井内利彰

競馬に携わってます

桜舞うトレセン

2008-04-09 | Weblog
先週日曜が満開だった桜もそろそろ見納め。
今日は夜から雨ということで夕方には風が出始めました。
それに揺られてちらほら舞う桜。
ただトレセンではトールポピーやポルトフィーノといった桜候補が華麗な舞いを見せてくれました。

まずはトールポピー。
今日も併せのパートナーは変わらず位置取りも変わらず。
直線に向くと勢いは増すばかりで常に頭ひとつリードの状態。
トーセンキャプテンが追ってもその状態は変わらず結局半馬身ほど先着しました。
阪神JF時には突き放すような追い切りだっただけにそこを突くこともできますが、それは重箱の隅をつつくようなもの。
この動きを素直に評価します。

ポルトフィーノは8時のハロー明けに。
とにかく単走で落ち着かせること重視。
走り自体は確かに落ち着いていました。
時計も5F65秒3はトールポピーと雲泥の差です。

オディール、リトルアマポーラといったところは明日。
エイムアットビップなんかも頑張って動いていましたね。

目立った動きをしていたのはウィッシングデュー。
前走中京で勝ったんですが、その勢いが如実に出た動き。
1000万下だけに使いたいところに使えないもどかしさはありますが、ぜひ覚えておいていただきたい一頭。

あとはホクトスルタン。
CWを馬なりで82秒2。終いは12秒8。
思わず庄野先生にも「この馬の動きを見ていると気持ちいいです」
なんていっちゃいました。
「ストライドが大きいからすぐに時計になるもんね。やったら77くらい出るよ」と。
あっと驚く逃げをぶちかまして欲しいですね。