アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(7月30日)は  オンライン開催アドラー心理学ベーシック・コース の5日目を行っていました。

参加者は補講の方を含めて19人。

すまし顔とはじけ顔の2タイプの写真を(撮影:総合ファシリテーターの 番澤清美さん)。

しっかりと次の2つをお伝えできた印象が残っています。

(1)共同体感覚

(2)教育に生かすアドラー心理学
(自然の結末と論理的結末を中心に)

特に私はアドラーの言葉をもとに「共同体感覚」についてとても丁寧にお伝えしました。

受講者の方々は、アドラーが100年先を見据えて「共同体感覚」の概念を打ち立てていたことに感銘を受けていたようです。

今回の東京2020パラリンピックのスローガン「共生社会(inclusive society)」のうちの「共生」についてアドラーが彼の最後の著書の『生きる意味を求めて(原題:Der Sinn des Lebens、生きる意味)』(岸見一郎訳、アルテ、2200円)の中で人生の課題(ライフタスク)ー仕事、交友、愛ーは、「共生、生計の心配、子孫の心配から逃れられないことと分かちがたく結びついていることから生じる」と書いていること(P.36)もお伝えできました。

ちなみに、ドイツ語で書かれたこの本の「共生」の原語は”Mitleben”、英語で表現すると”Living  with”です。

また、レイモンド・コルシーニがアメリカ・カナダに創設した「アドラー・スクール」の理念がアドラー心理学をかかわりなくペルグリーノ博士のお孫さんのフィリップ君の中学校(当時)で生かされてして、その現れのTシャツを紹介する機会もありました。

毎回4時間ずつの講座でも5回目になると、学びの共同体(学縁)が生まれ、次回(最終回)にはフェイスブックかLINEのグループが出来上がりそうな機運も見られています。

最終回は永藤講師ですが、終り頃に少々顔を出したい気持ちになっています。

タイムリーな質問もあって、私自身とても満ち足りた午後になりました。


◎アドラー心理学ベーシック・コースの今後の予定は、次のとおりです。

◆東京土日4日間コース(集合型・リアル)

 日程:2021年10月-11月コース 10月30.31日.11月13.14日(土・日)

 時間:土曜13:30-19:00、日曜10:00-17:30

 https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/244 

◆オンライン開催:日曜コース(6日間)

 日程:2021年10-12月コース10月3.17.31日.11月14.28日.12月12日(全・日)

 時間:全日13:15-17:15 

https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/859

◆名古屋開催(集合型・リアル)

 日程:2021年11月27.28.12月11.12日(土・日)

 時間:土曜13:30-19:00、日曜9:30-17:00 

 講師:三輪克子氏、岩井俊憲(2人の講師が2日間ずつ担当します)

 会場:ウインクあいち(愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38)

 https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/496 。

◎ベーシック・コース共通

 受講料:会員71,500円、一般77,000円(税込)、再受講30,800円

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