滋賀県の嘉田由紀子知事は5月31日、1期目4年間のマニフェスト(公約集)達成度の自己評価を公表した。三大公約の緊急提言に掲げた新幹線新駅とダムの凍結、廃棄物行政のすべてで「一定の成果があった」としてBランクに評価。40項目の政策提案でも30項目でB以上の評価を付けた。
評価はA~Dの4ランク。Aは「具体的な成果があった」、Cは「引き続き努力が必要」、「具体的な取り組みを行っていない」はDとした。
緊急提言では、廃棄物行政を前年度のCからBに評価を引き上げた。栗東市のRDエンジニアリング産廃処分場問題で有害物除去を環境工事の柱とする方針を示したことなどを根拠に挙げている。ともにB評価だった新駅とダムもそれぞれ「限りなくAに近いB」に評価を上げた。
政策提案では、過去3年間で「退職金辞退」の1項目だけだったAを、今回は一気に7項目に増やした。目標100社を大幅に上回る実績を挙げた企業誘致・雇用増のほか、医療整備・医師不足解消も、産科医や救急勤務医への手当補助などの実施を理由に評価を引き上げた。Bを7項目増やし、Cは11項目減。前年度2項目あったDはゼロになった。
嘉田知事は、多くの項目でA評価に至らなかった理由として、景気悪化で県財政が厳しくなり財源を配分できなかったことや、事業の優先度を見極めて手法を変更した点などを挙げた。そのうえで、B以上の評価が大幅に増えたことから「一定、約束は果たせた」と総括した。
(5月31日付け京都新聞・電子版:1日付け朝日・電子版、2日付け毎日・電子版なども報道)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100531000168&genre=A2&area=S00
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001006010002
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100602ddlk25010512000c.html
評価はA~Dの4ランク。Aは「具体的な成果があった」、Cは「引き続き努力が必要」、「具体的な取り組みを行っていない」はDとした。
緊急提言では、廃棄物行政を前年度のCからBに評価を引き上げた。栗東市のRDエンジニアリング産廃処分場問題で有害物除去を環境工事の柱とする方針を示したことなどを根拠に挙げている。ともにB評価だった新駅とダムもそれぞれ「限りなくAに近いB」に評価を上げた。
政策提案では、過去3年間で「退職金辞退」の1項目だけだったAを、今回は一気に7項目に増やした。目標100社を大幅に上回る実績を挙げた企業誘致・雇用増のほか、医療整備・医師不足解消も、産科医や救急勤務医への手当補助などの実施を理由に評価を引き上げた。Bを7項目増やし、Cは11項目減。前年度2項目あったDはゼロになった。
嘉田知事は、多くの項目でA評価に至らなかった理由として、景気悪化で県財政が厳しくなり財源を配分できなかったことや、事業の優先度を見極めて手法を変更した点などを挙げた。そのうえで、B以上の評価が大幅に増えたことから「一定、約束は果たせた」と総括した。
(5月31日付け京都新聞・電子版:1日付け朝日・電子版、2日付け毎日・電子版なども報道)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100531000168&genre=A2&area=S00
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001006010002
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100602ddlk25010512000c.html