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自分に合うウイスキーを求めて(特別編 白州蒸溜所ツアー第四話)

【ちょっと一息】ウイスキー三昧な一日 第四話

「白州蒸溜所 五感で楽しむシングルモルトツアー」の 第三話では、工場見学の様子をお伝えしましたが、第四話は「産地別シングルモルトテイスティング講座」についてご紹介します。

工場見学後、特別セミナールームへ案内されます

テーブルの上には、既にテイスティングセットがセッティングされています。

テイスティング
ていすてぃんぐ

左から、白州12年、山崎12年、マッカラン12年(スペイサイド)、ボウモア12年(アイラ)です。

テイスティングの前に、やっぱし、講座を受けないと駄目ですよね。

まずは、ウイスキーの分類の説明。基礎知識から説明してくれるので、ウイスキー初心者にとっては、ウイスキーを知るにはもってこい、って感じです。

セミナーセミナーセミナー


友人と私は、

まだか~、まだか~とイライラ

やっとこさ、口をつけても良いとのこと

テイスティング方法としてのお薦めは、と教えてくれたのは、サントリーチーフブレンダー、輿水氏のテイスティング方法です。

①グラスを回しながら、鼻に近づけ、香る
②口に含んで、転がす。
③飲み込み、味わう。
④余韻を楽しむ。

だったと思います。

なんとなくいつも味わっているのとは違うような気がします。このテイスティング方法をこれからやってみようと。それぞれのテイスティングノートは、この講座に参加し、綴ってみてくださいね。

次に、このウイスキーに合うおつまみを紹介してくれました。

ウイスキーに合うおつまみとしては、サーモンやナッツ、チョコレートがありますが、今回紹介してもらったのは、

和には和、洋には洋

という組み合わせ。

つまみ

①白州-黒胡椒ビーンズ
②山崎-ねれせんべい、それか、黒豆
③マッカラン-フィナンシェ(チョコレート味)
④ボウモア-ブルーチーズ(私は嫌いで食べられません)

①②は、ミスマッチのようで、実は、そうでもないんです。いけるんですよ、びっくりです。爽やかなフルーティな「白州」には、スパイシーさが合いますし、華やかな「山崎」には、しっとりした食感としょうゆ味が確かに合います

面白いですよね。

各15mlでは、当然、足らなく「少ないなー」って友人と喋っていたら、おかわりが可能でした。もっと早めに言ってくだされば「ガンガン」飲むのに。

でも実際、結構いただきましたよ。かなり出来上がってました。

それは、宴の後、いや、講座の後の状況をみれば盛り上がったことがお分かりになるのではないでしょうか。

セミナー跡 

ということで(実際の内容はもっと充実いますよ)、ひじょうに楽しかった講座でした。ありがとうございました。

続く(第五話)
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自分に合うウイスキーを求めて(特別編 白州蒸溜所ツアー第三話)

【ちょっと一息】ウイスキー三昧な一日 第三話

「白州蒸溜所 五感で楽しむシングルモルトツアー」の 第二話では、レストランとバーの様子をお伝えしましたが、第三話は、工場見学についてご紹介します。いくつかの蒸留所の見学コースを見ていますが、白州蒸留所の見学は、日本一、だと思っています(これはお世辞ではなく)。

そもそもシングルモルトの原料は何か、それは

「二条大麦」

なんですね。この大麦が、琥珀色の美味しいウイスキーに変化する過程を、この工場で見ることができます。

キルン(乾燥塔)を模したウイスキー博物館に集合。

ウイスキー博物館 

この日の女性ガイドの方、凄く声がとおるんですよね。良かったですよ。ありがとうございました。

さあ、スタートです

蒸留所の建物の入口を入るなり、麦芽でしょうか、甘い、温かい香りが充満。嬉しくなりますね。

0.原料 
・大麦には二条大麦と六条大麦があるんですが、ここでは二条大麦を使います。二条大麦はデンプン質が多いからです。
・水(仕込水)ですが、ここでは「サントリー天然水南アルプス」を使うんですって。

1.製麦
・浸麦槽(スティープ)で、大麦を水に浸して、発芽させます。その時に発生する酵素でもってデンプンを糖に変えます。
・発芽した大麦をコンクリートの床に広げ、発芽が均一になるように木製シャベルで攪拌を繰り返します。
・さらに発芽の進行を止めるために麦芽乾燥塔(キルン)で火を焚き、乾燥させます。このときにウイスキーの香りに影響を与えるピートを一緒に焚きます。

*ここ白州蒸留所では、専門の麦芽製造業者(モルトスター)より仕入れているのでこの工程はありませんでした。白州はあまりピートを焚かないようです。

2.糖化
・乾燥させた麦芽を粉砕し、それを糖化槽に入れ、65度のお湯を加えて攪拌し、発酵に必要な糖液(ウォート)を抽出します。

マッシュタン

3.発酵
・ウイスキー作りの醍醐味の一つ、発酵。糖液にイースト菌を加えて、発酵槽に移します。

ウォッシュバック

・イースト菌が糖をアルコールと炭酸ガスに分解します。発酵槽の中で、ぶくぶくと泡を発てて、呼吸をしています
・ここで、アルコール度は6~8%のもろみが出来上がります。

ウォッシュバック内発酵中

4.蒸留
・出来上がったもろみを銅製単式蒸留釜(ポットスチル)へ移して、加熱、沸騰させるんですが、沸点の低いアルコールが先に気化します。
・ポットスチルには、初留釜と再留釜があり、加熱→気化→液化、そしてもう一度、加熱→気化→液化を行い、アルコール度の高い(70度)、不純物の少ない蒸留酒(ニューポットと呼びます)を取り出します。

ポットスチル

ポットスチル

・ちょうど、手前の初留のポットスチル(ストレートヘッド型)で加熱していました。

ポットスチル

・ポットスチルにもいろいろな形(首の微妙なラインや長さ)や大きさがあります。サントリーの蒸留所には、ストレートヘッド型、バジル(ボール)型(胴体の上の部分にボールのような膨らみがある)、ランタンヘッド型(胴体とヘッドの間にくびれがある)の3つのタイプがあるようです。
・ポットスチルの形でも出来上がりの味わいが異なるんですって。

5.熟成
・樽(カスク)が積み重なって保存されている貯蔵庫を周ったんですが、入った途端、ウイスキーの香りが鼻を包み、幸せな気分になりました

ここは普段の見学の場合は、撮影禁止なんですが、このツアーではOKでした。

貯蔵庫

貯蔵庫

・生まれたてのニューポットに加水してアルコール度数を63度に落として樽詰めします。3年、5年、10年、15年、30年と年を重ねていくと、樽の成分が溶け出して、ウイスキーに色合いや風味、味わいを加えていきます。
・樽材はミズナラ、スパニッシュオーク(シェリー酒熟成に適する)、アメリカンホワイトオーク(バーボン熟成に適する)、形もいろいろあります。

そうそう、貯蔵庫の奥に透明ガラスの扉でさえぎられたコーナーがありました。扉には「オーナーズカスク」と書いてありました。樽ごとお買い上げで、世界にたった一つのシングルカスクモルトを作ってくれます。オーナー直筆のサインをはじめ、蒸溜所名、カスクナンバー、ヴィンテージ、アルコール度数などを記載したオリジナルラベルのボトルを化粧箱に入れてお届けしてくれます。

1981年

・最高額は、なんと

2600万円(1981年蒸留)

・一度熟成させた樽は再度、再生して熟成にまわします。再生をリチャーと呼びます。職人が樽内に焦げ目をつけるために燃やすんですね。見学コースに入っており、結構、迫力がありましたよ。最後には、水をかけて一瞬で消してしまうんです。職人の方が

「ほーら、どーや!」(関西弁ではないと思いますが)

という感じで仕事を終えられる姿が格好いい!

リチャーリチャーリチャーリチャーリチャー

煙の漂う樽の香りを嗅ぐことができました。焦げ臭さはなく、甘い香りがして、うっとりでした。

6.瓶詰め
・熟成が完了した樽入りウイスキーをミックスして加水して40度にして瓶詰めして出荷します。加水しないものをカスクストレングスといいます。
*見学はありませんでした。

ということで、ウイスキーの製造工程をご紹介しました。

続く(第四話)


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自分に合うウイスキーを求めて(特別編 白州蒸溜所ツアー第二話)

【ちょっと一息】ウイスキー三昧な一日 第二話

「五感で楽しむシングルモルトツアー」第一話では、新宿西口発のバスの中の様子をお伝えしましたが、第二話は、到着後の模様を書きます

首都高から中央道を一路白州に向かってバスは走っていたのです。長坂ICを降りたバスは、道を間違えたのか、もう一度、長坂ICへ戻り(運転手さんは平謝りでした)、次の小淵沢ICで再度降り、一般道を走って、国道20号線に出て、白州蒸留所へ到着です

サクラがお出迎えしてくれました

サクラ 

到着は、12時30分。早速、レストラン「ホワイトテラス」でお食事です。

ホワイトテラス 

美味しいランチをいただいた(私はスモークサーモンが良かったですよ)のですが、これだけの料理を目の前にして、ツアー主催者の担当の方から、

ウイスキーは無しよ、と。

トホホ。セミナーでじっくりいただいてもらいますので、今はお預け、なんですって

ランチ 

これはちょっと辛かったですね。

食事の後は、工場見学(13時30分スタート)なのですが、あと20分。我慢できず、友人を誘って、有料のバー

「BAR HAKUSYU」へ。

バー 

ここのバー、好きなんですよ。昼間なのに非常に雰囲気があって、女性店員の方もお話してくれますし(当然、ウイスキーの話ですよ)。

早速注文。

白州蒸留所秘蔵モルト 白州蒸留所秘蔵モルト

白州蒸溜所秘蔵モルト 43%

蒸留年は1984年なのですが、熟成年数を女性店員さんに聞くと、

ヒ・ミ・ツ

って言われました。だから秘蔵なんですって。

シェリー樽で熟成されているので、ちょっと赤みを帯びた琥珀色で、香り、味わいとも、甘く、華やかです。美味しいですよ

おーっと、時間になりました。残念

ということで、この後、工場見学に向かいました。

続く(第三話)


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自分に合うウイスキーを求めて(特別編 白州蒸溜所ツアー第一話)

【ちょっと一息】ウイスキー三昧な一日

もう一年前ですね、サントリー白州蒸溜所へ出かけたのは。

そして今日、再び訪れる機会ができました

白州蒸溜所 五感で楽しむシングルモルトツアー
『産地別シングルモルトテイスティング講座』


ブロガー限定モニターキャンペーンに応募し、見事当選

今日ほどブログを書いていて良かったと思った日はありません

そのツアー内容をご紹介していきます

新宿西口に9時30分に集合。集合場所はこちら(iタウンページスクロール地図)

主催のサントリー社員の方々がお出迎えしてくれました

私とウイスキー好きの会社の同僚Nさん、2人バスに乗車。楽しいツアーになりそうです

総勢25名とはとバスのドライバーとガイドの方。

はとバス 
余市12年

さあ、出発。本日のスケジュールの案内を聞いて、バスツアーが始まりました。

この「白州蒸溜所 五感で楽しむシングルモルトツアー」は、4月8日から12月までの土曜、日曜で開催されます(開催日程はHPで確認してくださいね)。
今回は、特別に、新宿からバスで白州蒸留所に向かいましたが、皆さんは自費で蒸留所まで行ってくださいね(ドライバーは禁酒ですよ)。

でも、6月からは、はとバスでバスツアー化されるんですって。これだと飲みまくれますよ

という案内はそこそこにして、我々二人は、早速、

持ってきた、
ラフロイグ10年小瓶とニッカオールモルト小瓶
(サントリーツアーなのにごめんなさい)
を開けて、ウイスキーカップに入れて

かんぱーい

空き瓶

こうして車内から、

ウイスキー三昧な一日

は始まりました。

続く(第二話)。
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自分に合うウイスキーを求めてVol.94(タムナヴーリン)

【ちょっと一息】シングルモルト「タムナヴーリン」(スペイサイド)

広島のバー

フーケ場所

の奥のソファでくつろいでいたんです

夜の12時を越えると、カウンター席が空いたので、店員の方のお願いしてカウンターに席を移してもらいました。

やっぱし、バーはカウンター席に座って、マスターとの会話を楽しまないとね。

ということで、カウンター席で、2杯目を注文。

タムナヴーリン10年 40%

タムナヴーリン タムナヴーリン

タムナヴーリン・グレンリベット蒸留所は、1995年に休止されていて現在は操業してないんです。綺麗な金色。爽やかな香り、ライトな草っぽい味わいで、余韻も少ないです。まあまあですよね。

マスターとカウンター越しに話をしました。

私「実はこのお店、ウイスキーの専門誌で見つけたんですよ
M「どうですか、雑誌の印象と実際は
私「賑やかでビックリしました」
M「そうですよね、広島の方は、皆でいらっしゃってワイワイされるんです、もう18年やってますが、普通のバーのようにカウンターだけだと駄目なんです、だから、テーブル席を入口に設置しているんです」
私「バーだから、一人でカウンターでマスターとの会話を愉しもうと思ってましたが」
M「そうですよね」
私「グラスは素敵ですよね、東京のバーでも、普通のテイスティンググラスですが、ここは、足の長い、形も様々なグラスでビックリです
M「ありがとうございます。凝っております。銀座でも、グラスに凝っているところは少ないですね、高い料金取っているのに

というような話をして、午前1時に店を出ました。

素敵なバーなので、次回広島に来たときも寄ってみよう

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自分に合うウイスキーを求めてVol.93(カードゥ)

【ちょっと一息】シングルモルト「カードゥ」(スペイサイド)

広島でバーを見つけ、出かけました

フーケ場所

フーケ フーケ

大通りから少し入ったところで、周囲は静かでした。しかし、店の中は、夜の11時だったんですが、ほぼ満席で、わいわいがやがやでした。

入口を入ると、テーブル席が3つ、松材のカウンター8席。マスターが入口に来て「満席です」って言うのかな、と思ったら

「奥へどうぞ」

と。「えっ? 奥?」

入っていくと、奥にありました。
大きな四角の低いテーブルに大きなソファがコの字に置かれていて9人がくつろげるボックス席。座り心地良く、ホー、隔離された空間。3人でこの空間を占拠してしまいました。でも本当はカウンターに座りたかったんですがね

ベルを「チリリーン」と鳴らすと、店員の方が注文を取りにきてくれました。

カードゥ12年 40%

カードゥ カードゥ

カードゥとは「黒い岩」という意味で、ジョニーウォーカーの原酒。
綺麗な金色、スペイサイドの特徴である甘く華やいだ香り、味わいは、少し薄い、あっさりした感じでしたね。余韻は細く長くです。ちょっとかっこいいボトルですよね。

それと、グラス。チューリップ型、足が長く、ポットスチルのマークが入っているんですよ。普通のバーだとそのようなグラスはなかなか出せませんね。素敵ですよね

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自分に合うウイスキーを求めてVol.92(カリラ)

【ちょっと一息】シングルモルト「カリラ」(アイラ)

いつもの「ジョンオグローツ」へ一週間の疲れを癒やしに行ってきました。最近、何を注文しようかと迷うので、お店に行く前に、本屋さんでウイスキーの本を見て「これ!」と決めていくんです。

今日は「スペイバーン」「オルトモーア」「カリラ」をピックアップして、お店に入ってから選択するんです。

で、マスターに「カリラありますか」と尋ねると

「いつ注文してくれるか、待ってました。カリラはたくさんあります。カリラの店と言っても良いくらいですよ」と。

「スタンダードとお薦めをハーフ&ハーフで」と。

まずは、

Caol Ila 40% 1988蒸留 2002瓶詰め Gordon&MacPhail Connoisseurs Choice 

カリラ カリラ

「カリラ」はゲール語でアイラ海峡を意味するので、当然、ピート香が激しいと思うんですよね。このカリラは、マスター曰く、アイラの入門編ですね、と。
色は、薄い金色、香り、味わいはピート香なんですが、甘いんですよ。あっさりとした味わいです。ちょっとビックリでした

次は、

Caol Ila 12年 58.5% 1989年蒸留 カスクストレングス WILSON & MORGAN BARREL SELECTION


カリラ カリラ

これは先ほどのカリラと違って、ピート香は当然なんですが、濃厚な味わいです。色は薄い金色、ドーンとお腹に来ますね。余韻は少ないですけど。

いずれも、美味しかったです

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自分に合うウイスキーを求めてVol.91(スキャパ)

【ちょっと一息】シングルモルト「スキャパ」(アイランド)

銀座の

日比谷バーウイスキーズ

ですが、バーテンダーの島袋さん、結構、人気者で、専門誌「THE Whisky World Vol.9」の銀座、酒場物語のコーナーにも紹介されているんですよね。「観ましたよ」って言うと「使わない、って言ってたんですよね、なのに・・・、嫌なんですよ、目がきつく写ってるんですよね」と。凛々しく写ってますよ。

TWW 島袋さん

2ショット目は、

スキャパ14年 40%

です。

スキャパ スキャパ

スキャパ蒸留所は、世界最北のウイスキーの地、オークニー諸島に位置しています。2km北には「ハイランドパーク蒸留所」があり、この2kmの差で、世界最北の蒸留所という肩書きを得られなかったようです。

色は、黄金色、香りは甘く感じますが、味わいは、ピリ辛します。ピリ辛なんですが、これも結構、あっさりって感じです。美味しいですよ。

ここの店員さん、下鳥さん、津坂さん、大上さん、神戸さん、皆さん、明るく優しいんですよ。飲んでいても、気持ちいいです

是非、出かけてみてくださいね。
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自分に合うウイスキーを求めてVol.90(ザ・グレンドロナック)

【ちょっと一息】シングルモルト「ザ・グレンドロナック」(ハイランド)

久々に、といっても3週間ぶりですが、銀座の

日比谷バーウイスキーズ

へ出かけました。

iタウンページスクロール地図

のバージョンアップに大変苦労してくれた後輩と、お疲れさん会を開催したんです。

ここで宣伝しておくと、3月13日から19日までの7日間で、このスクロール地図をテーマにブログ記事を書いてくれた数、なんと、

1600! 14日は、640!!

3~5分間隔で、ブログの記事がアップされていたんです。もうビックリですよ。嬉しかったです。ということで、お疲れさん会なんです。

店の近くの交差点のところで、店員の大上さんがチラシを配っているのを発見。大上さんも気が付いてくれて、店まで案内してもらいました。
店内のカウンター席は、ほぼ満席で、特等席のテーブル席に案内してもらいました

店内 

今日いただいたのは、

ザ・グレンドロナック12年 40% ダブル・カスク・マチュァード シェリーウッドandトラディショナルオークバレル 

です。

グレンドロナック グレンドロナック

まず最初はシェリー樽で熟成させ、最後にファーストフィルのアメリカンオークカスクで熟成し、瓶詰めしているようです

赤みがかった金色。甘い香りと味わいですが、あっさりしたストレートな感じがしましたね。美味しかったですよ。正統派ハイランド、初心者向きって感じです

次は、何にしようかな。次回へ続く。
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自分に合うウイスキーを求めてVol.89(ピティヴェアック)

【ちょっと一息】シングルモルト「ピティヴェアック」(スペイサイド)

ウイスキーファンの友人が

「ピティヴェアックは閉鎖された蒸留所だから見つけたら飲んでおいたほうがいいよ、そのうち品薄になるから」

と教えてくれたので、早速、行きつけのバー「ジョンオグローツ」で注文してみました。

ピティヴェアック ピティヴェアック

ピティヴェアック12年 43% 花と動物シリーズ

シェリー樽熟成ということで、濃い琥珀色、綺麗です。濃縮された甘い香り、そしてフルーティな味わい。余韻も長く、素晴らしいシングルモルトです。
この蒸留所が閉鎖になっているなんで、ひじょうに寂しい限りです。

この香りを嗅いでいると甘美な気持ちになり、目を閉じていると、そのまま眠ってしまいたくなりました。
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自分に合うウイスキーを求めてVol.88(ブレアソール)

【ちょっと一息】シングルモルト「ブレアソール」(ハイランド)

年末から体調が良くなく、2月に入ってやっと本調子に戻ってきました。よって近所のバー「ジョンオグローツ(03)」へ今年初めて出かけたんです。

そこで、お薦めのワンショットをお願いしました。それは、

ブレアソール29年 54.8% 1977年蒸留 2006年瓶詰め

DUNCAN TAYLOR&Coのシングルモルトです。

ブレアソールは、ベルのキーモルトで95%がブレンドとして使われます

ブレアソール ブレアソール

綺麗な琥珀色、少し華やかな香り、木っぽい&華やかな味わいで、余韻が長く残ります。まあまあ、いけましたよ

ブレアソール12年に関する情報はこちら!
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自分に合うウイスキーを求めてVol.87(ミルトンダフ)

【ちょっと一息】シングルモルト「ミルトンダフ」(スペイサイド)

芝パークホテルのバー「フィフティーン」での2ショット目は、

ミルトンダフ12年 61.8% 1993年蒸留

ゴードン&マックファイル社のボトラーズ物です。

ミルトンダフ ミルトンダフ

ミルトンダフは、バランタインのキーモルトの一つ。

今回いただいたのは、シェリー樽熟成なので、ひじょうに濃い琥珀色です。華やかな香りがして、度数を感じさせない甘い味わいです。美味すぎるって感じでした。日本限定カスクのようです。

ミルトンダフグラス

このグラスの形、足が長く、ウェスト部分がほっそりとして、今までに味わったウイスキーグラスとは違ってました
いつもは、ボディふっくらとしたチューリップ型のグラスがほとんどだったので、ちょっぴり感激かも
足から一番広がったところがちょうど30mlなんでしょうか。そこから細くなり、香りが凝縮され、最後に、凝縮された香りが華やかに広がる、そんな感じを、リードバーテンダーの藤川さんが説明してくれました
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自分に合うウイスキーを求めてVol.86(ローズバンク)

【ちょっと一息】シングルモルト「ローズバンク」(ローランド)

一度行きたかったんです
大先輩に無理を言って、連れて行ってもらいました。それは、

芝パークホテル内のバー「フィフティーン」 です

フィフティーン フィフティーン

ここには、スコッチ文化研究所認定のウイスキーコニサー資格

『ウイスキーエキスパート』

をお持ちのリードバーテンダー、藤川さんがいらっしゃって、以前からお逢いしたいと思っていました。

席に案内されると「藤川さん、いらっしゃいますか?」と尋ねて、呼んでもらいました。藤川さん、前髪を上げて、キリッとした顔立ち、格好いいですよ。

注文したのは、

ローズバンク13年、46% (1990年蒸留、2003年瓶詰め)

J.wiebers whisky worldというドイツのボトラーズ物です。

ローズバンク ローズバンク

薄い金色、香り、味わいとも、ひじょうに華やかで甘い、そして余韻が長く残る、ひじょうに美味しいワンショットです。いけます

ローズバンク蒸留所は、ローランドにあったのですが、1993年以降閉鎖されているんです。ローランドモルトの特徴である3回蒸留を行っていたウイスキー、ひじょうに人気がったんですが、残念です。再開を希望する蒸留所の一つですね。

もうワンショット注文しましたが、これは次回に。

藤川さんの写真、いただきました。右の方です。

藤川さん

いろいろと教えてもらいました、ありがとうございました
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自分に合うウイスキーを求めてVol.85(鶴)

【ちょっと一息】ニッカウヰスキー「鶴」(ブレンデッドウイスキー)

ニッカのブレンデッドウイスキーといえば、

「鶴17年」43%

ですね。
「日本のウイスキーの父」、ニッカ創業者、竹鶴政孝氏が、ウイスキーへの情熱の集大成としてつくり上げたものです

新鶴

2006年12月1日に新発売されたんです。それまでは、年数表示のない「鶴」だったんです。バトンタッチですね

そこで、新旧「鶴」の飲み比べを行いました。ご存知でしたか、「鶴」には、白びんも発売されているんですね。鶴の姿をイメージしたボトルなんですよね

旧鶴

まずは「旧鶴」。余市蒸留所のシングルモルトをベースにしていることから、甘い香りとスモーキーさを残した男性的なウイスキーです。少しとげとげしさが残ってますね。美味しいです

旧鶴

ボトルには、鶴のデザインがされており、力の入れようが感じられます。

新鶴

「新鶴」ですが、宮城峡蒸留所のシングルモルトをベースにしているので、まろやかな柔らかい香りと味わいです。このボトルの形、12の曲面になっており、ウェストがしまっていて、優美な感じが素敵です。キャップに鶴のデザインが入ってましたよ。

新鶴

白びんは、まさに首が細く、エレガントな鶴ですよね。

新旧を比較して飲んだんですが、違いが分かって、どちらも味わい深く、ニッカの素晴らしさが出ています。ブレンダーの方に感謝です。美味しいです

ニッカは、もう旧鶴は販売していないんですよね。残念です
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自分に合うウイスキーを求めてVol.84(グレンフィディックトランプ)

【ちょっと一息】番外編

いろいろなウイスキーグッズが販売されています。ピンバッジ、フラスク、グラスなどなど。
こんなのいただきました。スコッチ系グッズは、初めてなので、嬉しいです。ありがとうございます。

それは何かというと

「グレンフィディックのトランプ」

ですよ。

トランプ

左から
グレンフィディック 12年 スペシャルリザーブ
グレンフィディック 12年 クーラン[カオラン]リザーヴ 
グレンフィディック 15年 ソレラリザーブ
グレンフィディック 18年 エンシェント リザーヴ
グレンフィディック 21年 グランリザーブ
です。

グレンフィディックとは、ゲール語で「鹿の谷」を意味します。だから、表は「鹿」なんですね

トランプ表

裏は、グレンフィディックのいろいろな味わい方が紹介されています

トランプ裏

13種類それぞれ違うんですが、詳しくは、グレンフィディックのホームページに掲載されています。

トランプ一覧

さすが、世界一、飲まれているスコッチウイスキーですね。
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