「赤ちゃんポスト」

2007年05月15日 | 政治
報道によりますと、「赤ちゃんポスト」に3歳ぐらいの男児が預けられていた事が判明した。

この「赤ちゃんポスト」は、
「捨てられて命を落とす赤ちゃんや、中絶せざるを得ない母親を救いたい」という思いから熊本市の慈恵病院に設置されました。

「赤ちゃんポスト」を巡っては、
「大切な命が助けられる。」という賛同の声から、
「育児放棄を助長しかねない。」という批判の声もあり、賛否が割れています。

僕は積極的ではないかもしれないが、この「赤ちゃんポスト」には賛同します。
確かに、親としての責任を果たそうとしない人は最低だと思います。
しかしながら、助かる命があるなら、助けなければいけません。

また、「赤ちゃんポスト」の問題を論じる時、「命を助ける」問題と「育児放棄助長」の問題が同じテーブルで議論されますが、僕は全く別個に考えるべき問題だと思っております。

日々のニュースを観ていますと、
乳幼児が捨てられて亡くなっていたという事件や、
親が子供に虐待をするというような事件が後をたたなくなってきていて
とても悲しく思います。

「親の責任」というモラルは、一体どこへいったのだろう?
「子供を持つことは、どういうことなのか?」、
「生命とは?」、
もう一度、一人一人が真剣に考えないといけないのではないでしょうか?

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