考え方一つで変わります、補聴器。

【会話】京阪電車の中での会話

Ａ：最近、耳が遠くなったんや。
（車内アナウンス）「次は、香里園、香里園」
Ａ：わしゃ、ここでは、おりへんで。
Ｂ：なにゆーてんねん。香里園っていったんやで。

「香里園」が「ここおりへん」って聴こえたら・・・
という車内広告がありました。

【新聞記事を見て】平成１９年３月４日読売新聞「見せる補聴器　目立たぬ肌色、一変」

補聴器のデザイン性が高まっている。アクセサリーとして楽しめるよう形状をスマートにしたり、カラフルな色をそろえたり。補聴器は隠すものから、人に見せるものに変わってきているようだ。
補聴器メーカーのリオン（東京）は今年２月、デザインも重視した補聴器「リオネット　ロコ」を発売した。耳に掛けて使うタイプで、耳に合うようにすっきりとした形状。緑やえんじ、えび茶色など全１３色から選べる。耳の穴につながるチューブ部分は透明で細く、目立ちにくい。アクセサリーのように人に見せて楽しむことができます。「補聴器などまだ早い」と思っている人も気軽に着けてもらいたいと。
パナソニック補聴器（横浜市）は昨年６月、おしゃれな補聴器「アヤパッション」を発売した。耳の穴に納めるタイプで、周囲から見える電池ぶた部分を、その日の服装に応じてつけ替えることができる。７色あり、３色か６色を選べる。聞こえ具合などに応じてオーダーメードするため、価格は様々だ。
日本補聴器工業会は、おしゃれな補聴器を装着することで、高齢者がサークル活動などに参加しやすくなるが、補聴器は医療機器なので、信頼できるお店で、その人の聞こえ具合や使う環境に合った機能の製品を選んでほしい、と。

【ちょっと探してみよう。さぁ、ｉタウンページ検索！】

眼鏡をかけている人はひじょうに多いですが、補聴器をされている方ってあんまり聞いたことありませんね。
実は、補聴器の潜在ユーザー（難聴者）のうち、補聴器の所有者割合はわずか24.1％なんですって。ちょっとぐらい聞きづらくても、我慢しよう、なんて方が多いのと、まだまだ補聴器が一般的でないからなんでしょうね。人と会話するのが、億劫になって外出を控えたりするんじゃないでしょうか。
でも、このように小型化し、カラフルで、ちょっとオシャレっぽいのが出てくると、普及するかもしれません。
発想を変えるとビジネスチャンスが広がる、良い事例になれば良いですね。

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