子育て中の若い母親らの「彦根市立病院での安心なお産を願う会」(高居涼佳代表)が2月27日、5万4453筆の署名を添えて市立病院産婦人科の従前の機能存続などを求める嘆願書を獅山向洋市長に提出しました(ニュース番号0702/09、2月6日などを参照)。
願う会は1月初旬に発足、会員14人がスーパーや県立大などで計6回の街頭署名活動をしたり、各自に署名集めを展開しました。この日は、高居代表ら6人が子どもを連れて市役所を訪れ、獅山市長と面談しました。獅山市長は「大変申し訳なく思います」と謝罪し、「市として出来る対応について、あらゆる手だてを講じています」と理解を求めるコメントを読み上げました。
同会はこの日、市議会に請願書を提出しました。3月上旬には嘉田由紀子知事あての嘆願書(署名は26日現在5万2817筆)を提出する予定です。高居代表らは「8000人を目標に始めた署名活動だったが、だれもが断ることなく協力してくれた」と話していました。
同会は今後、「(仮称)安心なお産を願う会」と改名し、同じ活動をする各地のグループと連携し、シンポジウムを開くなどして活動を盛り上げたいとしています。
(2月28日朝刊 付け毎日、読売、産経などが報道)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070228-00000202-mailo-l25