連休中日で天気もまずまずなので、琵琶湖・湖東に位置する大中町の湖岸で星撮りです。
方角別に適切な撮影データを取る為に、かなり開けた場所での遠景撮影になりました。
結論から言うと方角別には細かな調整をしてもそれ程効果はありません。
<琵琶湖・北向き>ISO100,F2.4,60s,1.0X倍速

画面中央右上が北極星、中央下にコカブ(こぐま座)があります。北極星の左上に微かにカシオペアが見える程度です。
天の川など欠片も見えません。
画面左下の宙に浮いた光の塊はおそらくびわ湖バレイだと思われます。
当然、画面中央あたりは極軸延長上なので固定撮影でも星像は点になっていますが、広角での画角端では流れて撮れます。
遠景物はブレていてもそれ程違和感が無いのは夜間の遠景そのものがブレていても感覚的に気にならないからでしょうか?(これは私だけ?)
<琵琶湖・東向き>ISO100,F2.4,60s,0.75X倍速

内陸方面の地上は明るいです。
右側にオリオンに一部があり、中央はアルヘナ(ふたご座)、左上がカペラ、地上すれすれに奇跡的にプロキオン(こいぬ座) が見えます。
<琵琶湖・南向き>ISO100,F2.4,30s,0.5X倍速

この時期・時間(22時)でこの方角には特に派手は恒星は少ないです。
<オリオン>ISO100,F2.4,30s,1.0X倍速

南東に位置するオリオンとシリウスです。もう少し南天に来て地上との間隔が広くなった時がいい感じになったかも。
この後は急に雲が出てきて撤収することになりました。結果、東向きの撮影は出来ませんでした。
今回の総括を…
GR-D関連では
今回殆どの撮影をF2.4で行ったが、やはり開放値は辛く画像周辺では星像の歪みやピンボケが顕著である。
固定や0.5X倍速では星像はブレて判りにくくなるが、1.0X倍速では如実に出てしまう。
やはりF3.2からF4.0くらいは使いたいものだ。
夜露対策は完璧でした。周りは急激に冷え込んで夜露でしっとりしていますが、保護フィルターには何の影響もありません。
GR-DオプションのGH-1に透明フィルター(37mm径)装着したものにKendrick社製のヒーターパッドを巻き付けコントローラーのレベルを最大にしました。
風を送るファンはセット不要です。
コンデジのオプションでこの手のオプションが無ければ、星空を長時間撮影するのは困難かもしれません。
バッテリーは寒さで衰弱が激しいです。一応予備バッテリーを買い足して4個のバッテリーで対処するつもりですが、GR-Dをその都度赤道儀から外さないとならないのは面倒です。
念のためオプションのACアダプターとDC-ACインバーターを持って行くかも。…かと思ったがバッテリー容量が心配なので止める。
デジタル水準器は重宝してます。
CD-1+関連では
本体には何の問題もありません。と言うかGR-Dでの撮り方では問題が判らないと言うのが正確か?
ただ極軸望遠鏡は使いにくいです。上手く使いこなせていないのか…北斗七星やカシオペアの位置がピッタリ合っているか判断付きにくいのです。
面倒なので結局ガイド鏡で極軸合せをする事にしました。
今回は最初に極軸に近いレベルまでセットしておいたので、追い込む作業は15分ほどで終わりました。
その他
遠景で尚且つ星野撮影をするなら、撮りたい星像や星座と地上の間隔を広くした方が(特に市街地上空を使う場合)光害の影響を少なく出来て良いかもしれません。
また、CD-1も30sで撮るなら1.0X倍速でも大丈夫でしょう。
方角別に適切な撮影データを取る為に、かなり開けた場所での遠景撮影になりました。
結論から言うと方角別には細かな調整をしてもそれ程効果はありません。
<琵琶湖・北向き>ISO100,F2.4,60s,1.0X倍速

画面中央右上が北極星、中央下にコカブ(こぐま座)があります。北極星の左上に微かにカシオペアが見える程度です。
天の川など欠片も見えません。
画面左下の宙に浮いた光の塊はおそらくびわ湖バレイだと思われます。
当然、画面中央あたりは極軸延長上なので固定撮影でも星像は点になっていますが、広角での画角端では流れて撮れます。
遠景物はブレていてもそれ程違和感が無いのは夜間の遠景そのものがブレていても感覚的に気にならないからでしょうか?(これは私だけ?)
<琵琶湖・東向き>ISO100,F2.4,60s,0.75X倍速

内陸方面の地上は明るいです。
右側にオリオンに一部があり、中央はアルヘナ(ふたご座)、左上がカペラ、地上すれすれに奇跡的にプロキオン(こいぬ座) が見えます。
<琵琶湖・南向き>ISO100,F2.4,30s,0.5X倍速

この時期・時間(22時)でこの方角には特に派手は恒星は少ないです。
<オリオン>ISO100,F2.4,30s,1.0X倍速

南東に位置するオリオンとシリウスです。もう少し南天に来て地上との間隔が広くなった時がいい感じになったかも。
この後は急に雲が出てきて撤収することになりました。結果、東向きの撮影は出来ませんでした。
今回の総括を…
GR-D関連では
今回殆どの撮影をF2.4で行ったが、やはり開放値は辛く画像周辺では星像の歪みやピンボケが顕著である。
固定や0.5X倍速では星像はブレて判りにくくなるが、1.0X倍速では如実に出てしまう。
やはりF3.2からF4.0くらいは使いたいものだ。
夜露対策は完璧でした。周りは急激に冷え込んで夜露でしっとりしていますが、保護フィルターには何の影響もありません。
GR-DオプションのGH-1に透明フィルター(37mm径)装着したものにKendrick社製のヒーターパッドを巻き付けコントローラーのレベルを最大にしました。
風を送るファンはセット不要です。
コンデジのオプションでこの手のオプションが無ければ、星空を長時間撮影するのは困難かもしれません。
バッテリーは寒さで衰弱が激しいです。一応予備バッテリーを買い足して4個のバッテリーで対処するつもりですが、GR-Dをその都度赤道儀から外さないとならないのは面倒です。
念のためオプションのACアダプターとDC-ACインバーターを持って行くかも。…かと思ったがバッテリー容量が心配なので止める。
デジタル水準器は重宝してます。
CD-1+関連では
本体には何の問題もありません。と言うかGR-Dでの撮り方では問題が判らないと言うのが正確か?
ただ極軸望遠鏡は使いにくいです。上手く使いこなせていないのか…北斗七星やカシオペアの位置がピッタリ合っているか判断付きにくいのです。
面倒なので結局ガイド鏡で極軸合せをする事にしました。
今回は最初に極軸に近いレベルまでセットしておいたので、追い込む作業は15分ほどで終わりました。
その他
遠景で尚且つ星野撮影をするなら、撮りたい星像や星座と地上の間隔を広くした方が(特に市街地上空を使う場合)光害の影響を少なく出来て良いかもしれません。
また、CD-1も30sで撮るなら1.0X倍速でも大丈夫でしょう。