おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。
今週の月曜日の午後から昨日まで茨城県守谷市の某総合食品メーカーの研修センターに出向き26人を対象として【次世代経営者】向きのオンライン研修を行っていました。
12月に続き今年度2度目です。
この会社は研修のかたちでお付き合いしている中でダントツ一位にランクされる会社です。
業績、知名度、就職ランキングもさることながら参加者の意欲が抜群に高く、定時には顔出しして待機しているし、ブレイクアウトセッションで手を抜く人もいません。
最初こそ様子見が少しありましたが、質問や意見をどしどし出してくれました。
講師の私が課した「シミュレーション演習」や課題にもしっかりと取り組んでくれました。
研修の一場面では、デモンストレーションでボランティアを引き受けた受講者に対して私が「なぜ、なぜ?」追求のパワハラ気味の上司役を演じ、2回目には勇気づけの上司像で対応することもしました。
2日目の夕方には「あなた、会社を辞めなさい!」という「シミュレーション演習」を2人一組で行ったことに対してもひたむきに取り組んでくれました。
最初は「そんなことはありえない」と思っていた受講者も解雇通告をされた社員として一晩を過ごしてもらいました。
その間、ひたすら自分と向き合い、「もしも」という前提で、家族がある方は配偶者や子どもに解雇通告を伝えたら、パートとして生活を支える配偶者、マンションを売る算段をする家族、高校生になったからアルバイトをして学資を稼ごうとする子どもがいたり、リアル感がありました。
一番私が感激したのは、それぞれにグループ毎にテーマを決め今後の進むべき方向を模索するワークでした。
自分ながらリスキーだと感じていたのですが、わずか63分間でチャレンジしてもらったところ、見事に仕上げて予定どおり発表時間を迎えることができました。
また、その発表に対する質問・意見がしっかり出て実に見事でした。
次世代のリーダーに必要なキーワードとして「人間力」「戦略力」「変革力」「影響力」に「勇気」を加えた5つを何度も何度も植え付ける次世代経営者研修。
私は2014年の2月から10年間、毎年2グループに対してこの研修を担当し、500人もの方々の講師を務めさせていただいたことになります。
このタイプの研修は、昨日を持って卒業、来年度からは別のかたちの研修をお手伝いすることになっています。
歴代の研修のグループ長、ご担当の方々に心から感謝申し上げます。
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