こんにちは、彩りプロジェクトです。
このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。
少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。
彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。
SAPと競合他社との比較をしましょう。
過去5年の年平均売上高成長率ではマイクロソフトが4.1%、オラクルが0.3%なのに対して、SAPは9.2%と突出しています。
その裏には、SAPが他社よりもアドバンテージを持つ2つの要素があります。
一つは10年に開発した製品です。
SAPは基幹商品であるERP(統合基幹業務システム)ソフトに加え、「HANA」と呼ぶ高速データベースを開発しました。
ハードディスクで処理していた技術機構を見直し、フラッシュメモリーでデータを記録した結果、大容量のデータを従来の数百~数万倍以上で高速処理できるようになりました。
指数関数的に増えるデータを瞬時に解析できるようになったことで、ビッグデータを扱う新ビジネスの創出が可能になりました。
もう一つは、新しいビジネスを立ち上げるための「デザイン思考」という方法論に基づく、コンサルティング機能の強化です。
デジタル化で工場の生産性を高めるだけなら、IOTに対応した設備を導入すれば良いのですが、IOT化は競合他社も当然、追随してきます。
業界の垣根も崩壊し、競争が激しさを増す中で競争優位を維持するには、生産性向上の次のフェーズ、つまりビジネスモデルそのものを革新する必要があります。
重要になるのが、「顧客起点」でサービスを考え直すということです。
それが、デザイン思考とも言います。
デザイン思考は、既にアメリカのアップルなどのアメリカ西海岸のIT・ネット企業がこぞって導入しています。
消費者との対話を重視し、そこから潜在的な問題を発見、プロトタイプの製作と検証を繰り返しながら、消費者が抱えている課題を解決するソリューションを導き出すのです。
SAPはこの方法論にいち早く目を付け、自社の変革だけでなく顧客企業に対する支援に組織的に生かしてきました。
例えば、アディダスがマイアディダスを開発する際、SAPはアディダスの関係者と共に、顧客調査や消費者の観察を通して、マス・カスタマイゼーションで消費者が求める要素を徹底的に議論しました。
分かったのは、アディダスのファンはデザインの自由度と同程度に価格を重視する点でした。
両社は従来想定していた「カスタマイズ商品は多少高くてもいい」という仮説を捨て、色や素材のバリエーションをある程度絞り込んででも、価格を一般製品と同水準にしたのです。
この結果、同サービスは開始以来人気を博し、それがマス・カスタマイゼーションをさらに進化させたスピードファクトリー建設という経営判断につながったのです。
SAPの共同創業者ハッソ・プラットナー氏はスタンフォード大学のデザイン思考を教える「d・school」創設を支援したほかにSAPもシリコンバレーにイノベーションセンターを開設しているのです。
社員はほぼ全員がデザイン思考を習得し、伝道師となって顧客企業に無償でノウハウを提供しています。
その結果、今ではSAPのシステムを導入するドイツ企業の多くが、デザイン思考を事業に取り入れるようになったとまで言われる程になっています。
(続く)
「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。
また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。
こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。
メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。
なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。
金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。
「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。
「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。
※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)
・ここのところ、資金繰りが不安定だ
・よくわからないが売上げが減少している
・自社の状況を客観的に把握したい
・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい
・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい
この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。
彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)
経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」
「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」
というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。
お気軽にご相談下さい。
当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。
どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。
→ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
HPの申込フォームから(こちらから)どうぞ。
このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。
少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。
彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。
SAPと競合他社との比較をしましょう。
過去5年の年平均売上高成長率ではマイクロソフトが4.1%、オラクルが0.3%なのに対して、SAPは9.2%と突出しています。
その裏には、SAPが他社よりもアドバンテージを持つ2つの要素があります。
一つは10年に開発した製品です。
SAPは基幹商品であるERP(統合基幹業務システム)ソフトに加え、「HANA」と呼ぶ高速データベースを開発しました。
ハードディスクで処理していた技術機構を見直し、フラッシュメモリーでデータを記録した結果、大容量のデータを従来の数百~数万倍以上で高速処理できるようになりました。
指数関数的に増えるデータを瞬時に解析できるようになったことで、ビッグデータを扱う新ビジネスの創出が可能になりました。
もう一つは、新しいビジネスを立ち上げるための「デザイン思考」という方法論に基づく、コンサルティング機能の強化です。
デジタル化で工場の生産性を高めるだけなら、IOTに対応した設備を導入すれば良いのですが、IOT化は競合他社も当然、追随してきます。
業界の垣根も崩壊し、競争が激しさを増す中で競争優位を維持するには、生産性向上の次のフェーズ、つまりビジネスモデルそのものを革新する必要があります。
重要になるのが、「顧客起点」でサービスを考え直すということです。
それが、デザイン思考とも言います。
デザイン思考は、既にアメリカのアップルなどのアメリカ西海岸のIT・ネット企業がこぞって導入しています。
消費者との対話を重視し、そこから潜在的な問題を発見、プロトタイプの製作と検証を繰り返しながら、消費者が抱えている課題を解決するソリューションを導き出すのです。
SAPはこの方法論にいち早く目を付け、自社の変革だけでなく顧客企業に対する支援に組織的に生かしてきました。
例えば、アディダスがマイアディダスを開発する際、SAPはアディダスの関係者と共に、顧客調査や消費者の観察を通して、マス・カスタマイゼーションで消費者が求める要素を徹底的に議論しました。
分かったのは、アディダスのファンはデザインの自由度と同程度に価格を重視する点でした。
両社は従来想定していた「カスタマイズ商品は多少高くてもいい」という仮説を捨て、色や素材のバリエーションをある程度絞り込んででも、価格を一般製品と同水準にしたのです。
この結果、同サービスは開始以来人気を博し、それがマス・カスタマイゼーションをさらに進化させたスピードファクトリー建設という経営判断につながったのです。
SAPの共同創業者ハッソ・プラットナー氏はスタンフォード大学のデザイン思考を教える「d・school」創設を支援したほかにSAPもシリコンバレーにイノベーションセンターを開設しているのです。
社員はほぼ全員がデザイン思考を習得し、伝道師となって顧客企業に無償でノウハウを提供しています。
その結果、今ではSAPのシステムを導入するドイツ企業の多くが、デザイン思考を事業に取り入れるようになったとまで言われる程になっています。
(続く)
「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
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お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。
また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。
こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。
メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。
なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。
金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。
「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。
「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。
※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)
・ここのところ、資金繰りが不安定だ
・よくわからないが売上げが減少している
・自社の状況を客観的に把握したい
・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい
・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい
この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。
彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)
経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」
「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」
というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。
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