コロナ改修、申請急増は効果大に。ただし検証が必要。

　函館市が行っている、新型コロナウイルス感染防止対策を実施する事業者・店舗に改修費を補助していますが、昨年１２月定例会で１億５千万円の増額補正を行ったものの、その後も申請が相次ぎ、当初想定の８倍の申込みがあったようです。
　国の「新しい生活様式」に基づいた感染防止対策をということですが、１２月定例会の予算特別委員会での質問に、最も多いのはエアコン、次いでトイレということでした。どちらも換気や接触防止に役立つものですが、この機会だから補助金でということがないのか、店内の飲食スタイルや座席の配置、飲食時の飛沫や接触防止がどのように行われているのかが重要ですから、予算特別委員会でも申し上げましたが、単に補助申請があったから良かったということではなく、実際に感染予防にどう繋がっているのか、補助金が本来の目的を果たしているのか、現場を見ていないと言うことですから、検証が、確認が必要です。
　さらに、私たちは、どの店が補助を受けて「新しい生活様式」を実施しているのか分かりませんから、外から分かるようにしていただければ安心が増すと思います。
　私たちも会食など、飲食店を利用する機会が極端に減っていますし、皆無に近い状態ですが、日中やお酒を伴わない食事など、感染防止を行いながら、現場の状況の確認を行わなければならないと思います。難しいのですが…。