おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(8月29日)は、台風に逆走するように大阪に来ていました。
本日、ある企業の特殊な研修を行うためです。
昨日、ヒューマン・ギルドに2つの本が入荷しました。
『親と子のアドラー心理学 ― 勇気づけて共に育つ』(キノブックス、1,300円+税)
『7日間で身につける! アドラー心理学ワークブック』(宝島社、1,000円+税)
特に『7日間で身につける! アドラー心理学ワークブック』は、ヒューマン・ギルドでもなかなか確保できなかった本です。
アドラー心理学の勉強会のテキストとして最適な本です。
さて、今日(8月30日)の本の入荷の決定版です。
『人を育てるアドラー心理学 ― 最強のチームはどう作られるのか』(1,380円+税)が50冊入荷します。
ところで、話を戻して、この本のオリジナル版は『人を動かす人に29の切り札 ― 有能なだけでは必ず孤立する』 (青春出版社プレイブックス、1992年8月発刊) でした。
当時名もない私の本が3万部売れ、アドラー心理学初のビジネス本として人気を博しました。
今日は、その本が出るに至った秘話をお伝えします。
私は1980年代後半、いわゆる「成功哲学」を学んでいました。
アメリカのジョセフ・マーフィー、ナポレオン・ヒル、ポール・J・マイヤー、ボブ・コンクリンなどの本を読みまくり、日本では中村天風に傾倒していました。
彼らの共通項は、成功を収めたいならば、言葉とイメージと行動をすでに実現したかのように目標設定することです。
このことは、仏教の身・口・意の三業(真言密教では三密)とぴたり符合します。
私は、何としても本を出したいと念願していました。
そのことを言葉とイメージと行動でまるで著者になったかのようにしていました。
例えば、眠る前に私の書いた本が平積みになり、一流紙の広告にも掲載され、電車の宙づり広告でも掲載されているかのようなイメージを来る日も来る日も心の中に焼き付けていました。
そんなある日、今は著者としてもご高名の石原加受子さんがアドラー心理学ベーシック・コースに続いてアドラー・カウンセラー養成講座を受講される折に、「岩井先生、青春出版社の副編集長を知っていして、その人に声をかけますから、是非本をお書きになりませんか?」とご紹介を受け、それで1992年8月に世に出たのが『人を動かす人に29の切り札 ― 有能なだけでは必ず孤立する』でした。
出版と同時に、実際に大型書店で平積みになり、一流紙の広告にも掲載され、電車の宙づり広告でも掲載されました。
言葉・イメージ・行動をAs if (まるで・・・・のように)を味方につけた成果でした。
このたび、『人を育てるアドラー心理学 ― 最強のチームはどう作られるのか』が出版されるわけですが、旧著にはこんな裏話があったことをお伝えしておきます。
◆ヒューマン・ギルドでは、プレミアム会員を対象に10冊以上同一箇所にお届けするのであれば、1割引き(送料サービス)でお送りしています。
10冊まとまらなくとも、7,000以上の金額になれば、送料サービス、消費税カットでお送りしています。
会員特典をご利用の上、読書の秋に向けてご注文ください。
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<お目休めコーナー> 8月の花(20)
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