盤という事もあって安いし、コレクター心をくすぐるボックス仕様だし(笑) もっと早く気づいていれば...と思いつつ、さっき見てみたら、いつの間にか注文不可になっていた(笑) 一ヶ月前は在庫あったのに。
前述したように、クイーンは今年結成40周年なのだが、あの不動の4人、すなわちフレディ・マーキュリー、ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ジョン・ディーコンが揃ったのが1971年だったので、今年が結成40周年と言われているだけであり、厳密にはそれ以前よりクイーンとして活動していた。と、そんなのはどうでもよく(笑)、結成40周年ということで、それなりに盛り上がっている訳だ。レコード・コレクターズ最新号の特集も初期のクイーンである。僕の知る限り、レココレとしてはクイーンの特集は3回目。もちろん、少ない(爆)
特集とはいえ、別に目新しい内容の記事はなく、唯一、和久井光司氏による「英国での酷評の裏に契約問題のこじれが?」という記事が興味深かった程度であり、ある種クイーンも語り尽くされている感もあるので、これはこれで仕方ないことなのかも。CDのライナーもそうだが、後追いらしき人がクイーンについて書いているのをよく見かけるようになり、時代も変わったもんだ、なんて思ってたりもして(笑)
余談だが、この和久井光司という人、本職はミュージシャンなのだが、残念ながらあまり知られていない。ところが先日、偶然某所で和久井氏のライブを見た。お世辞抜きでなかなか良かったのだが、マネージャー氏も本人も、ライターとしての方が知られてるかも、なんて自虐的に言ってた(笑) 4月のレココレに書いたんでよろしくね、とも言ってたな(爆)
それにしても、EMIは一時期“3大B”すなわちビートルズ、ローリング・ストーンズ、クイーンの“3大ブリティッシュ・バンド”を抱えていたのに、ストーンズに続いてクイーンも去ってしまい、一体どうするんだろう、と余計な事を心配してしまう(笑) 反面、メジャーなアーティストの大半がユニバーサルの所属になってるような気もして、これはこれで問題だぞ、なんて事も思ってしまう今日この頃(笑)
今回、ユニバーサルから再発されるクイーンのCDは、初期5作の他、『グレイテスト・ヒッツ』のⅠとⅡ、そして初期5作からセレクトした『ディープ・セレクション1973-1976』である。凄いのは『ディープ・セレクション』で(笑)、ついにこういうのが商品として出てしまったか、という感慨もあるが(笑)、初期ナンバーのみのセレクションというのは、ファンなら誰もが自分なりに編集してみた事があると思うので、古いファンでわざわざ買う人はいないと思われるけど、どうなんでしょう?(笑) ちなみに、僕なら『ディープ・セレクション』こんな選曲にしたい(笑)
Procession
Father To Son
White Queen(As It Began)
Great King Rat
My Fairy King
Tenement Funster
Flick Of The Wrist
Lily Of The Valley
Long Away
Orge Battle
The Fairy-Feller's Master Stroke
Nevermore
You And I
The Prophet's Song
Love Of My Life
Misfire
Bring Back That Leroy Brown
She Makes Me(stormtrooperin stilettoes)
In The Lap Of The Gods...revisited
1枚のCDに収まるかどうかは、定かではない(爆)
実は、今回クイーンのデビュー・アルバム『戦慄の王女』について、あれこれ書きたかったのだが、長くなったので、後日改めて書かせて頂くことにする。お楽しみに!(いねーよ)