【１０１２/１２１：県内大学動向】連携強化へ協定 長浜バイオ大と近江兄弟社高

【写真：高大連携事業協定に署名して握手する藤澤校長（左）と下西学長（長浜市・長浜バイオ大）】

　長浜市の長浜バイオ大は１２月１４日、近江兄弟社高（近江八幡市）と高大連携事業に関する協定を締結した。同大学が高校と協定を結ぶのは初めてで、学長と校長が連携の強化を確認した。

　長浜バイオ大は、小中学生、高校生にライフ・バイオサイエンス分野に興味と関心を高めてもらう取り組みを実施している。出前授業やインターネットを使った講義などを行う中で、同高とは高大連携事業を一層推進することで一致して協定提携が実現した。

　締結式では、長浜バイオ大の下西康嗣学長と近江兄弟社高の藤澤俊樹校長が協定書に署名して握手を交わした。下西学長は「生徒を指導するだけでなく、教員が互いに学び合う環境も作りたい」といい、藤澤校長は「学ぶ力と意欲を育てることが大切で、もっと広い連携をさせていただきたい」と話した。

（１２月１４日付け京都新聞・電子版）

http://www.kyoto-np.co.jp/education/article/20101214000163