若い頃から接ぎ木に関心が有って、イロイロやってみましたが、活着するように成ったのは10年ほど前からです。接ぎ木の本を買って来て読んだり、皆に聞いたりしたのですが、殆ど活着しませんでした。私なりに成功した方法は、台木も穂木も鉛筆位直径10mm位がベストで、もう少し大きくても小さくても活着するのですが、作業が楽に出来ます。穂木は5cmほどで、接ぐ所はクサビ型に1.5cm削り、台木は真ん中を割ります。台木の中に挿しこんでテープで巻くのですが、台木と穂木のどちらか片方の側面が出入りのない様ピッタリ有って居ないと活着しません。テープはポリパラテープという伸びるテープが有りますから、穂木が乾かない様穂木の先から台木まで巻いておきます。穂木に芽は1芽有れば充分で、活着すればテープを破って芽が伸びてきます。ブドウは1度も活着したことが有りませんが、接いでおかないと初めて着きました。という事が無いので、駄目でも接いでいます。
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