シネマの森の迷走と探索

FBに投稿した映画作品紹介を整理し、再掲します。

☆は「満足度」(☆5個満点、★で補足)。

バーナード・ローズ監督「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト(Der Teufelsgeiger)」(ドイツ、2013年、122分)☆☆☆

2022-06-10 22:41:34 | ドイツ


天才的な腕前を持ちながら認められず雌伏の時期を過ごしたパガニーニ(1782-1840)が、敏腕マネージャー(実在しない架空の人物のようです)の力によって頭角をあらわしていく人間ドラマです。

主演を務めたドイツのヴァイオリニスト・ギャレットが、素晴らしい演奏を披露します。

簡単にあらすじを示すと・・・

超絶技巧曲を作曲していたパガニーニ。オペラの幕間にバイオリン演奏を披露しますが、彼の演奏の斬新さは理解されず、聴衆は野次を飛ばし茶化すばかり。

そんな舞台を見ていたウルバーニ(ジャレッド・ハリス)はパガニーニの才能を見抜き、見世物ではなくマエストロとして身をたてるよう説得します。

ロンドンの指揮者・ワトソン(クリスチャン・マッケイ)は、財政難のロンドンのオペラハウス盛り立てようとパガニーニを招待します。しかし、パガニーニはすぐに応じません。興業がなりたたなくなり、ワトソンは家財を差し押さえられますが、辛抱強く渡英を誘います。ウルバーニはパガニーニをイギリスに連れて行きます。

しかし、その放蕩ぶりが知られているパガニーニは、女性運動家のデモ隊に阻まれホテルに入れません。仕方なくワトソン家に滞在。そこで彼はワトソンの娘・シャーロット(アンドレア・デック)と出会うことになり・・・。
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