人生は 五 七 五

ご訪問有り難う御座います。

訪問者の皆様に
神の祝福がありますように
(by mother teresa)

日曜日の日経新聞に宮部みゆきのインタビューが

2008-09-01 16:30:46 | Weblog

宮部みゆきという作家がいるけど、その人について日経新聞に載ってたんだよね。

この人は、ゲーム好きで、ゲーム雑誌とかに良く出ていて、それで何となく頭にあって、名前を知っているだけどね。

宮部みゆきがそこから先生に言われたという言葉で

「書きたいものを書きなさい。何が必要かは書いているうちにわかるようになる」

と言う文は名言だなって思う。

彼女自身の作家スタイルで

「1つ話を思いつくと仕上げることに夢中になります」

と言うのも、これが大切だよなって思う。

結構次から次へとアイデアが浮かんでしまって、全て中途半端なんて結構ありうるけど、そこは自制して1つ仕上げてからという風にしないと、ぐちゃごちゃになっちゃうよね。

最近、彼女はあんまりゲームしないで、攻略本読んでゲームを楽しんでいるみたいだね。確かに、最近のゲームは長いし、時間もかかるからね。この攻略本読むって言うのは中々良いことかも。基本的にストーリをゲームの中で楽しむ場合は、ゲームする必要ないんだよね。

この人はゲーム中の台詞とか事細かに憶えているみたいなんだけど、僕の場合、ゲームは結果が知りたいから、途中の台詞とかちとガキっぽ過ぎて、あんまり憶えているなんてできないな。台詞より、その内容しか憶えられないよね。ニーチェの箴言とか諺だと台詞を憶えられることもあるけど、それでも何度も見なきゃ行けないし結構苦手だな。夏目漱石の文とかも憶えようとしちゃうかな。つまり権威主義ってことか、、、何か嫌だな、ってどうでも良いことだけど、、、

ってな感じだな


林真理子の「ワインの話し」

2008-09-01 16:14:00 | Weblog

林真理子のミルキーという短編集の中にある、ワインの話は面白かった。

別に普通のワイン好きの女性が主人公で、「私」がその人について書いているだけなんだけど、何故か最期まで読まされる。他人の人生を少し垣間見れたという感じかな。まあどちらかと言うと週刊誌ネタをふくらませて、小説にしたという感じだね。

それでも微妙に知性を感じさせる答えのない人間的問いが書かれていて面白い。まあそう言う人間的問いをもう少し詳しく説明してくれたらもっと面白いになと思う。人物描写はかなり細かくて面白いんだけど、「問い」の説明が少ないので、腑に落ちない感じだ。

この話は何か取材して、それに基づいて書いたような感じたけど、週刊誌からネタをもらって書いたのかなってな気もする。

小説を書く原点ってやはり書きたいという気持ちと、書くのが好きという気持ちからであって、それ以外のことは後から付けたものなんだろうなって思いますね。

ちなみに、小説みたいなものを書き始めると、過去の文豪は別にして、小説をどうも楽しんで読めなくなる気がします。どうやって書いたんだろうとか、何で書いたんだろうとか、構成はどんな感じかとか、そんな感じで読んでしまって作品そのものを楽しむことはできなくなる気がします。描写の上手さや、構成の上手さなどばかり目が行ってしまいます。

ネタ探しの読書は、すると思いますが。

ってな感じかな。