日々の覚書

MFCオーナーのブログ

ミステリー・バトン

2006年01月14日 23時38分54秒 | バトン・シリーズ

近頃の自動ドアは、「押して(触れて)下さい」と書いてあるバーを押して(触って)開けるのが一般的だ。要するに手動な訳で、これを自動ドアと呼んでいいのかどうかは疑問だが(えっ?自動ドアとは誰も言ってない?)、この手のドアの場合、入る時は手で開けるけど、出る時は勝手に開くというのが多くないか? フツー逆ではないだろうか。特に店などの場合には。レストラン等で、この手のドア(つまり入・手動、出・自動)だと、なんか追い出されるようで、招かれざる客なのか俺は、みたいな気分になるので、止めて欲しい。

と、いきなり関係ない話で申し訳ない(爆)

で、辟易するくらい色々な種類があるバトンだけど、今回は「ミステリー・バトン」である。ルールーさんの所から貰ってきた。これも結構難問ばかりなのだが、一応ミステリー好きという事で、挑戦してみた(笑) では、いってみよう。

1.あなたのミステリ歴を教えてください。

おそらく、小学生の頃、家にあった「少年少女のための世界の名作文学全集」に収められていた、コナン・ドイルのシャーロック・ホームズ物を読んだのがミステリー(推理小説)初体験と思う。その後モーリス・ルブランのアルセーヌ・ルパン物や横溝正史に熱中。 そして、森村誠一を知り、「今まで読んだのとは、ちょっと違うぞ」と感じた時には、既にハマっていたのではなかろうか。

2.ミステリに嵌まるきっかけになった作品を一つ挙げてください。

やっぱり、シャーロック・ホームズだろう。ひとつ挙げるとするなら『恐怖の谷』。

3.あなたの家には現在ミステリに関係する本は何冊くらいありますか?

う~ん、これは難問(笑) CDの枚数は把握してるけど、本までは...間違いなく100冊はあると思う。案外200冊くらいあるかも。 東野圭吾だけでも50冊近くあるしね。

4.いままで読んだ(見た)作品でお気に入りの作品(又は、これには騙されたという作品)を3つ挙げてください。

う~ん、またまた難問(爆) 最近というか、ここ数年で特にインパクト強かったのは

天空の蜂/東野圭吾
ハサミ男/殊能将之
火の粉/雫井脩介

東野作品と殊能作品には、いつもやられっぱなしである(笑)

5.ミステリを読んでいるとき(見ているとき)作品中の謎を考えながら読みますか?考えながらの場合、どれくらいの確率でトリックを見破れますか?

手品を見る時、タネを見破ろうとしないで見るのと同じで、トリックを見破ろうとしながらミステリーを読む事はほとんどない。小説に身を任せ、よけいな事は考えず、楽しみながら読むようにしている。だから、最後まで謎は解けない(笑) 実際、東野圭吾の『私が彼を殺した』 は、未だに犯人が分からない(爆) ただ、トリックや謎解きに矛盾や綻びがあるのは分かってしまう事が多い。

6.最近読んだ作品でおもしろかったものを一つ挙げてください。

やはり、東野圭吾の『容疑者Xの献身』でしょう。これはすごいよ。

7.これからミステリを読み始める人に何か1作品薦めるとしたらどの作品を薦めますか?

う~ん、さらに難問(爆) 実は古典的なミステリーはほとんど読んでないのだ^^; でも、やはりシャーロック・ホームズ物は是非読んで欲しいな。まずは『緋色の研究』なぞどうでしょう。

8.ミステリと聞いて直感的に思い浮かぶシチュエーション、光景は何ですか?

雪に閉ざされた山荘とか、絶海の孤島の一軒家とか(爆)

9.ミステリに関して作品を買う、読む、見るといった事以外にアプローチをしたことがありますか?(ミステリを書いた、サイン会、イベントに行った、作品の舞台となった場所に行った等)

恥ずかしながら、小学生の頃作家志望で、推理小説みたいな物を書いてみた事があります(爆) これ以上は聞かないで下さい(自爆)

10.あなたの周りにミステリが好きな人は何人くらいいますか?

思い当たらないなぁ。ネットでは2~3人知ってるけど。

11.あなたにとってミステリとはどのような存在ですか?

身も蓋もないかもしれないが、娯楽である。それも最上級の。

12.次にバトンを渡す人を3人指名してください。

我こそはミステリー好き、という方、ご自由にお持ち下さい。

やはり難しかった。あれこれ考えるのは楽しいけど(笑) でも、僕は真の意味ではミステリー好きとは言えないのかもしれない。昔で言う「探偵小説」や「推理小説」を現代ではミステリーと呼んでいる訳だが、その古典的ミステリーの流れを汲む「新本格」というのが、今いち好きになれないからだ。シチュエーションが不自然だし、途方もないトリックを考える事ばかりに血道を上げている感じがする。ミステリーである以前に、小説やドラマとしての完成度が高い作品を読みたいのだ。さっきから何度も名前が出ているが、東野圭吾なんて、その意味で本当に凄い作家だと思う。ま、乃南アサの『凍える牙』とか柴田よしきのRIKOシリーズなどを、「こんなのはミステリーじゃない」と切り捨てる人たちとは、多分話が合わないだろうね。あと、殊能将之や蘇部健一を批判する人とか(笑)

とにもかくにも、優れたミステリーは極上のエンタテインメントなのである。これは間違いない(笑)

コメント (9)
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