おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
富山に来ています。
昨日(11月1日)は、10:00~12:00に貴重な講師体験をさせていただきました。
三鷹市社会教育会館 4階 講堂で 平成28年度三鷹市市民大学『むらさき学苑』 で学ぶ60歳以上の市民約150人を対象に
アドラー心理学 ~生涯貢献の勧め~
と題する講演の講師を務めたのです。
受講者は2016年5月17日~2017年3月7日(火曜日)午前10時~正午に全30回に通われています。
むらさき学苑の学習生は168人(男76人、女92人)、年齢構成は、60代32人、70代83人、80代50人、90代3人、平均年齢は75.7歳と、私よりずっと先輩格です。
それにも関わらず抜群の学習意欲に私も煽られました。
いつものようにあまり面識のない人と2人一組で進めていったのですが、冒頭のじゃんけんゲームで、(1)私と同じものを出す、(2)負けるものを出す、(3)勝つものを出す、の3パターンをやってもらったら、ほぼ6割が「勝ちパターンが一番楽」だと答えたのです。
これは、他の人々にはありえないことです。
講演の柱は
1.生涯現役宣言
2.人生大肯定
3.勇気づけで生きる
の3つで、ユーモアを交えながら、ゆったり口調で、あまり内容を欲張らずに進めていきました。
自己受容を確認する質問では、ほぼ全員が自己受容なのにもびっくりしました。
受講者のご感想には
・アドラー心理学の真髄を、解りやすく、適度な笑いを誘いながら説明して頂き、大変良く理解出来ました。
会場で全員に参加意識を持たせながら、巧みに講演を進められるやり方は、さすが一流の講師であり、大変参考になりました。
など好意的に受け止めてくださった方々が多かったようです。
シルバー世代にアドラー心理学の勇気づけが確実に届いた講演でした。
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<お目休めコーナー>11月の花(2)