滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【1205/169:国体誘致問題】第1回国体検討委員会

2012-05-16 23:13:23 | Weblog

 

12年後の平成36年に開催が見込まれる、滋賀県で2回目となる国民体育大会のあり方について話し合う有識者による懇話会の初会合が16日、県庁で開かれました。滋賀県では昭和56年に「びわこ国体」が開催され、12年後の平成36年に2回目の開催が見込まれています。
その一方で、国体は選手の育成や施設の整備に多額の費用がかかるため見直しを求める意見も多く、滋賀県では、学識経験者や公募で選ばれた県民など16人の委員からなる懇話会を設置して、大会のあり方を検討することにしました。16日の初会合では、最近の国体では選手や観客を含め50万人から75万人が参加し、総額で120億円から400億円ほどの費用がかかっていることなどを県の担当者が報告しました。
これに対して出席した委員からは▼多額の費用をかけて開催するのであれば、 大会が終わった後の地域振興にもつながるようにしなければ意味がないといった意見や、▼開催地が必ず総合優勝するという あり方を見なおす必要があるのではないかといった意見が出ていました。
懇話会は今後も3回ほど開かれ、財政難の中で選手の育成や施設整備をどう進めるかといった課題も含め滋賀らしい国体のあり方を検討して来年1月をめどに嘉田知事に報告する予定です。

(5月16日、NHK大津放送局・電子版)

http://www.nhk.or.jp/lnews/otsu/2065072591.html
           


最新の画像もっと見る