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【9600baudインターフェース】実験中 少し先が見えて来ましたが、まだ検証が必要です。9600baud、今まで真剣に取り組んで来なかったことがあだになったようです(反省)ここを乗り越えれば経験を語れるでしょう。
19:58のVO-52 ■交信(SSB)UA0LM RU0LE ■受信(SSB)JA2MJA JR3BOT ★930Hz
21:12のISS PACKET ■受信JH4BTI RS0ISS-4 JA3BLK JA1RMT JH0XBV-1 JE9PEL
◆パケットが上がらないと思ったらFT-897の「PKT RATE」の設定が9600bpsのままだった。実験中につきチェックポイントの見落としでした。一瞬考えたことは「インターフェースが1200bpsでは使えなくなった?」でした。そんなことはあり得ないはずなのに、実験中は判断が迷います。しかし、このようなことが必ず次のステップに役立つと思い、めげずにやっている次第
【ハードTNCとソフトTNC】↓「タスコの館」にあるのは、いわゆる「ハードTNC」と言われるものです。昔は皆これでした。私はTNC-223から使い始めています。衛星通信をするようになってからネットオークションで「TNC-555」を手に入れました。9600bpsパケット通信をやるためです。パソコンの性能が低かった一昔前は専用の「ターミナルノードコントローラー」が必要でした。その中でTASCOという会社は一生懸命やったと思います。一時代を築きました。しかしその後の衰退は皆さんご承知のとおりです。しかしパケット通信だけでなくアマチュア無線そのものも衰退していると言える今日ですが、必ずしもそうではない。新たな通信方式に果敢に取り組んでいる人たちがいます。今後、新たな通信方式への取り組みがアマチュア無線の発展の一つの鍵を握っていると思います。さて、話を戻して「ハードTNC」を使わないでパケット通信をする方法は早くからあったと思います「AGWPE」がその先駆けだと思えます。AGWは作者のCallsign、PEはパケットエンジンです「AGWPEを元にしてAGWトラッカーでパケット通信をする」が初期と言えます。AX.25のプロトコルだけから脱却し、その中の一部UIフレームを使う方法が導入されました。続いてAPRSが導入され、さらにインターネットと同じプロトコルTCP/IPを使うことも導入されました。TCP/IPはKISSモードで使います。これらは幅が広いので理解そのものも幅広くなるので、概念の取得も容易ではありません。これは私の感想ですが…。なぜ「ソフトTNC」が発展したかと言うとパソコンの性能は格段に向上したからにほかなりません。パソコンがかつての「ハードTNC」本体の中身とは比べものにならない程の性能を持つようになったからです。あとはソフトを工夫してパソコンを動かせば良いだけのことなのです。それが「ソフトTNC」と言えましょう。しかし「ソフトTNC」は少し乗り越えなければならないハードルがあるようです。それは「1200bpsは良いが9600bpsは工夫が必要」ということでしょう。それらについては、今後書いて行く予定です。
http://www.geocities.jp/tnc_gallery/tasco.htm
◆↑上記の記事を書きながらKENWOODの「TM-D710」で周波数144.640MHzのAPRS 9600bps PacketsをワッチしているとJH4BTI-7さんから「Good Evening」のメッセージが入りました。自局宛ですので画面が赤く変わり「ピロピロピロ」と音がして分かります。TM-D710にはキーボードはないので、予め用意しておいたメッセージを返します「TNX CALL BACK 73」しかなかったのでこれを返してしまいました。本当は「TNX UR MSG GN」と打てば良かったですね。関東では144.640で9600bps、144.660で1200bpsになったようです。かなりのPaketsが交換されています。ほぼ全てAPRSです。気象局もあります。☆☆☆