おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨夕(1月23日)、青春出版社から月刊 『ビッグトゥモロウ』 (2015年3月 No.417号、本体 620円 +税)が届きました。
この中に私のインタビュー記事が掲載されていました。
題して『アドラー心理学による「人間関係論」』
私の本『人間関係が楽になるアドラーの教え』(大和書房、1,400円+税)も紹介されていました。
さて、これからが本題です。感動した本の紹介です。
『すべては一杯のコーヒーから』(松田公太著、新潮文庫、476円+税)
松田公太氏(タリーズコーヒージャパン創業者、現参議院議員、日本を元気にする会代表兼幹事長)のタリーズコーヒージャパン創業の前後を中心とした物語です。
私はこの本から「情熱(パッション)」を学びました。
第1章の「情熱を込めて」にいきなりこんな文章が出てきます。
「情熱は誰でも平等に持つことができる。その点が生まれ持っての資産や容姿、才能とは違う」
「情熱は不思議と『運』をも引き寄せ、不可能だと思っていたことを可能にしてしまう力を持っている」
プロローグには、こんな言葉も。
「活力に溢れた人生を送るためには、人には『夢』と『目標』の両方が必要だ。どちらが1つ欠けても、人生『もったいない』のではなかろうか。なぜなら、人間は誰しも『想像力』(夢を膨らませる力)と『創造力』(目標を達成する力)を持って生まれてきているからのだから」
第6章の「将来を見据えて」では、次の言葉が。
「人は成長するための努力を止(や)めてはならない。成長するのを止(や)めたとき、つまり現状に甘んじた瞬間から、衰退が始まってしまうからだ」
物語の部分は、是非文庫を読んでください。
タリーズコーヒージャパンの起業の物語ですが、夢を追った生き方を学ぶことができます。
きっとあなたにも「情熱(パッション)」がみなぎってきます。
強くお勧めです。
<お目休めコーナー> 1月の花(22)