滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【0806/106:環境問題】日本環境経営大賞:県立大グリーンコンシューマーサークル

2008-06-17 23:48:29 | Weblog

■環境連携賞を受賞 
 
◇エコ文具の普及・開発、学生だけの活動評価
 
県立大(彦根市)の「県立大グリーンコンシューマーサークル」(通称・グリコン、23人)が、大学生協京都事業連合(京都市)と共同で取り組んだエコ文具の普及啓発と開発活動が第6回日本環境経営大賞(表彰委主催)の環境価値創造部門で「環境連携賞」を受賞した。このほど津市であった授賞式に参加した向山千晶代表(環境科学部3年)は「学生だけのエコ文具の開発や普及活動が評価された」と喜んでいる。【松井圀夫】

大賞は02年度に三重県が設置し、環境に配慮した経営や環境保全の取り組みで成果を上げた企業や団体などを表彰している。今回は全国から145件の応募があり、15件が表彰された。

グリコンは、学生サークルとして98年に発足し、県立大生協ショップにエコ文具の販売を提案し、普及に取り組んだ。地道な活動で01年度は全供給額比31%だったエコ文具が05年度には60%に向上した。共同仕入れを行っている大学生協京都事業連合の滋賀、京都、奈良の大学にも運動を広げ、エコ文具情報紙を発行している。

昨年10月には、同連合や文具販売会社との産学連携で二つのとじ具と穴開け器具をセットにした新文具「パンチ付きWとじファイル」を開発した。学生が授業でもらったプリントをその場で簡単にとじ込むことができ、「こんな文具が欲しかった」という学生に好評で、既に3府県の19大学で1300冊以上の販売実績を上げ、追加発注するほど。

向山代表や会計担当の阪井紗代さん(同2年)らは「エコ文具の普及や開発活動が認められた。学生サークルならではの活動を続け、グリコン主導のグリーン市場の開拓を目指していく」と張り切っている。

(6月17日付け毎日新聞)

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20080617ddlk25040662000c.html

最新の画像もっと見る