昨日、2年前に通っていたフェローアカデミーの
「SK-III@夏目組」の同窓会があった。
いつも会を企画してくれるKaさんが今回も
アレンジをしてくれたのだった(Kaさんいつもありがとうございます)。
参加者は、Kyさん、Sさん、Kaさん、夏目さんとiwashiの5名。
最近、朝は5時起き、夜も寝る寸前まで
いろいろと翻訳LOVEの活動中なので、
お酒がまったくのめない。
(こういう健全な生活をしているのは生まれてはじめて)
と、いうことを口実にして(5時おきとお酒飲んでいないのは事実です)、みんなが
普通のランチセットを選ぶなか、パスタと「ビール」を(さりげなく)注文。
(実はメニューを開いた瞬間からビールという文字に目がくぎ付け)
そしてみんなが食後のコーヒーor紅茶をのんでいるころ、
遠慮がちにしかし迷い無く「グラスワインの赤」を注文。
(※私の泥酔伝説を知る人たちよれば、ワインを飲むと
私は酔っ払うことになっているらしい。
しかしそのときわたしにためらいの気持ちはなかった)
そのときの様子が夏目さんのブログに
Head Rush Ajaxの訳本とボロボロになった原書をみんなに見てもらう。
うれしい。
そういえば、
この本を訳すことになったきっかけは、
実は、1年前にひらかれたこの同窓会だったのだ。
***1年前****
それは、ランチも終り、みんなで、できたばかりの
表参道ヒルズにいこう、ということになって、
中の店々を探索していたときのことだった。
その日、僕は胸騒ぎを感じていた。
そしてそれを予見するような出来事もあった。
表参道ヒルズに入る直前、夏目さんがふと足を止めた。
そう、ヒルズの写真を撮り始めたのだ。
僕も立ち止まった。
そのとき、ふいに頭に冷たいもの感じた。
なにかと思って触ってみた。鳥のフンだった。
Kaさんに笑われた。そしてティッシュをくれた。
(今日、何かが起こる)なぜか、そのときそう直感した。
店めぐりにもつかれてきた頃、女性陣がそろってトイレにいった。
残された夏目さんとぼくは、
ふたりだけで人ごみのなかに立ち尽くしていた。
彼がそのセリフを口にした理由は、
男ふたりだけの気まずさを打ち消すためだったのか、
ほんの気まぐれだったのか、いまとなってはわからない。
ふと、夏目さんが伏目がちに
「コンピュータ本の翻訳に興味はありますか」と、
ジェントルマン風にさりげなく訊いてきたのだった。
もちろん興味あります、と答えた。
夏目さんはだまっていた。目は遠くを見つめていた。
ぼくはどうしていいのかわからなかった。
そして、ぼくも何も言わず、同じように遠くを行き交う人の波を眺めた。
(このあたり、フィクションが少々入っています(^^;
しばらくすると女性たちが戻ってきて、そしてまた普通のおしゃべりが
はじまった。
で、一ヶ月後にオライリー社に紹介という形で挨拶にいき、
そのまた一ヵ月後に本当に仕事の打診がきた。
さらにその一ヵ月後には試訳を提出し、
あとはつい最近まで続いた怒涛のような翻訳の日々が始まったのだった。
********************
そういう意味で、夏目組のみなさまには本当に感謝の言葉もありません。
昨日ひさびさにあって、本当にたのしかった(酔っていたからなおさら?)
ほんとうにありがとうございます☆
その日、フェローアカデミーに、出版を記念してというか、
終了生の声というような形で、5時から取材を受けることになっていたので、
そのまま酔いを残したまま夏目先生とフェローアカデミーに(乱入)。
酔いをさますため、ミネラルウォーター500mmをイッキ飲みする。
さらに、Sさんのやさしいこころづかいにより、
うれしい缶コーヒーの差し入れが。
そのままSさんに写真を取られながら、
すばらしい人柄のHさんの取材を受ける。
が、しらふのときでさえ支離滅裂な自分のトークは
アルコールによって銀河系トークとよべる境地に。
何をしゃべっているんだかわからない。
そして、誰も止めることはできない脱線トークの皇帝、
真打夏目さんの速射砲も炸裂。
予定の「軽く1時間」は、めくるめくあっという間の2時間へと姿を変えた。
今後の入学者の方のため、修了生の声を聞くために始まったはずの
取材のはずが、なぜか主に語られたのは、翻訳者の死生観について(^^;
そのトークにあえてタイトルをつけるならば、
「死に想いを馳せる」になるだろう。
特に、夏目さんが1月前に出会った野良猫と
偶然、再会しお互いの生を確かめ合う感動のくだりは、
涙なしではその場にいられないほどだった。
あの話を原稿にしなくてはならないHさんの苦労が今から偲ばれる。
といいつつも少なくとも顕在意識上では
まじめに答えていたつもりなので、大丈夫だと信じたい
(何が大丈夫なのかは定かではないが)
とにもかくにも、とても楽しい一日でした。
振り返ってみると、あの鳥のフンからすべてが始まったのだな、
ということが、走馬灯のように蘇ってきました。
夏目組のみなさん、本当にどうもありがとうございました。
また来年を楽しみにしています。
フェローのHさん、Sさん、取材、どうもありがとございました。
=================================
P.S.
このフェローアカデミー様のサイトに記載されている私の記事ですが、
ホーム → 仕事のサポートというページに掲載されています。
実務翻訳の経験を生かして念願のIT関連書を翻訳
http://www.fellow-academy.com/fellow/pages/work/index.jsp
「SK-III@夏目組」の同窓会があった。
いつも会を企画してくれるKaさんが今回も
アレンジをしてくれたのだった(Kaさんいつもありがとうございます)。
参加者は、Kyさん、Sさん、Kaさん、夏目さんとiwashiの5名。
最近、朝は5時起き、夜も寝る寸前まで
いろいろと翻訳LOVEの活動中なので、
お酒がまったくのめない。
(こういう健全な生活をしているのは生まれてはじめて)
と、いうことを口実にして(5時おきとお酒飲んでいないのは事実です)、みんなが
普通のランチセットを選ぶなか、パスタと「ビール」を(さりげなく)注文。
(実はメニューを開いた瞬間からビールという文字に目がくぎ付け)
そしてみんなが食後のコーヒーor紅茶をのんでいるころ、
遠慮がちにしかし迷い無く「グラスワインの赤」を注文。
(※私の泥酔伝説を知る人たちよれば、ワインを飲むと
私は酔っ払うことになっているらしい。
しかしそのときわたしにためらいの気持ちはなかった)
そのときの様子が夏目さんのブログに
Head Rush Ajaxの訳本とボロボロになった原書をみんなに見てもらう。
うれしい。
そういえば、
この本を訳すことになったきっかけは、
実は、1年前にひらかれたこの同窓会だったのだ。
***1年前****
それは、ランチも終り、みんなで、できたばかりの
表参道ヒルズにいこう、ということになって、
中の店々を探索していたときのことだった。
その日、僕は胸騒ぎを感じていた。
そしてそれを予見するような出来事もあった。
表参道ヒルズに入る直前、夏目さんがふと足を止めた。
そう、ヒルズの写真を撮り始めたのだ。
僕も立ち止まった。
そのとき、ふいに頭に冷たいもの感じた。
なにかと思って触ってみた。鳥のフンだった。
Kaさんに笑われた。そしてティッシュをくれた。
(今日、何かが起こる)なぜか、そのときそう直感した。
店めぐりにもつかれてきた頃、女性陣がそろってトイレにいった。
残された夏目さんとぼくは、
ふたりだけで人ごみのなかに立ち尽くしていた。
彼がそのセリフを口にした理由は、
男ふたりだけの気まずさを打ち消すためだったのか、
ほんの気まぐれだったのか、いまとなってはわからない。
ふと、夏目さんが伏目がちに
「コンピュータ本の翻訳に興味はありますか」と、
ジェントルマン風にさりげなく訊いてきたのだった。
もちろん興味あります、と答えた。
夏目さんはだまっていた。目は遠くを見つめていた。
ぼくはどうしていいのかわからなかった。
そして、ぼくも何も言わず、同じように遠くを行き交う人の波を眺めた。
(このあたり、フィクションが少々入っています(^^;
しばらくすると女性たちが戻ってきて、そしてまた普通のおしゃべりが
はじまった。
で、一ヶ月後にオライリー社に紹介という形で挨拶にいき、
そのまた一ヵ月後に本当に仕事の打診がきた。
さらにその一ヵ月後には試訳を提出し、
あとはつい最近まで続いた怒涛のような翻訳の日々が始まったのだった。
********************
そういう意味で、夏目組のみなさまには本当に感謝の言葉もありません。
昨日ひさびさにあって、本当にたのしかった(酔っていたからなおさら?)
ほんとうにありがとうございます☆
その日、フェローアカデミーに、出版を記念してというか、
終了生の声というような形で、5時から取材を受けることになっていたので、
そのまま酔いを残したまま夏目先生とフェローアカデミーに(乱入)。
酔いをさますため、ミネラルウォーター500mmをイッキ飲みする。
さらに、Sさんのやさしいこころづかいにより、
うれしい缶コーヒーの差し入れが。
そのままSさんに写真を取られながら、
すばらしい人柄のHさんの取材を受ける。
が、しらふのときでさえ支離滅裂な自分のトークは
アルコールによって銀河系トークとよべる境地に。
何をしゃべっているんだかわからない。
そして、誰も止めることはできない脱線トークの皇帝、
真打夏目さんの速射砲も炸裂。
予定の「軽く1時間」は、めくるめくあっという間の2時間へと姿を変えた。
今後の入学者の方のため、修了生の声を聞くために始まったはずの
取材のはずが、なぜか主に語られたのは、翻訳者の死生観について(^^;
そのトークにあえてタイトルをつけるならば、
「死に想いを馳せる」になるだろう。
特に、夏目さんが1月前に出会った野良猫と
偶然、再会しお互いの生を確かめ合う感動のくだりは、
涙なしではその場にいられないほどだった。
あの話を原稿にしなくてはならないHさんの苦労が今から偲ばれる。
といいつつも少なくとも顕在意識上では
まじめに答えていたつもりなので、大丈夫だと信じたい
(何が大丈夫なのかは定かではないが)
とにもかくにも、とても楽しい一日でした。
振り返ってみると、あの鳥のフンからすべてが始まったのだな、
ということが、走馬灯のように蘇ってきました。
夏目組のみなさん、本当にどうもありがとうございました。
また来年を楽しみにしています。
フェローのHさん、Sさん、取材、どうもありがとございました。
=================================
P.S.
このフェローアカデミー様のサイトに記載されている私の記事ですが、
ホーム → 仕事のサポートというページに掲載されています。
実務翻訳の経験を生かして念願のIT関連書を翻訳
http://www.fellow-academy.com/fellow/pages/work/index.jsp
フン事件、asさんに心配そうにしていただいた
のを覚えています。
まあ、あの瞬間から何かがふっきれたというか
フン切りがついたということなのかも(^^;
知れません。
またお会いできるのを楽しみにしています。
Early birdsでいきましょう!
そっか、あれがいい知らせだったんですね♪
夏目先生クラスを選んだことから、何か全てがピタリとはまった感じですね。
でもそれも、今までのイワシさんの努力あってこそ!
朝5時起き、5時はムリですけど私も6時くらいでがんばりまーす。
iさんのような本当に素晴らしい編集者の方に
お会いできましたのも、
あの幸せを運ぶトリのおかげではないかと
思っています。
あらためてHRAjaxではお世話になりました。
ぜひのみにいきましょう☆
新しいお仕事もがんばってください。一段落したら一杯飲みに行きましょう~
トリのフンの件、覚えていただいていて光栄です。
まあ、あの瞬間から、
ウンが向いてきたということなのでしょう(^^;
お仕事の方は、これからが正念場ですね
ぜひ頑張ってください。
鳥のフン、それもしっかり覚えています。
あれが、いい知らせだったとは。
それにしても「5時起き」の話には刺激を受けました。
ああ、本気なんだなぁとひしひしと。
(でも、真似できそうにありません。。。)
久しぶりのビール、さぞ美味しかったでしょうね。
同窓会を楽しんでいただけてたいへん嬉しいです。