goo blog サービス終了のお知らせ 

平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
日本一小さな衛星通信情報サイト

衛星通信記録12月16日(木)

2010-12-16 09:14:57 | アマチュア無線

本日午前7時曇り7.8℃

【9600baudインターフェース】実験中 少し先が見えて来ましたが、まだ検証が必要です。9600baud、今まで真剣に取り組んで来なかったことがあだになったようです(反省)ここを乗り越えれば経験を語れるでしょう。

Packetif2010

19:58のVO-52 ■交信(SSB)UA0LM RU0LE ■受信(SSB)JA2MJA JR3BOT 930Hz

21:12のISS PACKET ■受信JH4BTI RS0ISS-4 JA3BLK JA1RMT JH0XBV-1 JE9PEL 

パケットが上がらないと思ったらFT-897の「PKT RATE」の設定が9600bpsのままだった。実験中につきチェックポイントの見落としでした。一瞬考えたことは「インターフェースが1200bpsでは使えなくなった?」でした。そんなことはあり得ないはずなのに、実験中は判断が迷います。しかし、このようなことが必ず次のステップに役立つと思い、めげずにやっている次第

【ハードTNCとソフトTNC】↓「タスコの館」にあるのは、いわゆる「ハードTNC」と言われるものです。昔は皆これでした。私はTNC-223から使い始めています。衛星通信をするようになってからネットオークションで「TNC-555」を手に入れました。9600bpsパケット通信をやるためです。パソコンの性能が低かった一昔前は専用の「ターミナルノードコントローラー」が必要でした。その中でTASCOという会社は一生懸命やったと思います。一時代を築きました。しかしその後の衰退は皆さんご承知のとおりです。しかしパケット通信だけでなくアマチュア無線そのものも衰退していると言える今日ですが、必ずしもそうではない。新たな通信方式に果敢に取り組んでいる人たちがいます。今後、新たな通信方式への取り組みがアマチュア無線の発展の一つの鍵を握っていると思います。さて、話を戻して「ハードTNC」を使わないでパケット通信をする方法は早くからあったと思います「AGWPE」がその先駆けだと思えます。AGWは作者のCallsign、PEはパケットエンジンです「AGWPEを元にしてAGWトラッカーでパケット通信をする」が初期と言えます。AX.25のプロトコルだけから脱却し、その中の一部UIフレームを使う方法が導入されました。続いてAPRSが導入され、さらにインターネットと同じプロトコルTCP/IPを使うことも導入されました。TCP/IPはKISSモードで使います。これらは幅が広いので理解そのものも幅広くなるので、概念の取得も容易ではありません。これは私の感想ですが…。なぜ「ソフトTNC」が発展したかと言うとパソコンの性能は格段に向上したからにほかなりません。パソコンがかつての「ハードTNC」本体の中身とは比べものにならない程の性能を持つようになったからです。あとはソフトを工夫してパソコンを動かせば良いだけのことなのです。それが「ソフトTNC」と言えましょう。しかし「ソフトTNC」は少し乗り越えなければならないハードルがあるようです。それは「1200bpsは良いが9600bpsは工夫が必要」ということでしょう。それらについては、今後書いて行く予定です。 

http://www.geocities.jp/tnc_gallery/tasco.htm  

↑上記の記事を書きながらKENWOODの「TM-D710」で周波数144.640MHzのAPRS 9600bps PacketsをワッチしているとJH4BTI-7さんから「Good Evening」のメッセージが入りました。自局宛ですので画面が赤く変わり「ピロピロピロ」と音がして分かります。TM-D710にはキーボードはないので、予め用意しておいたメッセージを返します「TNX CALL BACK 73」しかなかったのでこれを返してしまいました。本当は「TNX UR MSG GN」と打てば良かったですね。関東では144.640で9600bps、144.660で1200bpsになったようです。かなりのPaketsが交換されています。ほぼ全てAPRSです。気象局もあります。☆☆☆

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 衛星通信記録12月15日(水) | トップ | 衛星通信記録12月17日(金) »
最新の画像もっと見る

4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
9K6ですか。 (JH4BTI)
2010-12-16 17:51:40
9K6ですか。
最近のリグは9K6用のコネクタがあるので、以前より簡単になって来ているようですが、ご健闘ください。
返信する
山下さん コメントありがとうございます (JE1CVL)
2010-12-16 18:37:53
山下さん コメントありがとうございます
そうですね9600bps、私の場合すんなり行かなくて
苦労しております
YAESUもICOMもDATA(PKT)は6ピンのMiniDSUB
コネクターで接続同じですが、4番ピンが9k6が出て
来る方、1番ピンがDataを送り出す(DataIN)に
なっています。ハードTNCは問題ないのですが
NoneTNCソフトでやる場合、SoundCardの特性や
インターフェース部品の時定数が合わないと
うまく動作してくれないようです
皆さんその辺どうされているのか情報が少ないので
いろいろ教えていただきながらやっているところです。早々
返信する
私も、当初ソフトTNXを検討していろいろ実験しまし... (JH4BTI)
2010-12-16 20:19:18
私も、当初ソフトTNXを検討していろいろ実験しましたが、パソコンのサウンドブラスターがうまくいかないので、昔使っていたKAM,TNC-22,TMB-961を出してきて使っています。
その方が手っ取り早いし、SBを調整しても再現性に乏しいと思いました。
いい情報が有ったら教えください。
返信する
山下さんはNoneTNCソフトでやってらっしゃる (JE1CVL)
2010-12-16 20:37:16
山下さんはNoneTNCソフトでやってらっしゃる
のかと思ってました
おっしゃるとおりです
どうもソフトでやる方法は私だけかも
知れませんがすんなり行かないのです
JA0CAWさんが早くから提唱され、成功しています
1200bpsは全く問題ないのですが、9600になると
ハードルが高くなるようです
なぜかも含めてその辺のところを
このブログで解説して行こうと思っています
時々は解説記事を書いておりますので、
またぜひお立ち寄りください
それと地上APRSパケットで-7で見えてましたので
レポートを送りましたackが帰って着てましたので
見られたかと思いますが…
では
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

アマチュア無線」カテゴリの最新記事