おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
今日(4月19日)は、茨城県の看護学校の非常勤講師として集中講義をしてきます。
さて、昨晩(4月18日)は、カミさんと一緒に東京オペラシティ コンサートホールでベートーヴェンの曲を3曲聴いていきました。
高関健指揮、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏で
1.交響曲第4番
2.ピアノ協奏曲第5番 「皇帝」
3.交響曲第6番 「田園」
の3曲
特筆すべきことは、ピアノ協奏曲第5番 「皇帝」でした。
ピアニストの中村紘子さんから5メーターの至近距離。
緊張感がひしひしと伝わってきました。
オーケストラの編成がいっぷう変わっていて、チェロやコントラバスが向かって左側に配置されていました。
私は、交響曲第6番 「田園」を特別な感慨を持って聴きました。
『失意の時こそ勇気を ― 心の雨の日の過ごし方』(岩井俊憲著、コスモス・ライブラリー、1,500円+税)にこんなことを書いているからです。
ベートーヴェンは、
第一楽章は、「田園に行って抱いたほがらかな感情の喚起」
第二楽章は、「小川のほとりの風景」
三楽章は、「農夫らの楽しい集い」
第四楽章は、「雷雨、嵐」
第五楽章は、「牧羊者の歌。嵐の後の喜ばしい感謝に満ちた感情」
という題を各楽章につけています。
ところが、です。
ベートーヴェンには、小鳥のさえずりも自分の作曲した音楽も、聴こえていなかったのです。
ロマン・ローランの『苦悩の英雄ベートーヴェンの生涯』によれば、ベートーヴェンは、二十五歳の一七九六年から耳の病気が始まったと言います。
◎『失意の時こそ勇気を ― 心の雨の日の過ごし方』の概要をコスモス・ライブラリーのホームページの こちら でご覧ください。
<お目休めコーナー> 4月の草花(18)
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