お盆とソテツ －磯子ヴィレッジ－

　このところ、1日に何度かわずかではありますが雨が降ります。


≪アガパンサス≫
アカバンサスと表記した本もあります。別名ムラサキクンシランとも言うようです。
今回、初めて近くの庭に咲いているのを見ました。
気が付けば、公園や街路に植えられて咲いていました。

　昨日は、盆の入りでした。
お墓参りをしました。

≪先祖代々の墓≫
お墓は、前々日に掃除をしたのですが、既に枯葉が落ちていました。
この時期、常緑樹の葉の入れ替えの時期でもあります。

　長屋門の前で、迎え火を焚き、ご先祖様をおよびし、ご仏壇にお招きしました。

≪迎え火≫
アスファルト舗装がされているので、直に火を焚くことが出来ないので、缶に砂を入れて火を焚いています。


≪仏壇≫
仏壇は、竹飾りをして、掛け軸を掛け、お供えをしました。
午後には、お坊さんをおよびし、棚経をして頂きました。

　お盆前の作業として定着しているのが、ソテツの葉の剪定です。
かっては、お盆の飾りにとソテツの葉が使われていたので、花屋さんが葉を引き取ってくれました。
しかし、ソテツの葉は、「痛い」という事で最近は使われなくなりました。
葉を使うことは無くなりましたが、この時期ソテツの葉の剪定だけは行っています。

≪ソテツ剪定前≫

　最近は、良く花を付けるようになりました。
雄花と雌花があり、それぞれ株がことなります。

≪ソテツ雄花≫
雄花は、上下に長く伸びます。
今年は、1株に２つの花をつけています。

　雌株は、丸まった形をしています。

≪ソテツ雌花≫
今年は、２株ある雌木にそれぞれ花を付け、その内の１株には、２つの花を付けています。

　例年、前年の葉は、ほとんど切り落としてしまうのですが、今年は、花を持つ枝が多いのと、新芽の成長が遅いので、葉を多く残しました。

≪ソテツ剪定後≫
さっぱりとはしませんが、薄暗かった場所が、明るくなりました。