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【0905/58:県人口推移】県の人口、4カ月連続減少:滋賀、過去10年で初 

2009-05-10 02:21:00 | Weblog
 
 増加が続いている滋賀県の人口が今年1月以降、過去10年で初めて4カ月連続で減少したことが5月8日、分かった。県内人口が2カ月以上連続して減少したケースはなく、県は景気低迷や雇用情勢悪化が影響している可能性もあるとみている。

 ■製造業 雇用悪化影響か

 県によると、人口減少は1月1日現在が前月比127人。2月は220人、3月555人、4月1218人それぞれ減少し、4カ月間では計2120人減った。

 県内の外国人も4カ月連続で減少しており、12月に2万6178人だったのが、4月には1096人少なくなった。

 市町別の4カ月間の減少数は、製造業の立地が多い地域で目立っている。最も減少したのは東近江市で655人(うち外国人257人)。以下、長浜市502人(同294人)、湖南市447人(同236人)などが続く。一方、大津や草津など7市町は増加した。

 県によると、東近江、長浜、甲賀などのハローワーク管内では、有効求人倍率が0・50倍を下回る厳しい雇用情勢となっており、「非正規労働者の雇い止めや外国人労働者の帰国がかなりあった」(商工観光労働部)という。長浜市は「今年に入ってから、南米系の人たちが市外へ出るケースが目立つ」としている。

 県の人口は昨年8月1日現在で140万人の大台を突破。1時は140万2000人を超えたが、今年4月1日現在では140万217人にまで落ち込んでいる。県内人口(毎年10月1日現在)は、確認できる1970年以降、一貫して増加が続いている。

(5月9日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009050900032&genre=H1&area=S00

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