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砂時計の魅力

【ちょっと一息】

最近、銭湯やスーパー銭湯に出かけることが多く、あるものを目にする機会が増えたんですよね。それは、

砂時計



そう、サウナに入ると、壁にかけられた砂時計があるんですよね



壁掛け時計のところもありますが、小さなところは、砂時計が置いてあります。ちょうど5分間でしょうかね。

熱気があるので湿って固まったりしないのかな、と思っていたら、砂鉄が使われているようで、湿気対策もされているようです。

砂時計ってなんか魅力的ですよね。短い時間しか計れないんですが。砂の落ちる量は変わらないんですが、ひっくり返したときは、ガラスの膨らんでいる部分が減っていくので、なかなか量が減った感じがせず、時間って長いんだなー、なんて思っていたら、だんだん、砂の量の減りが早くなるんですよね。

こんなのって、若いときは1年が経つのが遅く感じていたけど、年を重ねていくと1年経つの早いなーと感じるのと同じなんでしょうか。

人生って砂時計?みたい。

日経MJ(平成20年12月10日)に「思い出の瞬間 封じ込める 砂時計職人 金子實氏40年の技」という記事が掲載されていました。

金子硝子工芸を探すなら、iタウンページ!

「砂時計は「時」のデザイン。二度と戻らない時間を目の前で演出していく。spのためには正確で慎重な職人技が求められる」って。

素っ気ない筒状のガラス管から滑らかな曲線を彩られたひょうたん型の砂時計のガラス玉部分を次々と作りだしていく。

砂の通り道であるガラス玉とガラス玉の間を結ぶくびれ部分の穴の大きさは、砂鉄の砂時計で焼く0.8mm、これが正しい時間を刻むポイント。

最近はオーダーメードの依頼が絶えないらしいです。甲子園の土、ニューカレドニア海岸、ナスカ、タクラマカン砂漠・・・・。南方戦線で夫を亡くした婦人から「慰問団でやっと島を訪れたが遺品は何ひとつなかった、せめてこの海岸の砂を思い出に」と依頼されたこともあるそうです。

価格は4000円から18000円程度。

オーダーメードのデザインの決め手は、砂の特徴をいかに把握し、重さとサイズのバランスを見極め、決まった時間を刻む砂時計に封じ込める、腕の見せ所なんですって。素晴らしいことですよね。

金子さんの紹介ページはこちら。

なんか注文したくなりましたが、肝心の砂がありません(とほほ)。

調べていると、島根県に

仁摩サンドミュージアム場所は、iタウンページ!

ってのがありました。

島根県太田市仁摩町は、日本でも有数な鳴き砂の浜「琴ケ浜」がある街。

この美しい自然の琴ケ浜の砂で町の活性化のために世界一大きな砂時計をと当時の町長が

一年計砂時計詳細はクリック

を作りたい、と。なんか苦労したようです。そんなこんなで、今、仁摩サンドミュージアムには、一年計砂時計があるようです。

出かけてみたくなりますよね。

人生、時を戻し、やり直したいこと、ありますよね。砂時計はひっくり返せるのになー

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