アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
私の病状やその後の回復ぶりについて、メールやMessengerでご連絡をいただくことがあります。
その中でありがたいこととありがたくないことがあります。
一番ありがたいのは、ご連絡の際に「返信不要です」と書いていただくことです。
私は基本、全てのメールやMessengerに目を通しています。
次にありがたいことは、Facebook のコメントです。
一人ひとりを思い出しながら勇気づけられる思いに浸ることができています。
逆に、ありがたくないことは次の2つです。
1.病状について詳しく問いかけている内容
2.必要性を感じていないのにあらぬ助言や情報提供をいただくこと
1.について、私はしかるべき段階で情報を開示する予定でございます。
退院ということで、事態は好ましい方向に行ってるかのように受け止められる方が多いようです。
これは、私がすべてを開示していないことについて私に非があることを認めますが、これから私が直面する状況は、かなり覚悟、決意、忍耐を伴うことになります。
そのことについて一体どうなっているのか、このように問われると、心苦しい思いがいたします。
2.についてこんなことがありました。
「医師の処方する薬を飲む事は有害である。だから、むしろ〇〇〇を服用することをお勧めします」の情報提供がありました。
またこんなこともありました。
「リハビリをするならば、どこどこの組織を紹介します」
これについては、まだその段階にも至っていません。
私の左手が不自由で、返信するためには両手を使えた頃の3倍以上の負荷がかかります。
とても不便さ、不自由さ、もどかしさ、やるせなさを感じる場面です。ストレスになります。
私はカウンセリングの指導で「ニーズなきところにサプライなし」と申し上げています。
私を心配していただいている気持ちは充分伝わってきます。
ニーズのないサプライは、負担がかかるため、ご対応は自粛いただければ幸いです。
もしかしたら私は今、質問、助言、解釈のない受容的なご対応を望んでいるのかもしれません。
そんな心境ですので、どうかしばらくはそっと見守っていただくことが一番ありがたいです。
なにとぞ今の心境をご理解いただければ幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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