ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
通勤途上、中野区の龍興禅寺の前を通りかかったら、枝垂(しだれ)桜が7部咲きでした。
さて、特にこれから本を出したいと思っている人に「あなたも本を出せるのですよ。だって、この私でも本を出しているのですから」という立場から
1.私自身が本を出すようになった経緯
2.本を出すためのとっておきの出版社情報
3.著者としてそこそこの文章が書ける秘訣
の3点についてお伝えするシリーズの第2回目です。
本来ならば、2回で終わるよう記事を書いていたら、分量がオーバーしてしまいましたので、今回を第2回目、明日の朝に第3回目をアップします。
第1回目では、「私自身が本を出すようになった経緯」に関して経営関係に重点が置かれていたような印象を与えましたが、決してそうではありません。
心理・教育のジャンルに関しても論文(エッセイ)、分担執筆があることもお伝えしておかなければなりません。
この分野では、一番古くは、社団法人 日本産業カウンセラー協会が1987年7月に発行した会報「産業カウンセリング」No.63に『やぶにらみカウンセリング論―現代アドラー心理学の立場から』というタイトルで、「こんなカウンセラーは店じまいせよ!」という1項を含んだ過激な論文を書いています。
1993年ー94年にかけては、宗教法人 解脱会発行の季刊誌“Sun-Sun”に「岩井俊憲のにこニコナイス講座」を8回連載しました。人間関係をテーマにしています。
以下は、論文のいくつか
(1)明治図書から・・・・1997年11月『生活科授業を楽しく』に「アドラー心理学の“勇気づけ”と“ほめる”・“叱る”の問題」
(2)学事出版から・・・・1997年1月号 月刊『高校教育』に「『勇気づけ』の教育」
雑誌への掲載論文がさらには連載、分担執筆、単独執筆に発展しています。
明治図書の雑誌へ論文が高橋史朗氏(明星大学教授)編著の『癒しの教育相談理論』(1997年8月発刊、高橋氏のほかに木村駿氏、相馬誠一氏と分担執筆)執筆のご縁につながりました。
この本は、明星大学心理教育学部の教科書にもなりました。
学事出版の月刊『高校教育』の論文は、これがご縁で同じ月刊『高校教育』に1997年4月号から1999年3月号まで2年間(24回)「人を動かす心理学」というタイトルの連載になり、やがて1999年6月『子ども・生徒・学生をうま~く動かす心理学』という本として単行本になりました。
分担執筆の機会は、諸富祥彦先生(明治大学教授、ヒューマン・ギルド会員)から8冊ほどいただいております。
そのうちの5冊ほどを発刊年月不同で紹介しておきます。
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「宮台真司」をぶっとばせ!―“終わらない日常”批判 諸富 祥彦,トランスパーソナルな仲間たち コスモスライブラリー
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教師のやる気を引き出すできる校長・教頭の言葉の魔法 (心を動かす言葉の法則 (No.1)) 諸富 祥彦 教育開発研究所
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そして、決定版が金子書房から2002年9月に出版され、累計販売部数10,000部を超えた『勇気づけの心理学』です。
この本もヒューマン・ギルドの長い間の会員の渡邊一久さん(金子書房 金子心理研究所 副所長)のお力添えの賜です。
こう書いてみると、私がいかに人に恵まれているか、改めて感謝の念を持って回顧できます。
御社に入会前に先生の文章にお会いしていたとは・・・
授業中寝ていてすみませんでした!
休日に書斎から出して読み直してみます。
そうでしたか。アドラー心理学にもう触れていたのですね。
私だけでなく木村駿先生(当時明星大学教授、故人)もアドラーのことを書いているのですよ。