私の住む山形県酒田市は雄大な庄内平野に囲まれた緑美しい場所。そんな場所であるから、これまで手掛けてきた住宅も広いフラットな敷地がほとんどである。
しかし稀に前面道路と高低差がある敷地もある。以前設計させてもらった「水平にのびるイエ」がそれ。
2つの道路に囲まれた角地の敷地であったが、前面道路と計画敷地の高低差は≒1mほどあった。クライアントの要望は、平屋のような低重心の造りこみであった。
最初の提案はプラス1mの敷地にそのまま建てたような計画。しかし何となくしっくりこない…。
当初は既存の立派な庭を全て撤去してもいいという条件だったが、次第にその立派な庭がもったいないと言うこととなり、庭を残す条件に変遷していった。
となると建物を建てる位置は自ずと決まってくる。提案した内容も変更せざるを得ない。条件が変われば計画案も代わるのは当然の流れ。
敷地の高低差を利用した計画にならないか…。そんなことを考え始めたのだった。
~つづく~
しかし稀に前面道路と高低差がある敷地もある。以前設計させてもらった「水平にのびるイエ」がそれ。
2つの道路に囲まれた角地の敷地であったが、前面道路と計画敷地の高低差は≒1mほどあった。クライアントの要望は、平屋のような低重心の造りこみであった。
最初の提案はプラス1mの敷地にそのまま建てたような計画。しかし何となくしっくりこない…。
当初は既存の立派な庭を全て撤去してもいいという条件だったが、次第にその立派な庭がもったいないと言うこととなり、庭を残す条件に変遷していった。
となると建物を建てる位置は自ずと決まってくる。提案した内容も変更せざるを得ない。条件が変われば計画案も代わるのは当然の流れ。
敷地の高低差を利用した計画にならないか…。そんなことを考え始めたのだった。
~つづく~