~新しい扉の向こうへ~

スピリチュアルな世界と地球文明の真実を学びたい。目に見えるものだけが全てではないのだから。

★コズミックディスクロージャー:セキュリティー違反の悲惨な結末 シーズン 11, エピソード 6

2018年07月02日 | ☆コズミック・ディスクロージャー

SPHERE-BEING ALLIANCE より転載させて頂きます。



コズミックディスクロージャー:セキュリティー違反の悲惨な結末
シーズン 11, エピソード 6


David Wilcock: コズミック・ディスクロージャーにようこそ。司会のデイヴィッド・ウィルコックです。ゲストのエメリー・スミスも一緒です。

エメリー、再びようこそ。

Emery Smith: やあ、デイヴ。また今回もありがとう。

David: 前回のエピソードの終わりにこんな話をしましたね。誰かが人目を盗んで、神経質にあたりを気にしながらあなたに近づいてきて、「君に知って欲しい事があるんだ。話していい事かわからないけれど。」とこっそり秘密を教えてくれるんです。

私は「そんなことが今までにありましたか?」とあなたに尋ねました。それに対してあなたは何と答えましたか?まずそこから話を再開しましょう。

Emery: ええ、それと似たようなことがありました。でもそんな風には起きません。普通はプロジェクトに非常に長く在籍している誰かと知り合った時に起こり得ます。自分よりも長く在籍している大先輩です。


そういう人があなたも長く在籍しているのを見ているわけです。そしてあなたがまだ在籍しているということで、間違いなくちゃんとやっているんだろう、と信用してくれます。

そしてほら、ランチの時に食堂で情報交換するかもしれません。友人になるかもしれません。しかしどちらも本当は許されないことです。こういった区分化プロジェクトの中でだけでも、もちろん外でも、プロジェクト内の誰とも友人付き合いなどしてはいけないんです。でもそういうことは起こります。

David: さて、ちょっと待ってください。普通、軍服には名札がついていますよね。陸軍とか海兵隊とか。

Emery: ええ。

David: そこでの制服にも名札がついているんですか?

Emery: いえいえ。名札などついていません。リストバンドに情報として入っているだけです。

David: じゃあ、名前は人に教えることは許されているんですか?それともそれすら・・・

Emery: はい。

David: オーケー。

Emery: ええ、彼らの言い方で「表面的な会話」というやつは許されているんです。だから家族の話とか、週末に何をしたとか、普通の人が話す当たり障りのない普通のことは話します。映画やTVの話や、おもしろいジョークなどももちろん大丈夫。

ランチの時には思い思いのジョークがたくさん交わされます。それはその人が働いているプロジェクトを反映したジョークのこともあります。でもプロジェクトの内容には触れていません。だから大丈夫なんです。

David: では誰かの名前も知ることができて・・・

Emery: もちろん。

David: ・・・その名前を覚えておいて話しかけることも。食堂の外にもレクリエーションする場所があって、そういう人と連れ立って出入りできたりするんですか?

Emery: そういう場所はないですね。でも私は同じ区分のプロジェクトで働く多くの指揮官や科学者と友人関係になりました。

私は規則違反を犯して、そういう人たちと日常の夕食会やバーベキューなどの集まりで会っていました。

10年も20年も先輩の指揮官がバーベキューに招待してくれているのだから、何も問題ないと思うでしょう?でも事実は違うんです。全然大丈夫ではないんです。

彼らは規則を定めて、こういったことが起こらないようにしています。情報が間違った手に渡らないように。

そしてあるプロジェクトで一緒になった指揮官の一人と私はとても親しくなりました。本当に良い友人でした。一緒に山にツーリングに行くこともありました。私たちはバイク仲間でした。ほら、もうただ普通の友達になっていたんです。

David: 基地の外で指揮官とバイク・ツーリングしてもいいんですか?それとも・・・

Emery: いえいえ。許されません。

David: ですよね。

Emery: 絶対ダメです。私は彼と彼の奥さんを訪ねていったり、私のガールフレンドも一緒に彼らと外に食事に行ったりすることも何度もありました。でも地下施設に関する話題は一切話しませんでした。私たちはそのあたりはよく心得ていました。

しかしほら、ランチの時間や地下施設でのトレーニングの空き時間などに時々誰かと話をすることがあります。人はそういう時に口を滑らせて何かを話し出すものです。

そして彼が私に話してくれた事の一つが、ある驚くべき宇宙船のことです。彼はその研究プロジェクトに私を招くことができるかもしれないと言って、実際にそのARV(複製機)のフライトシミュレーターを操縦してみないかと言われたんです。

David: 本当に?

Emery: ええ。

David: その時はもう宇宙船というものを見たことはあったんですか?

Emery: ええ。あるにはありましたが、ここまでのものではありません。それにARVではありませんでしたし。

David: さて、知らない人のために、ARV(エイリアン・リプロダクション・ヴィーイクル)とは何か説明してもらえますか?

Emery: 私たちが宇宙船を発見すると、地下で発掘したものであれ、撃ち落としたものであれ、宇宙からゴミとして飛来したものであれ、地球外で見つけてきたものであれ、回収してこういった地下施設に運び込みます。そして彼らはそれをできる限り逆行分析(リバースエンジニアリング)しようとします。

David: それであなたのこの指揮官のお友達が・・・

Emery: ええ。

David: 聞いた感じだととても親しかったようですね。一緒にバイク・ツーリングするくらいですから。家族ぐるみで夕食会をしたり。

彼らは・・・あなた達にチップでも埋め込んでいたんですか?GPSで追跡されて彼と夕食を共にしているのがバレたとか?

Emery: いいえ。私の認識している限りそれはないです。私は実際にこの指揮官と一緒に、私のセキュリティークリアランスでは入る権限のない場所にいたところを見つかってしまったんです。

それから全てが真っ逆さまです。

David: この話はもう何年も前にしてくれた話ですよね。だからもう少し具体的に紐解いていきましょう。

その指揮官の彼があなたに最初にこの話をした時、あなたたちはどこにいたんですか?それから彼はあなたに何を見せてくれると言ったんですか?

Emery: 彼らが捕獲した実際のETの宇宙船があって、それが地下の格納施設に運び込まれていて・・・

David: オーケー。

Emery: ・・・そこは完全に密閉された部屋になっています。そして同じ部屋の中で、その宇宙船を複製してリバースエンジニアリングしようとしていたんです。

David: なるほど。

Emery: そして彼らは宇宙船の内部から複製し始めたんです。だから内部が開かれて、半分に切れた状態でした。


そして船はダイヤモンド型で、そこまで大きなものではありませんでした。おそらく大型セミトレーラ車ほどの大きさです。

David: 「ダイヤモンド型」というのは、具体的にどういう意味ですか?実際に絵に描くとしたらどんな見た目ですか?

Emery: フローライト(蛍石)のかけらみたいです。

David: なるほど。

Emery: 八面体です。

David: ピラミッドが上下に2つ合わさった形ですか。

Emery: その通り。

David: オーケー。

Emery: その通りですが、横に寝かせています。だから先端は外を向いていて、上下に向いていません。

David: あー!なるほど。

Emery: だからこう横たわっていて、完璧に水平にバランスが取れた状態です。

David: へえ。

Emery: それで彼らはこれを複製していました。それを試みている最中でした。

David: それでセミトレーラー車の大きさと言いましたよね?

Emery: ええ。本当に小さいです。

David: それで色は?

Emery: 金色です。

David: オーケー。

Emery: 実際少し光っていました。私たちの顔が少し照らされる感じです。

David: 発光していたんですか?

Emery: ほんのわずかに。微妙にね。表面はとてもメタリックで、光を当てたら反射する感じでした。

David: 例のごとく継ぎ目はなくて?

Emery: 継ぎ目はありません。八面体の稜線部分を除いては。

David: でもさっき、すでに半分に切ってあったとか言ってましたよね。

Emery: ああ・・・それは違います。宇宙船の隣に彼らが作っていた複製は・・・彼らがその仕組みや飛ばし方を解明しようとしていたものなんです。

実際の電磁気学を駆使してこれを行っていました。そこで彼らは半分の複製を作ったんです。断面を持たせたハーフ・バージョンです。わかります?

David: 八面体をただ半分にした感じ?

Emery: ただ半分の・・・

David: 真ん中でカットしたみたいな?

Emery: そう、まさに。

David: オーケー。ではクリアランスもないのにあなたはどうやってそこに入ることができたんですか?権限がないのに一体全体どうやってその部屋に入ったんです?

Emery: 高いセキュリティー権限を持つ人が付き添っていれば問題なし、という「ルール」があるんです。緊急時などはそういった特定の場所に素早く出向かなければいけないことも多いので。

そして自分よりセキュリティー・クリアランスが高い誰かと一緒にいる限りは、規則上の責任から何から全ての責任をその人の方が負うことになるんです。

David: あー!

Emery: でもプロジェクトに正式に招待(リード・イン)されておらず、全てを把握しているわけでもない人間が何かを見に来るなどということは、ほとんどありえないことだとみんな知っています。

そして私はそのプロジェクトに正式に招かれていませんでした。友人としてのナイショの招待だったんです。

David: それで何が起きるのですか。

Emery: 私たちは地下階に着きます。エレベーターのドアが開いて、廊下を30メートルくらい進みます。するとそこに普通の密閉扉があって、スライドして開きます。普通のエレベーターのドアのような開き方ですが、とても分厚い扉で、60センチも厚みがあります。


ドアが開くと、その先は渡り廊下になっています。わかります?この渡り廊下は手すり付きで9メートルくらいの長さです。そして下は深い闇になっていて底が見えません。



David: わぁ。

Emery: そして壁は完全に岩で覆われています。洞窟みたいです。ただの硬い岩そのままの壁です。

そしてこの渡り廊下の先にあるドーム型の部屋の中に宇宙船があります。

David: ふむ。

Emery: この宙に浮いた巨大な完全気密のオペレーション室に、たくさんの橋が架かっているわけです。


David: ではあなたはわざわざ厚さ60センチの防爆扉を通らなくてはいけなかったんですね・・・

Emery: ええ。

David: ・・・この渡り廊下を通るためだけに・・・

Emery: そう。

David: ・・・ドームの部屋に入る前の洞窟の段階で。

Emery: そう、まさに。

David: わぁ!

Emery: だからとても・・・間違いなく厳重に保管されています。そしてこの部屋がおそらく30メートルくらい宙に浮いている理由は私にもわかりません。

とにかくこの巨大な部屋があるわけです。他にも複数の扉からこの部屋へと渡り廊下が伸びています。

そしてこの部屋の前に着くと、また同じです。ドアがあります・・・さっき見たのと同じ60センチの厚さの扉がもう一つあって、それが開きます。するとそこはもう格納庫です。

David: わぁ!

Emery: そこに2機の宇宙船があります。

David: 部屋の中の様子を説明して下さい。どうやってそれに近づいていくんですか?

Emery: 大きな円形の部屋で、天井はとても高いドーム型です。正確には分かりませんが、少なくとも60メートルはあったと思います。

そして床はメタリックで完全に鏡になっています。六角形の鏡のタイルです。とても大きくて、一つの直径が1.8メートルはありそうな六角形のタイルが敷き詰められています。

それが電磁気を発生するのに使われているのかどうかわかりませんが・・・おそらく下に何かあるのかもしれません。下からこのタイルに周波を放っているのだと思っていました。なぜなら宇宙船はどちらも床に触れた状態でしたが、重量が数千トンもあるので。

だから明らかに、何かで人工的に下から支えている様子でした。何か地球外の反重力テクノロジーのようなもので。

もちろん2機のうち1機は元の宇宙船です。もうお話しましたね。

そして2機目の方がインストラクターが飛ばし方を学ぶための複製機です。

David: それを見てどうなりました?畏怖して声も出ませんでした?あなたはその指揮官に何か言いましたか?

Emery: ええ、言いましたよ。「これは驚くべきものだ!凄いものだよ!このプロジェクトに招いてくれて本当にありがとう。」と言いました。なぜなら私はただ・・・これはおそらく私をこのプロジェクトへ招待する最初の紹介段階で、これから私は何らかのかたちでこのプロジェクトに正式参加できるのだろう、と本当に思っていたからです。

David: 私はこのフライトシミュレーター機能にとても興味があります。実際の体験がどんなものか、少し詳細を聞かせてもらえますか?星は見えるんですか?シミュレーターで木星とか土星の周りを飛ぶことはできるんですか?何ができるんです?

Emery: まさにそんな感じ。


惑星全部と海洋を3Dの仮想現実で完全再現しています。

David: 地球のこと?

Emery: この地球です。

David: 本当に?

Emery: ついでにいうと、地球外の様子は表示されません。月までです。でもつまりは地球以外にも、月の構造は内部も含めて完全に再現されています。


一番すごいのは地球の海洋の様子でした。一度だって見たことがないような景色です。

これはプログラムに書き込まれただけの世界ではないのか?と問えば、私は決してそうではないと思います。私はこれは彼らがすでに知っている地球の細部を正確に再現したものだと思っています。

だからGoogleアースの1000倍細密な世界をVRで見ているのだと想像して下さい。それでどこへでも行けるんです。

David: 海洋の何がすごいんですか?

Emery: ええ、海の中ですが・・・私たちは普通、海についてGoogleアースや百科事典を通じてしか知らないですよね。実際に潜水艦に乗って海洋探索した事がある人は少ないと思います。

そして私たちは一般に宇宙よりも、地球の海の中の方が知らないことが多いんです。それは周知のことですよね。

それから座席は宇宙船と一体化しています。

だから椅子が取り付けられている感じではありません。実際に型抜かれて、言わば座席の型になっています。そして前には巨大なダッシュボードがあります。

このダッシュボードにはたくさんのスクリーンがあって、ホログラムで像が浮かび上がります。操縦桿もありますが、手に合わせて作られたものです。そこに手を滑り込ませて使います。

David: へえ!

Emery: 手袋の逆だと想像するといいかも。この手の型に空いた場所に、自分の手を差し込むんです。すると手のひらが操縦桿の滑らかなボール状の表面にぴったりフィットするんです。それによってすべてが起動します。

David: わぁ!

Emery: ええ。それで彼が私に飛ばし方を教え始めました。

David: ではあなたは操縦席に実際に座ったんですか?

Emery: 操縦して飛ばしましたよ。

David: ドーム部屋の中を?

Emery: いいえ。これはシミュレーターでしたから。だから前方に大きなスクリーンがありました。

彼らは本物の宇宙船の内部で見た操縦席の部分などを、リバースエンジニアリングで再現しようとしていたんです。だからこれは偽物です。見えているのは大きなスクリーンです。これは実際の宇宙船のフライトシミュレーターなんです。

David: なるほど。

Emery: ここで彼らは秘密のパイロットを訓練して、この手を差し込むボール型の操縦桿を使った宇宙船の飛ばし方をトレーニングしていたんです。


それにこの座席の座り心地はとても快適なんですよ。

David: これはその人の体に合わせて変形するんですか?それともただ最初から快適な形に作られているんですか?

Emery: 座った感じはとても・・・柔軟性がありました。体の輪郭にはなっていません。体に合わせて変形もしませんでしたが、程よく沈み込みました。

だから肘とか全身が・・・ちゃんと定位置に座らなくてはいけませんでした。少し背もたれがあって、こんな風に後ろにもたれかかって手を置くんです。この変わった・・・ところで、この手袋も座席の一部ですよ。

それにみなさん、手袋を想像しないで下さいね。座席に空いたただの穴があって、そこに手を入れると中のボール状の部分に手が完璧にフィットするのだと考えて下さい。

そして何時間もこのシミュレーターを操作した後のことです。少なくとも2・3時間は経っていました。私はドアの開く身の毛がよだつような音を聞いたのを覚えています。なぜならそこでは全ての音が反響するんです。

話し声から何まで聞こえます。カーペットも何もありませんから。30メートル先で針が一本落ちても聞こえます。

ただこの美しい静寂が空間を支配ていて、聞こえるのは私たちの声だけでした。そしてそこにこのドアの開くとてもおかしな音が響いたんです。まるで・・・プラスチックというか・・・私はいつもレントゲン写真のフィルムを引き合いに出すんですが、どんなものかわかりますよね?

David: ええ。

Emery: あれを揺らすと「ボワワワン」となりますよね。ドアがそういう音を出すんです。「ボワワワワン」と開きます。閉まる時も「ボワワワワン」と、この本当に奇妙な振動音がして、よく耳にする機械的なドアの音とは全く違うんです。

それを耳にしたとき、私は彼の方を見て言いました。「あれ、他の人も来るんですか?」彼は言いました。「いや、今ここには誰も入れないはずだよ。」

そのときです、「スーツ」が現れたのは。

David: スーツというのはどういう意味ですか?

Emery: スーツを着た人達です・・・私は上司の彼がここの最高責任者だと思っていました。彼より上の幹部はいなかったのです。だからセキュリティ(警備員)も何の文句もなく私たちをここへ通したんです。私はちゃんと規則的にも大丈夫だと思っていました。ところが実際は違ったのです。

「スーツ」は黒いスーツを着た人たちです、いいですか?それから、ここは無菌室ではないのです。だからここでは宇宙服を着る必要はありません。「ダーティ・エリア(汚れた区域)」と呼ばれる場所です。そこには普通の制服を着て入れます。

そこに「スーツ」が現れました。4人・・・

David: スーツにネクタイ姿ですか?

Emery: そう、スーツにネクタイ。4人か5人いました。全員私より背が高く体格も大きかったです。

David: 「メン・イン・ブラック」のように帽子とサングラスも着けていましたか?

Emery: いいえ。帽子とサングラスはなしで、普通の大柄な男性で、非常にプロフェッショナルな装いでした。

David: そうですか。

Emery: セキュリティ(警備員)でもありません。でもあるいはそうだったのかも。彼らが私の上司の腕を掴んで引きずり出したのを覚えています。

そして私には椅子からどけと言って、私はただ操縦席からどきました。すると彼らは私の両手を後ろで縛り、目隠しをしました。そして私が上司の彼を見たのはその時が最後です。

David: 本当に!?

Emery: はい。

David: それから一度も会っていないのですか?

Emery: はい。

David: そうですか。話すのはとても辛いことだと思いますが、詳しく話してください。

袋のようなものを頭に被され、手を縛られましたね。その後別室にたどり着くまでどのくらいかかりましたか?そこまでの道のりはどうでしたか?車で移動しましたか?

Emery: 長いこと歩きました。3つのエレベーターに乗りました。とても長い道のりを歩かされました。足取りからどこに連れて行かれるのか道順を覚えておこうとしましたが、そこから基地の電気自動車に乗せられました。

とても小さい車ですが、4人乗れます。トボガンに似ていますが、二倍大きい乗り物です。

そして彼らは私の知らない言語で話していました。

最後に覚えているのは・・・

David: あなたが知っているどの地球の言語でもない感じだった?

Emery: そうです。

David: へえ!

Emery: もしかしたらナバホ族か何かアメリカ・インディアンの言語かなと思いました。なまったナバホ語のように聞こえたんです。私はニューメキシコ州に住んでいましたから、少しだけナバホ語を知っていますが、彼らの言っていることは理解できませんでした。彼らはその言語を非常に流暢に話していました。時々その言語で話すのをやめて、英語で私に話しかけました。

David: 言語以外では、彼らは見た目には地球人に見えましたか?

Emery: 彼らは間違いなく遺伝子操作された人間です。何らかの遺伝子操作をされていると思う理由は、体格がちょっと大きすぎたんです。それにお互いの顔が似すぎていました。そして彼らは非常にプロフェッショナルで、頭が良く、極めて頑強です。

David: 人種的にはどんなタイプですか?

Emery: 彼らは・・・白人です。白人種。青い目で、髪の色は様々です。身なりもとてもきれいです。

David: そして極度に筋肉質?

Emery: はい、極度に筋肉質で大柄な体です。

David: なるほど。

Emery: ええ。

David: それでは、会った途端に怖ろしい威圧感を感じたでしょう。

Emery: ものすごく怖かったです。

David: 最初に見た時、彼らは武器か何かを携帯していましたか?

Emery: いいえ、まったく。しかし荒っぽく私を扱いました。私は無抵抗で素直に従いましたが。それでも彼らはとても乱暴に私を扱いました。

David: 次に何が起こりましたか?

Emery: 車から私をおろして、小さな部屋に入れました。というのも・・・私は最後には目隠しを外されたんです。だから部屋の様子を説明できます。

その時はまだ目隠しされて・・・腕は後ろで縛られていました。そして椅子に座れと言われました。3メートル四方の部屋にはテーブル一つと、椅子が三脚ありました。

後頭部や首や腹部を何回も殴られました。警棒のようなもので。

私は意識が朦朧となりました。後頭部から出血していましたが、顔は無事でした。

それから彼らは座って、私にたくさんの尋問を始めました。例のプロジェクトについていつから知っているのか?上司から何を聞かされたか?

ほら、私は彼と友人関係になっていて、外でも彼の家族と付き合いがあったと認めました。彼らはそれをすでに知っていた様子でした。私も彼もそのことは一度も口外したことはなかったのに。

出血がひどいと思ったので、手当てをしてもらえないだろうかと頼みました。するとさらに一人呼ばれ、私の患部に簡単な止血手当をしました。その後帰宅して連絡を待つようにと言われました。

David: 打撲傷や後で脳震盪はありませんでしたか?

Emery: ええ、脳震盪が起きたし、後頭部に大きな血腫ができました。私は茫然自失となって、そのことを軍には報告できませんでした。おそらくそうやって・・・彼らは私を試していたのだと思います。その時の私もそれが次のテストなのだと思いました。

実際、そうでした・・・私は何も口外しませんでした・・・そうして仕事を取り戻しました・・・秘密を守ることができたからです・・・その秘密に私は傷つきました・・・(※目に涙をためて語るエメリー)

David: どんなものでしたか・・・完全な無力感の中で、手を縛られ、何も見えず、ただ乱暴に殴られ・・・どんな思いがよぎりましたか?殺されると思いましたか?

Emery: はい、もうこれまでだと思いました。私は反論すらしませんでした。契約するということはどういうことか分かっていましたし、それに抵触してはならないということも。

たとえそれが意図せず誤って導かれたことだとしても。私は違反だと思っていなかったわけですから・・・そしてこれはとても判断が難しい状況なんです。

とても難しいのは、スミス(※エメリー)は意図的だったのか?意図的に施設に危害を加えようとしたのか?という判断です。

明らかにスミスは立ち入る権限のない場所に入ったわけです。より高いレベルの権限者に連れられて。それは時には許される行為ですが、この時は違います。許されません・・・

この時は、誰だかわかりませんが、このプロジェクトを本当に仕切っている人間の許可を得ていなかったのだろうと思います。上司はおそらく報告していなかったのではないでしょうか・・・本当は誰かにきちんと申請しなければならなかったのに。彼は一度もそのような話はしませんでした。 

私もこんな状況は想定していませんでした。これは確実に内部で軍の人間が指揮している民間区分プロジェクトだったはずです。

私は何か間違ったことをしたのだろうか?わかっているのは何か過ちを犯したのということだけです。「さあ、これは明らかにまずい状況だ。殺されるかもしれない。これまでだ。」と思い、私は観念しました。

つまり目隠しを外されたときには、すでに私は打ちのめされていて、ただ彼らを見上げるだけでした。すると彼らはただ私に「二度と繰り返すな。もしこれを口外したり何かしたら、どうなるかわかるな。」とだけ言いました。

その時にやっと「死なずにすむんだ。」と悟りました。そうでなければどうして私に話しかけるのか?どうして見上げた私の顔を見て、こんなことを話すのか?明らかにもう一度チャンスをくれたのだと思いました。

そして家に帰されました。彼らから「こちらから連絡する。明日は仕事に来るな。」と言われました。

私は帰りたくありませんでした。なぜなら帰ったらもう二度と仕事には戻れなくなるのではないかと思ったからです。でもそれから考えました・・・

David: 基地のどこだかわからない場所からどうやって帰宅したのですか?

Emery: ああ、違います。彼らにエスコートされてそこを出ました。彼らはすでに・・・私をいつもの勤務区域に連れ戻していました。車であちこち走ったのはそのためです。

彼らは私のDNAサンプルも取りました。綿棒で。血液も取られました。こういう異常事態にはそのような検査を行うのが通例です。

誰でも禁止区域で捕まったら、このような検査をされると前に聞いたことがあります。

そして私は彼と彼の家族に連絡を取ることを禁止されました。「地球での寿命が尽きるまで」と彼らは言いました。
David: わぁ。それからいつものように普通に帰宅したのですか。

Emery: そう、そう。いつも通り、時間通りに。

私は心底気が動転していました。本当にすべてを失ったと思ったんです。キャリアも仕事もすべて。

他の人達に起こった数々の恐ろしい話を聞いていましたが、自分には決して起こらないことだと思っていました。私は「ルール」に従った行動をしていましたから。そしてこの「ルール」が彼らは気に入らなかったのです。その結果起きたことが。

最後に私が言われた言葉は、「帰れ。こちらから連絡する。」でした。だからもうこの仕事は失ったのだと思いました。クリアランスも全て失ったと思いました。これですべてが水の泡になると思いました。

通常の軍でのキャリアにすら・・・何らかの影響があるのではないかと思いました。

そんな事を考えているうちに家に着きました。そして次の日も軍の仕事には出かけました。

昼間の・・・

David:「隠れ蓑」の仕事。

Emery: そうです。その翌日、私は自分で調査したいという好奇心を押されられずに、マウンテン・バイクに乗って山に登りました。そこは前に、彼が何か驚異的なものがあるとほのめかしていた場所です。

Googleでカートランド空軍基地を見れば、あるいはアルバカーキー国際空港に着陸する飛行機に乗ってみれば、よく知られていることですが、山にくり抜かれたところが見えます。




その山には巨大な扉があり、昔は核弾頭の倉庫になっていました。今は別の物を保管するのに使われています。

指揮官の彼は、一緒に遠出をした際にそう言ってました。だから私は何かがその山にあるのは知っていましたが、その施設の付近に立ち入るクリアランスは持っていませんでした。

しかし私は現役軍人でしたし、その施設をぐるりと周るバイクトレール(山道)があったんです。

この山の問題のエリアへの入口にはすべて番犬とMP(軍警察)が配置されており、そういうフェンスが4~5箇所ありました。私はその軍用路を週に2回ぐらいバイク・ツーリングに使っていました。

しかし私はまだ若くて好奇心が強かったんですね。それに思ったんです。おそらくそこに登って行けば、何かがちらっとでも見えて、何が行われていて、何が出入りしているのかが少しはわかるかもしれないと。

それに、当時支給されていた様々なエネルギー変動が見える特別なゴーグルなどの道具を使ってみようとも思ったんです。

それでとにかく出かけてみました。この施設周辺を自転車で走り回り、おそらく道よりも施設の方ばかり見ていたと思います。

三分の一ぐらい走り回ったところで、死にそうに具合が悪くなりました。まるで体の内側で核爆発でも起きたかのように感じました。宿舎にはまだあと12kmほどあります。それでもなんとかたどり着きました。

たどり着いた私は体を丸めて、いっそ殺してくれと神に祈りました。経験したことのないような耐え難い痛みだったので。

David: 今振り返ると、そのとき何が起きたと思いますか?

Emery: スカラー武器だと思います。体の内側が全て火がついて燃えるような感じで、なす術もなくただ痛みが過ぎ去るのを待つだけでした。

胎児のように丸まって。まるで内臓がしぼり上げられ、燃やされたような気分です。あまりの凄まじさに、私は意識を失いました。もしかしたらあのとき死んでいたかも知れません。

David: はっきりさせたいのですが、それはある種のビーム兵器のようなものがあって、自転車に乗っているあなたに向けてピンポイントで放射していたのだと思いますか?

Emery: そうです。後になって、彼らがピンポイントで狙えるスカラー技術を持つことを知りました。地球の裏側の中国にいる、誰か一人に的を絞って放射して、殺してしまうこともできます。

人体自然発火現象?いえいえ、そんなものはありません。それはこういった彼らの使う兵器によるものです。

だからこういう事は実際にあるんです。

David: 彼らにこれで攻撃されて、自転車に乗ったまま気を失ったんですか?

Emery: いいえ。下山しながら、体調が徐々に悪化していったんです。

David: ああ。

Emery: そして宿舎に戻れました。真っ直ぐに病院に行けば良かったけれど、自分がどこに足を踏み入れたか自覚もしていたし・・・話にも聞いてましたからね。職員に伝わる都市伝説みたいなものです。本当かどうか分かりませんでしたが、これで分かりました。

David: さて、あなたは以前私にだけ話してくれましたね。このような攻撃を受けたことで、PTSDになってしまったのですよね。

Emery: はい。

David: それについて話せますか?どうなったのか?

Emery: エネルギー的に変な感覚を覚えるたびに、それが引き金になるんです。生活している上での一定の状況がきっかけで不安とパニックに襲われます。

ほら、そうすると一時間前からの記憶がなくなったりするんです。意識を失うこともあります。

実際昏睡してしまって、ベッドで目覚め、「わあ・・・強烈なのがきたな。」ということがありました。

David: そうやってベッドに横たわって。頭に怪我を負ったばかりで。血腫もできたと言ってましたね。脳震とうも起こした。その上にこの非道なエネルギー兵器で攻撃を受けたわけですよね。

その時点で、もう一度職場復帰できると思いましたか?どんな思いでした?

Emery: このビーム兵器の攻撃から宿舎で意識を取り戻した翌日、連絡がありました。それは施設への出勤命令でした。私は従いました。

再び施設へと戻った私を3人の人間が待ち受けていました。でもそれはスーツの男たちではありません。いつも一緒に働いている人達でした。

彼らはただ言いました、「二度とこのようなことがないように。」私は「もうしません。」と答え、それで終わりました。

David: へえ!

Emery: 仕事に戻れました。

David: この出来事であなたにどんな変化がありましたか・・・あなたはそれまで仕事に対してとても熱意を持っていたと言ってましたね。まるで遊園地にいるようだと。エイリアンの遊園地に。その気持ちに変化はありましたか?

Emery: 気持ちが続かなくなったと思います。もはや彼らを信用できなくなりました。組織への信頼も崩れました。いったい、背後に誰がいるのか?誰が裏で糸を引いているのか?誰が命令して・・・誰が本当に施設を運営しているのか?それに黒いスーツの男たちはいったい誰なのか?

私は怒りを覚え始めました。おかしくなりそうでした。私は一人で真相を探ろうと思いました。もう誰にも相談することすらできません・・・同僚にも、何も話せないわけです。

David: 詳細は言えないと思いますが、この指揮官は米軍の序列で言えばどの階級にいたのですか?たとえば、軍の各部門のトップで大統領にも直接報告を行う統合参謀本部がありますよね。

それとの関係で言ったらどの辺りでしょうか?

Emery: 全てはクリアランスで決まります。軍の階級は大尉(captain)であっても、将官(general)や大佐(colonel)と同じクリアランスを持つこともあります。下士官(sergeant)でありながら、大尉や大佐と同じクリアランスを持つことだってあるんです。

セキュリティークリアランスというのはその職務の内容と、それを遂行するにあたって必要とされるものを持っているかだけが問題なんです。このような資格に軍の階級システムは適用されません。いいですか?

彼らはこのような秘密プロジェクトを運営するときは、それに必要な知識や教育の程度を基準に人材を配置します。

David: それでは当時のあなたの認識では、このお友達の指揮官は総合参謀本部のメンバーとか軍の幹部だというわけではないけれども、秘密プロジェクト内の階級システムにおいては・・・

Emery: ええ。

David: ・・・あなたが知り得る限り、彼はかなり上の地位にいたわけですね。

Emery: 彼が一番上でした。

David: 一番!?

Emery: 私のエリアではトップの人でした。あの基地に彼より高いクリアランスを持ってどこへでも入ってこれる誰かがいるなんて、思ってもいませんでしたから。

David: なんと!

Emery: そうなんですよ・・・

David: そういう人がいるというそぶりを彼が見せたこともなかった?

Emery: ないです。

David: わぁ・・・これはかなり悲劇的な話ではあります。しかし同時にあなたがどれほどの犠牲を払って今日ここで私達にこの情報を話しているのかがよくわかる話だと思います。

今こうしてやっと、この話を世界の人々に打ち明けられて、どんな気持ちですか?

Emery: 私はただ、みなさんに本当はどんなことが起きているのか知って欲しいだけです。私も話すことで肩の荷が降りるし、それによって他の人達も名乗り出て話すことができるようになればと思います。彼らにも楽になって欲しいんです・・・どんなに苦しんでいるか知っているから。

この辛さは実際に経験した人でなければ、なかなか理解するのが難しいでしょう。そして私のような経験をもつ、もっと大勢のエメリー達がいるのを知っています。このようなインタビューが少しでも彼らの背中を押して、彼らが表に出てきて、私たちと一緒に人々に知らせる役目に参加してもらえたらと思います。人類を救うことができる様々な素晴らしいものが存在して、人々にはそれを知る権利があるということを。

同時に、私たちの納めた巨額の税金が何に使われているのかというようなことも。

多くの腐敗がはびこっています。こういった話がSF映画みたいでカッコいいと思っている人もいますが、とんでもありません。眉をひそめるべきことなんです。そしてそこから良いものだけを世に出していくべきです。悪い部分ではなく。

David: さて、こうして前に踏み出してくれたあなたに感謝したいと思います。そしてあなたのような内通者が増えていくことを望んでいます。

御覧頂いてありがとうございました。こちらは「コズミック・ディスクロージャー」。司会のデイヴィッド・ウィルコックと、ゲストのエメリー・スミスでした。

翻訳 (Cosmic Translators):
田原一樹 (Kazuki Tahara)
矢納摂子 (Setsuko Yano)


転載元:SPHERE-BEING ALLIANCE
https://ja.spherebeingalliance.com/blog/transcript-cosmic-disclosure-dire-consequences-of-breaching-security.html